《音を出してお楽しみいただきたい実践》 全て自然の音でございます♪ 今宵は虫の声に風香調の調べで君達との宴を楽しんでおります🌾 平安の音楽は何かしら自然の音が混ざることを前提にした音楽だと私は考えております。 虫の声とのジャムセッションでございます♬ 琵琶は紫檀槽でございます✨
@2danuma 横から失礼致します。 「和室界隈」にも色々あるという広報活動を頑張ってまいりたいと決意いたしました。
【平安レア写真?!】 平安貴族のガレージってご覧になったことございますか? 「車宿(くるまやどり)」と呼ばれております。 ちゃんと牛車が停められているのが、私的にはツボでございます✨✨
自分の腕を磨くために高みを目指すことは素晴らしいことですが、他人の価値で、それが「0点」なのか「本物」なのか、それは様々です。 伝統品でよく使われる「一級品」「本物」という表現は時として、適切ではないと感じることがあります。 ちなみに、私は「三級品」に大いに感動することがあります。
【平安ではやってはいけない蹴鞠の返し】 (思わず反射的にやってしまいましたが、ダメです。絶対!冠に被害大😭)
【高級牛車の内部】 牛車の中でも高級なものになると、車内に美しい大和絵が一面に描かれています。 そういえば、現代の高級自動車でも、車内に一流画家による肉筆の絵画が壁一面に描かれているのって、なかなかないのではないでしょうか。
蹴鞠を楽しんでおります。 多くの「日本伝統文化」が洗練されて美しい様式ができた反面、もともとの「楽しみ」や「気軽さ」が失われてしまった側面がございます。 平安時代には咲き乱れる花のもとで、笑い声溢れる蹴鞠が見られたことと存じます🌸 そんな蹴鞠があちこちで見られるようになったらなぁ
「自分が知らない分野が不要」だと感じるのは無理のないことです。知らないということは、その価値も重要性も分からないからです。 少なくとも「日本の古典を義務教育にする国は、日本以外にはありません」ので、古典に詳しくない人が使うか使わないかで安易に判断することではないと私は思います。 twitter.com/hirox246/statu…
実は、私は本物の平安時代の烏帽子の遺物を考古学者から見せていただき、自分で直接観察し写真を撮ったことがあります。国府の井戸の中から出た物で平安初期~平安中期だと考えられます。平安の遺品はあちこちにあるのです。いつか本を出したときに詳細な画像を豊富に公開したいと思います。本物です。
今年も涙が出るほど美しい季節がまたやってくるのでございますね。
《音を出してお楽しみ下さい》第二弾✨ 日本の古来の芸能には「即興性」が共通して多くみられます。もちろん平安の音楽も同じでございます。この動画ももちろん、その調の持つ音階を使って私が即興でメロディを組み立てており、この宴の調べはこの虫の声、自然の音とのジャムセッションでございます。
【私が好きな平安】 平安時代には(厳密には平安に限りませんが)、ちょうど男子高校生や男子大学生、新卒新入社員みたいな年頃の、いわゆる「イケメン」が季節の木の枝や花を頭(冠など)に付けていたりします。 季節の花をファッションやアクセサリーとして当たり前に身に付けるセンス✨
《平安レア動画》 とうとう夢の一つを叶えていただきました✨動いている牛車に乗せてもらいました🥹 蔀型に開く物見からの「動いている牛車からみた景色」でございます♪ 動く車輪がこのように見えていて、枕草子でも「蓬の、車に押しひしがれたりけるが、輪の回りたるに、近ううちかかり」とあります
《今日の平安レア画像》 「大路に停めた牛車の中から、御簾越しに、従者に話しかける目線」という超マニアック目線でございます。 画面右端に牛車の轅(ながえ)を榻(しじ)という机のような台に置いている所も少しご覧いただけると存じます。 お楽しみいただけましたら幸いでございます^_^
今まで、復元したり縫い貯めてきた様々な装束の寸法や裁断図や構造、縫い方をメモしたものが、かなりの量になってきました。今後、平安好きな誰でも参考に出来るように、いずれ書籍なんかにしてお役に立てたらななんて考えています。出版業界の方、もしご覧になっていたら御連絡お待ちしてます(笑)
前にご紹介させていただきました牛車動画でございますが、この牛車の何が良いかと申しますと、車輪がきしめいていない事でございます。『枕草子』の「にくきもの」に「きしめく車に乗りて歩くもの(中略)いとにくし。我が乗りたるはその車の主さへにくし」とあり小納言さんに怒られないタイプなのです
古い映画(たしか、源氏物語)より。 前にもツイートしたと思うのですが、このリアルな表現がとても素晴らしうございます。 平安の建物では御簾は風に揺れ、庇には枯葉も吹き込み、室内まで風や枯葉が吹き込みます。 枕草子には実際に、雪や霰が吹き込む描写がございます。そして「いとをかし」と。
いよいよ蒸し暑い夜も増えて参りました。 男性のくつろいだ薄物の単衣も、平安の艶かしさの代表的な平安の魅力ではないでしょうか。 かつては、王朝の貴公子もこうやって過ごしていたはずでございます。 もちろん私が縫いました単衣でございます✨
やってまいりました この信じられない暑さ💦 そんな日は、 『枕草子』の「あてなるもの《削り氷に甘葛 (あまづら) 入れて、新しき金鋺 (かなまり) に入れたる》」を、 「なまめかしきもの《細やかに清げなる君達の直衣姿》」でいただく、あわせ技王朝文化実践が涼しげで優美でオススメでございます✨
博物館で平安時代の遺物を見ると1000年の時を経たシブい物の姿の印象が強いのですが、当時の様子に復元してみると(承香院監修で檜の板を白く染めるところからやったんです😅)、今でいう、可愛くて、鮮やかで、洗練されたデザインのアイテムを私たちと同じように使っていたことに気がつきます。
女性の夏の薄物姿の再現がとてもお喜びいただけたようで、なんだか嬉しくなってしまいましたので、もう一つ『平家納経』(分別功徳品)にみられる男性の夏直衣姿もご紹介させていただきます。 下に山吹を透かしているところに平家のお洒落を感じますね。盛国さんでしょうか。
《平安風の料理!?》承香院版 準備が整ってまいりました!!
平安人気アイテムといえば、檜扇というヒノキの板で作られた扇もその一つでございます。 今日は美しい花々の絵をご紹介致します。(今回のものは私の方で描いたものではございません) 日々色々なことがございますが、美しいものを見て感動したり、心を慰めたりすることはとても大切でございます。
萎えたる薄物の直衣を奉りて渡りたまふ
平安時代は、当然、糸一本にしてもこのように繭から紡いでいく訳でございまして、手芸屋さんで好きな色の糸をささっと買えばすぐに手に入るというわけにはいきませんでした。 繊維製品がいかに沢山の工程を経て作られていったかが、このような糸紡ぎ体験からもヒシヒシと実感できました。