別の昔の源氏物語の映画でも、やはり素晴らしい風景演出があって、 風が建物内を吹いていて、御簾があおられていたり、庇に木の葉やチリが吹き込んでいるところなど。 こういう描写は、非常にリアルに感じられて好きです。綺麗過ぎないのです。枕草子にも野分で木の葉が格子に入り込む記述があるし。
いよいよサッカーのFIFAワールドカップが開催されるとのことでテレビなどでも盛り上がりを見せておりますが、私の周りでも君達が、蹴鞠の承香院杯に備えて頑張っております。 そろそろ開催時期でございますね✨ 承香院杯では、直衣や狩衣などを着て蹴鞠をするのがこだわりでございます。
「当初はもっと鮮やかでした」と言われてもちろん頭ではイメージできていても、やはり、鮮やかな実物をみると感動します。 枕草子の「なまめかしきもの」にも登場する「薄様の冊子」風に、さらに前田家本にのみ書かれている「村濃の糸して」綴じた和綴冊子を作ってみました。これに琵琶譜を書こうかな twitter.com/jyoukouin/stat…
藤の花は挿頭にするとそこそこズシっときます。 実際に梅や桜、藤をつけて過ごしてみると、どのような動作に注意を払っていたか(挿頭や冠が歪まないように)、どのような動きが無理なのか、花が綺麗に萎れない時間から、どれくらいつけていたのかなど、とてもマニアックなデータが収集できます。 twitter.com/jyoukouin/stat…
また美し過ぎる季節が巡ってまいりましたね🍁
平安時代の学問や教育はというと、一般的には、未発達で学問のレベルも現代には遠く及ばないという漠然としたイメージをお持ちの方も少なくないのではないでしょうか 今回は、平安時代中期、7歳(数えなので現代なら5〜6歳)の子供のために作られた教科書をご紹介致しましょう^_^ 内容もご注目!
【分かる方、是非教えて下さい】 現在、平安式の烏帽子とされている烏帽子には紗に漆が塗ってあり細かい皺が沢山入っています。 この皺の作り方をどなたかご存知でしょうか。 ティッシュでは私も全く同じに作れますが、紗では上手くできません。 本当に手技で出来るのかを知りたいです。
この前の宿直の君の冠に藤を挿頭につけたところ写真でございます。 もちろん、ホンモノの藤を冠に挿しているので藤の良い香りが漂っておりました。 枕草子にも「藤の花に(顔が)隠れたるほどはをかし」などと書いてあります。 季節の花をファッションとしてよく身につけていたという平安のセンス✨
平安時代は、当然、糸一本にしてもこのように繭から紡いでいく訳でございまして、手芸屋さんで好きな色の糸をささっと買えばすぐに手に入るというわけにはいきませんでした。 繊維製品がいかに沢山の工程を経て作られていったかが、このような糸紡ぎ体験からもヒシヒシと実感できました。
#誰か優しい人が拡散してくれてフォロワーさんが増えるらしい 乗っかります☆ もともと親しいお友達と集まってという活動が多かったのですが、少しずつ、色々とご一緒できる新しいご縁を広げたく、去年からツイッターを始めました。 私がなかなか人見知りしてしまうので少しずつですが(笑)
我が家の「平安貴族のおまじない」から【秘技】のおまじないをひとつ、特別にご紹介させていただきます✨
今年はお花見もままならない世情でございます。 せめてもの慰みに、昨年満開の花の下で直衣を着て 琵琶を楽しんだ動画をお送りします。 楽しげに遊ぶ子供の声を聞きつつ、わが身さへこそ という心地で♪ 再びまた穏やかな心で花を愛でられる日を願いつつ。
女性の夏の薄物姿の再現がとてもお喜びいただけたようで、なんだか嬉しくなってしまいましたので、もう一つ『平家納経』(分別功徳品)にみられる男性の夏直衣姿もご紹介させていただきます。 下に山吹を透かしているところに平家のお洒落を感じますね。盛国さんでしょうか。
たびたび発信しておりますが「有職」と枕詞のついた装束のほとんどは室町(応仁の乱頃)以降に考案された、近世型平安風装束です。 それも洗練されていてとても素晴らしいのですが、リアルな平安、鎌倉(室町前期頃まで)のとはかなり違うため、別のものとして区別して理解した方がよいと思います。
極めてわたくしごとではございますが、ただいま、製作中の二階棚を完成後に設置して、畳などももう少し好みの色彩の繧繝縁に変えてしまおうと、実は居室を少しずつ改装中でございます。 単なる模様替えでございます(笑)が、きっと、平安時代の人々も部屋の模様替えはワクワクしたんだろうなあ^_^
@2danuma 横から失礼致します。 「和室界隈」にも色々あるという広報活動を頑張ってまいりたいと決意いたしました。
私が平安の装束の形や作り、縫い方を考える時に、忘れないようにしている風景です。映画「浮舟」より 後ろで、糸を紡ぎ、手分けして縫っています。型紙や寸法をあまり細やかに測ったりせずに縫ったりしているのです。 古い映画には、ちょっとした背景部分に本当に素敵な「日常風景」が描かれてるなぁ
色々な出土品をみると、平安時代も一尺はほぼ正確に30センチですが、当時の物の規格がわかる重要な出土品でございます。 こういうものから装束の寸法や反物の規格も見えてきます。 平城宮跡から竹製物差し<役所跡で出土> : ニュース : 奈良 : 地域 : 読売新聞オンライン yomiuri.co.jp/local/nara/new…
《スマホ動画整理による振り返りコーナー》 承香院歌合、女性参入シーン✨ (音を出していただき、衣擦れの音をお楽しみくださいませ)
ディズニーでも新エリアが盛り上がっているようでございます。 usjさま、もしくは各映画村さま、テーマパーク関連さま、こんな新エリアはいかがでございましょうか✨
#砂糖だと思っていたら塩だった系勘違い 平安貴族は、蝶よ花よと遊びほうけて、高い声でオホホと笑って、民をいびる人達のイメージで描かれまくっていたために、幼い頃は、平安貴族は皆そうだったと思っていたが、 日記や遺品、資料などから知れば知る程、彼らは勤勉でマメな人が多かった。
今年も涙が出るほど美しい季節がまたやってくるのでございますね。
歩き心地、儀式の動作、自分で着替えなどの実践のデータは、どんな文献による装束研究にも勝るとも劣らないものがございます。 机上の研究で何と言っていても、実際にやってみて無理などということはザラでございます。動けても「すごくやりにくい」「つっかえる」などの「微妙な体感」もございます。
#令和のクールビズはきっとこう 最新のファッションは1000年前にあると思うのです^_^ やはり、クールビズと言えば「透け感」ではないでしょうか✨
貴族の皆様へ 大体の場所では、烏帽子は脱がなくても、検温はできますのでご安心くださいませ。