やってまいりました この信じられない暑さ💦 そんな日は、 『枕草子』の「あてなるもの《削り氷に甘葛 (あまづら) 入れて、新しき金鋺 (かなまり) に入れたる》」を、 「なまめかしきもの《細やかに清げなる君達の直衣姿》」でいただく、あわせ技王朝文化実践が涼しげで優美でオススメでございます✨
前にご紹介させていただきました牛車動画でございますが、この牛車の何が良いかと申しますと、車輪がきしめいていない事でございます。『枕草子』の「にくきもの」に「きしめく車に乗りて歩くもの(中略)いとにくし。我が乗りたるはその車の主さへにくし」とあり小納言さんに怒られないタイプなのです
さて、夜の徒然には最適な、偏継(へんつぎ)という平安カードゲームでございます✨ ルールはいたってシンプル。カードを選んで組み合わせて漢字を作ってくださいませ。 今回は少しカードの数を減らしておきました。宮仕えにお出になりたい方は是非奮ってどうぞ!
いよいよ蒸し暑い夜も増えて参りました。 男性のくつろいだ薄物の単衣も、平安の艶かしさの代表的な平安の魅力ではないでしょうか。 かつては、王朝の貴公子もこうやって過ごしていたはずでございます。 もちろん私が縫いました単衣でございます✨
私が一式全て縫い上げました、いわゆる十二単(裳唐衣 女房装束)でございます。実はこの一枚一枚には様々な時代の情報が入っておりまして、この一式で、数百年分の情報が濃縮されて詰め込まれております。 そうやって少し大袈裟に考えると楽しいので、盛り上げながら実践を楽しんでおります♪
《スマホ動画整理による振り返りコーナー》 承香院歌合、女性参入シーン✨ (音を出していただき、衣擦れの音をお楽しみくださいませ)
女性の夏の薄物姿の再現がとてもお喜びいただけたようで、なんだか嬉しくなってしまいましたので、もう一つ『平家納経』(分別功徳品)にみられる男性の夏直衣姿もご紹介させていただきます。 下に山吹を透かしているところに平家のお洒落を感じますね。盛国さんでしょうか。
ありがとう存じます。 新しいフォロワー様もおいでなので、再掲載させていただきます。 何でも実践派ということで、以前実際に薄物の単衣(平安タイプ)を縫い、似たような体勢をやってみてもらいました。平安の画家の正確なデッサンと高い技術力に本当に驚きました。 twitter.com/v3xgnlo2kuonhk…
蒸し暑い季節がやってまいりました。 蒸し暑いという日本らしい気候もまた平安時代の風俗の魅力を生み出した要素のひとつでございますね^_^
動画の整理中、 前に、蹴鞠で思わずヘディングしてしまったために、全く予期しない形で「冠ひしげ(冠がグニャッとなってしまうこと)」の実践となった、悲しい動画が発掘されましたので、もう一度使わせて下さいませ😅 ※よい君達はマネしないようにしましょう。
《今日の平安レア画像》 「大路に停めた牛車の中から、御簾越しに、従者に話しかける目線」という超マニアック目線でございます。 画面右端に牛車の轅(ながえ)を榻(しじ)という机のような台に置いている所も少しご覧いただけると存じます。 お楽しみいただけましたら幸いでございます^_^
今日の「平安リアルな動き」編 平安時代の根古志型と呼ばれるタイプの鏡台でございます。 1000年前の日本で、このような動きをしているものが活用されていたとは、結構意外にお感じになる方もおいでなのではないでしょうか。 とてもよく考えられていると存じます。
博物館で平安時代の遺物を見ると1000年の時を経たシブい物の姿の印象が強いのですが、当時の様子に復元してみると(承香院監修で檜の板を白く染めるところからやったんです😅)、今でいう、可愛くて、鮮やかで、洗練されたデザインのアイテムを私たちと同じように使っていたことに気がつきます。
《平安レア動画》 とうとう夢の一つを叶えていただきました✨動いている牛車に乗せてもらいました🥹 蔀型に開く物見からの「動いている牛車からみた景色」でございます♪ 動く車輪がこのように見えていて、枕草子でも「蓬の、車に押しひしがれたりけるが、輪の回りたるに、近ううちかかり」とあります
【平安スペシャル動画をプレゼント🎁✨】 「翔泳社」さまと「えさし藤原の郷」さまの多大なるご厚意をいただきましてお届け申し上げます。 スルスルと当たり前のように大路を進んでゆく、平安好きにとってはたまらないアイテムのこちらでございます✨
【平安レア写真?!】 平安貴族のガレージってご覧になったことございますか? 「車宿(くるまやどり)」と呼ばれております。 ちゃんと牛車が停められているのが、私的にはツボでございます✨✨
萎えたる薄物の直衣を奉りて渡りたまふ
#他の人が持っていないような写真を晒せ 深夜でございますが、面白そうなタグでございますので乗ります✨ 【藤の花(本物)の挿頭をした武官と直衣姿の宿直の君達が、囲碁を楽しんでいるのを、藤の挿頭をして見ている写真】でございます♪
《平安貴族を目指しておられる皆様へ》 最近は、平安貴族を目指されている方も多いと聞きます。
平安時代は、当然、糸一本にしてもこのように繭から紡いでいく訳でございまして、手芸屋さんで好きな色の糸をささっと買えばすぐに手に入るというわけにはいきませんでした。 繊維製品がいかに沢山の工程を経て作られていったかが、このような糸紡ぎ体験からもヒシヒシと実感できました。
このファッションがリアルに生きていたというところなんかも平安時代は私の心を鷲掴みにするのでございます✨ 藤の上品な香り付きのファッションでございます。
この見え方↑は、暗い室内から明るい外を見ているというのがポイントでございます。 これが、明るい外からみると室内はほぼ全く見えないという、御簾のマジックミラー的機能のすごさでございます。
《平安貴族(特に女性)の見た景色編》 寝殿造の建物で、御簾の中から見た 右から透渡殿(すきわたどの)、前が庇の間と簀子、左奥が細殿風でございます。 古典文学に登場する名シーンエリア満載でございます。 お楽しみ下さいませ!
【平安実践】 「妻戸を、やをらかい放つ音すなり。」 (『堤中納言物語』より) さて、どのような音でございましょうか。 承香院のなんでも実践! 今回もなかなか貴重な実践をしてまいりました✨ 平安好きの皆様お待たせしました。「妻戸を開く音」でございます ※是非音を出してお楽しみ下さいませ
今年も涙が出るほど美しい季節がまたやってくるのでございますね。