ア㊙️イさんのお尻(@bot99795157)さんの人気ツイート(新しい順)

おぉぉぉ!!!露骨すぎるヒストグラムにうっとりしちゃうのだ…! 食べログ3.8問題を検証 - クイックノート clean-copy-of-onenote.hatenablog.com/entry/tabelog3…
「たかが卒論」と捉えて適当にこなしちゃうのも一つの手だけど、卒論執筆はプロ(=大学教員)から「まとまりのあるそこそこ長い文章」の書き方の訓練を受ける機会でもあるから、ちゃんとリソースを割けばそれに見合うリターンが将来にわたってあると思いますのだ。 と、学部時代の自分に言いたいのだ…。
先行研究のまとめ方をわかりやすく解説していらっしゃるブログがあったので、卒論を書く学部生の皆さんは是非参考にして欲しいのだ これを学部時代に読んでいればお尻さんも卒業旅行をちゃんと楽しめたはずなのだ… 先行研究をまとめる5つのプロセス、陥りやすい3つの罠 nakahara-lab.net/2011/10/post_1…
でも実証系のジャーナル論文だとこんな感じで論文の「型」は決まっているから、目次で躓くって事はないと思うのだ。 実際に卒論を書き始める前に、一度でいいから先行研究の「内容」だけじゃなくて「構成」に注目して読んでみることをお勧めするのだ。先行研究のまとめ方も参考になるはずなのだ!
そろそろ卒論を書き始める(文系の)学部生の皆さんに助言しておくと ・目次を最初に書く ・各章/節の内容を一文ずつでいいから書いておく ・頭から順番に書こうとせず書きやすいところから書く ・後でまとめてではなく引用する度にその出典(頁数等)を書く 以上の点を全て守らなかったお尻さんは(以下略 twitter.com/bot99795157/st…
気がついたら4万字ぐらい書いてしまった「奴隷貿易」について、個別のまとめを作成しましたのだ。 数日お休みを頂いたあと、次のテーマの話を始めますのだ〜! ア㊙️イさんのお尻と学ぶ奴隷貿易(全16回) - Togetter togetter.com/li/1413102 @togetter_jpより
奴隷貿易は現代の政治・経済・社会・文化・健康…といった様々な側面に影響を与えている訳だけど、なんと現代アフリカの「魔術信仰」というオカルトチックな事まで奴隷貿易が影響を与えていることを明らかにした研究があるのだ。 (1/16)
うわぁ〜、ついにシンガポールでも法律になってしまったのだ…。 twitter.com/nhk_news/statu…
アフリカはHIV/AIDSの感染者・発症者・死亡者の世界シェアの約7割を占めるのだ。HIVの感染リスクを高める要因の一つは「一夫多妻制」に規定される性交渉パターンなんだけど、そうした婚姻制度が生じた背景に奴隷貿易の影響があることを明らかにした研究があるのだ。かなり長いまとめですのだ! (1/27)
個人的にいま一番話を聞きたい「中の人」はコンビニ各社のデータ分析部門の人なのだ。今あえてイートインであることを申告するメリットは「法に従った」ことから得られる満足感ぐらいだと思うんだけど、どんな人が正直に申告する傾向にあるかも分析されてるはずだから、こっそりお話しを聞きたいのだ…
宗主国から独立した1960年代から2000年の間に、アフリカ諸国のおよそ40%が内戦を経験しているのだ。この背景にはもちろん過去の植民地支配の影響もあるんだけど、それより以前の奴隷貿易も現代のアフリカの紛争に影響を与えていることを明らかにした研究があるのだ。 (1/26)
「夫婦は子供を持つべき」という社会的圧力と「でも代理出産や体外受精、不妊治療は許されない」という社会の価値観に、極度の貧困と経済格差が組み合わさる事で富裕層向けの「赤ちゃん市場」が出来るのだ…。 「赤ちゃん工場」から妊婦19人、新生児4人救出 ナイジェリア afpbb.com/articles/-/324…
「不信社会:奴隷貿易と他者への信頼」として追加しておいたのだ〜。 ア㊙️イさんのお尻と学ぶ統計学 - Togetter togetter.com/li/1342003
前回の話は、奴隷貿易が多民族化や国家機構の衰退を引き起こし、その結果として経済的な低成長に至ったというものだったけど、今回の話は奴隷貿易と低成長を繋ぐもう一つのチャンネル、つまり「相互不信の文化」を見出したものとも言えるのだ。 twitter.com/bot99795157/st… (23/24)
今回の話は doi.org/10.1257/aer.10… からなのだ。 この論文は2005年のアフロバロメーターを使っているけど、2008年の調査を使った別の著者たちによる再現分析 doi.org/10.1002/jae.23… でも結果は一貫しているのだ。計量経済学は再現分析も業績になるところが素晴らしいと思うのだ! (24/24)
そもそも信頼が何故重要なのか?経済への影響に注目すると、信用が無い相手とは契約も取引もリスキーで、そのリスクを回避する為にはコストがかかるし、取引自体を行わないこともあり得るのだ。不信に覆われた社会では経済活動は活発になり得ず、結果として低成長に見舞われると考えられるのだ (22/24)
ただし、効果量を比較すると、自民族の奴隷数は居住地の奴隷数の倍ぐらい大きい効果があったのだ。だから不信が継承されるメインのルートは、自分の民族の内部で受け継がれる文化や規範である、ということが示唆されていると考えられるのだ。 (21/24)
分析の結果、自民族の奴隷数と現在の居住地の奴隷数のどちらも、それが多ければ多いほど、他者(親族・隣人・政治家・異民族・自民族)への不信度が高いことがわかったのだ。要は内的/外的どっちのルートもあるっぽいのだ! (20/24)
つまり、奴隷貿易の歴史が現在の制度(例えば地方議会)の機能不全を引き起こし、その結果として現在の人々が不信感を抱くようになっている可能性があるのだ。 でもどちらのルートが尤もらしいかは実証的にしか分からないから、この研究は「人の移動」に注目した追加の分析を行ったのだ (17/24)
外的なルートは、奴隷貿易が現在の制度を通じたものなのだ。これまた前回紹介したように、奴隷貿易はアフリカ現地の政治制度を破壊し、植民地からの独立を経てもなお(というか独立したからこそ)現在の制度に悪影響を与えているのだ。 (16/24)
次にこの論文が問題にしたのは、「どんなルートで不信の文化が受け継がれているか?」なのだ。考えられるルートは内的/外的の2つなのだ。内的なルートは先に書いたように、民族内部で経験則が世代を越えて伝達されるというものなのだ。 (15/24)
統計分析の結果、過去に奴隷を多く供給していた民族の回答者ほど、他者への信頼度が低いことがわかったのだ。これは全ての他者、つまり親族・隣人・政治家・異民族・自民族について一貫していたのだ。ひょぇぇ〜!! (13/24)
アフロバロメーターでは、 ・親族 ・隣人 ・選挙によって選出された地方議会 ・自国の異民族の人々 ・自国の自民族の人々 がどの程度信頼できるか、「全く信頼できない」から「とても信頼できる」までの4段階で対象者に答えてもらっているのだ。 (12/24)
この研究では、大西洋・インド洋奴隷貿易において取引された「民族ごとの」奴隷数をカウントし、2005年に実施された社会調査の回答者の出身民族とマッチングさせ、統計分析を行ったのだ。ちなみに奴隷の数のデータは、前回紹介したものを利用しているのだ。 (10/24)
このように、奴隷貿易の結果としてコミュニティ内部でも「奴隷狩り」が行われた結果、その状況を生き延びる経験則として定着した相互不信が、現代でも観察出来ることが予想されるのだ。 ということで実証なのだ! (9/24)