ア㊙️イさんのお尻(@bot99795157)さんの人気ツイート(リツイート順)

東ドイツの社会の隅々にまで張り巡らされていた秘密警察(シュタージ)による監視のネットワークは、社会全体を疑心暗鬼に陥らせたのだ。この監視がもたらした影響は東ドイツが崩壊した後も残り続けている、ということを明らかにした研究があるのだ。 (1/9)
実験の結果、海外ニュースに触れるようになった学生はその他のグループと比較して色々な違いが出て、例えば中国経済や中国政府の政策をより厳しく評価するようになったのだ。「検閲で遮断されていた情報を得るとより政府に批判的になる」とも言えるけど、この実験のキモはその前段階にあるのだ (5/10)
大西洋奴隷貿易でイギリスは黒人奴隷との交易品としてアフリカ大陸に大量に銃器を輸出していたのだ。じゃあ銃の輸出が増えれば奴隷の輸出が増えるのか?あるいは奴隷の輸出が増えるから銃の輸出が増えるのか?こうした銃と奴隷の複雑な関係をゴリゴリの時系列分析で明らかにした研究があるのだ (1/19)
ドイツはリメス(「境界」を意味するラテン語)と呼ばれる長城を境に古代ローマ帝国領だった地域とそうでなかった地域に分けられるのだ。今回は、なんとおよそ1800年前のこの国境線が現代ドイツの経済発展にまで影響を及ぼしていることを明らかにした研究を紹介するのだ。 (1/16)
中国政府のサイトブロッキングは、実は色々なツール/デバイスを使うことで回避できるのだ。研究チームは約1800人の北京の大学生を対象に、タダで自由に海外のサイトにアクセスできるツールを配布し、1年半に渡って継続的な調査を行ったのだ。被験者は次の5つのグループに分けられたのだ。 (2/10)
1990年10月、東西ドイツはその分断から40年以上を経て再統一を果たすんだけど、東ドイツよりも豊かだった西ドイツにとって再統一の「コスト」はどれぐらいだったのか?今回は、この問いにゴリゴリのデータ分析で立ち向かった研究を紹介するのだ。 (1/10)
中国政府の戦略は、攻撃ではなくある種の「火消し」に近いものがあるのだ。政府が最も恐る話題、つまり「デモに繋がりかねないトピック」から市民の意識を逸らすことを目指していると考えられるのだ。 …この一連の「ハーバード大学vs中国共産党」の情報戦は間違いなく政治学上のベストバウトなのだ…
現組長のダブルスタンダードや自らは責任を取るつもりはないという姿勢に「子を守れないヤツのどこが親か」と激怒した武闘派・極楽組の加藤は組長に絶縁状を叩きつけ、一大抗争を仕掛けることとなる。ここに現代の仁義なき戦いが幕を開けるー (※実在の人物や団体などとは一切関係がありません)
乗組員を人質にして海賊が得た身代金はどこへいくのか?身代金という外貨の流入は地域経済にどんな影響を及ぼすのか?海賊のメッカであるソマリアを事例とした分析によれば、多額の身代金の流入は海賊に依存した経済を形成してしまう可能性が示唆されているのだ。 (1/23)
宗主国から独立した1960年代から2000年の間に、アフリカ諸国のおよそ40%が内戦を経験しているのだ。この背景にはもちろん過去の植民地支配の影響もあるんだけど、それより以前の奴隷貿易も現代のアフリカの紛争に影響を与えていることを明らかにした研究があるのだ。 (1/26)
日常でも極限的な状況でも「情報」は人間の意思決定にとって重要なのだ。現代社会では情報の多くを(マス)メディアを通じて得る訳だけど、メディアが暴力を扇動したらどうなるか?そんな問題をルワンダの虐殺とラジオの関係から考えてみたいのだ。 (1/13)
プリコネR、ゲームが久々(ていうかソシャゲは初めて)というのもあって割とストーリーは楽しめているんだけど、適当に主人公の名前を決めてしまったせいで本来の主人公像との乖離が激しくて、名前を呼ばれるたびに銃弾が飛び交う殺伐とした世界観になってしまうのはちょっと失敗したな…と思うのだ。
活版印刷術はまさに「革命」と呼ぶにふさわしい技術革新だったのだ。今回は、15世紀から16世紀にかけてヨーロッパで出版された「ビジネス書」と「宗教書」をテキスト解析し、出版物を通じたアイデアの拡散とその帰結を明らかにした研究を紹介するのだ。かなり長いまとめなのだ! (1/26)
『ジョジョの奇妙な冒険 Parte 5 黄金の風』ではギャング団「パッショーネ」のボスであるディアボロの徹底的な秘密主義が印象的に描かれているのだ。では現実のマフィアはどう組織をマネジメントしているのか?今回はそれをネットワーク分析から明らかにした研究を紹介するのだ。 (1/18)
グループは (1)ツールなし (2)ツールなし+ニュースレター(後述) (3)ツール配布 (4)ツール配布+ニュースレター (5)既にツールを所持 という風に分けられ、ニュースレターは各種サイトへのリンクが貼られた同じ内容のものが(2)と(4)のグループに送られたのだ(もちろん(2)の人達はアクセス不可) (3/10)
論文はここから読めるのだ。 pdfs.semanticscholar.org/4694/e2aa8725d… もちろんこの話はあくまで2014年時点の話で、中国政府側も世論操作の方針を変えてきているはずなのだ。専門従事者を数百万人単位で雇用する、みたいな話も出てきているのだ。 jp.bitterwinter.org/millions-emplo…
東ドイツのスパイには政治スパイや軍事スパイももちろんいたんだけど、産業スパイも大量にいたのだ。今回は、西ドイツで活動した産業スパイの働きによって東ドイツはどれだけ産業を発展させていたのかを分析した研究を紹介するのだ! (1/16)
アセモグル(天才)&ロビンソン(天才)の『国家はなぜ衰退するのか』は、彼らのこれまでの研究成果をかなりわかりやすくまとめていて、一般書としての完成度がめちゃくちゃ高いのだ。「いかに読者を “わかった” 気にさせるか」という観点から考えると、この本に比肩するものはなかなかないと思うのだ…!
奴隷貿易は現代の政治・経済・社会・文化・健康…といった様々な側面に影響を与えている訳だけど、なんと現代アフリカの「魔術信仰」というオカルトチックな事まで奴隷貿易が影響を与えていることを明らかにした研究があるのだ。 (1/16)
1807年にイギリスは奴隷貿易法を制定し、奴隷貿易を止めるのだ。でも奴隷貿易最大手の国が突然取引を止めたことで、奴隷を供給していたアフリカ諸国は大混乱に見舞われるのだ。その結果として、1807年以後、アフリカでは武力紛争が増加したことを明らかにした研究があるのだ。 (1/16)
そもそも一体誰が・いつ海賊になるのか?現代の海賊のメッカの一つであるインドネシアを対象にし、衛星写真から得られたデータを分析した研究によれば、お魚があんまり獲れない時に海賊行為が増加するということが明らかになっているのだ。 (1/20)
気がついたらもう15個も研究を紹介していたのだ!まだまだ続けるのだ〜! アライさんのお尻と学ぶ統計学 - Togetter togetter.com/li/1342003
ナチスが実施した最も有名な政策の1つが、世界初となった高速道路(アウトバーン)の建設なのだ。果たしてアウトバーンの建設はナチスの支持を強固なものとしたのか?それを実証的に明らかにする研究が行われているのだ。 (1/12)
中国のネット検閲の話は実は続きがあるのだ。 ソーシャル・メディア上でデモに繋がりそうな投稿は削除される(減らす)という話だったけど、それと同時にある種の投稿を意図的・組織的に増やしているということも同じ研究チームによって明らかされているのだ。 (続くのだ)
ニュースレターは実験開始から一定期間後から定期的に送られたのだ。詳細は省くけど、レターは中国国内では検閲対象になるような政治的にセンシティブなニュースにアクセスするよう促すものだったのだ これら各グループのアクセス量、知識量や中国政府への態度等を一年半に渡って比較したのだ。 (4/10)