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「逆境を乗り越える」ことにやたらと価値を置く人がいる。もちろんそれはすばらしい経験だし、培ったスキルは武器になる。でも「逆境は乗り越えられるし、乗り越えるべき」と考えが偏ることには気をつけたい。「逆境」なんて避けても無視しても逃げてもいい。みんながみんな、強く生きる必要なんてない
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日本vsクロアチアvs眠気vs明日の仕事
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「乳首を触ると、実家を思い出すような懐かしい気持ちになる」という(まじめで少し鬱屈とした)メールを、自身は理解しづらいとしながらも「リスナーはどう?」と共感のメールを集め「ラジオって“わたし1人じゃないんだ”と思わせてくれるよね」とやさしく語る星野源のオールナイトニッポン最高かよ。
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豊かになってく国として、介護や福祉や子育てみたいな「だれも悪くないのにしんどいこと」にお金や時間がつかえないのは、やっぱり絶対ちがうと思う。
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逃げよう。もう戦えないのなら。
逃げよう。まだ引き返せるから。
逃げよう。追い込まれるまえに。
逃げよう。人の目を振り切って。
逃げよう。自分を守れるように。
おはようございます。
逃げるは恥だが役に立つ。
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自分自身に余裕がないのに、だれかを助けるなんてできっこない。まずは自分にやさしくしよう。
おはようございます。
アンパンマンも、顔が濡れてりゃ無理なのよ?
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足りないのは教員免許じゃなくて教員なんだよ。
このむつかしい話わかる?
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少し部屋が汚れたら、少しのうちに片付ける。少し食器がたまったら、少しのうちに洗っとく。少し体が重くなったら、少しのうちに痩せておく。少し面倒な雑用は、少しのうちにこなしとく。「めんどくさい」が、大きくなるまでに倒しちゃう。
おはようございます。
小さな仕事は、小さなうちに。
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「ほめる」はセンスがいるよなぁ。
やっぱり「言われてうれしい」じゃないと、ほめた意味が小さいし。巷でよく見る「起きただけでえらい」「出勤したらもう100点」みたいなの、わたしは正直苦手だもん。「あ、はい」としか思わない。
だれかの心身にぴったりハマる「ほめる」はずいぶんむつかしい。
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【定期】
自閉症の子どもは手をひらひらさせる、拍手する、飛び跳ねる、くるくるまわる、斜め(横目)で見るなどの「常同行動(くりかえす行動)」を無意識にしてる。
多くの人が一見なにをしてるのかわからない行動たち。でも本人は落ちついたりたのしんだりしてること、知ってくれたらうれしいです
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特別支援学校の対象となる障害は
・知的障害
・視覚障害
・聴覚障害
・肢体不自由
・病弱
なんだけど、ちがう角度でいえば
・学習障害
・注意欠陥多動性障害(ADHD)
・自閉症(スペクトラム)
・情緒障害
なんかはそれだけだと、対象じゃないってことなんだよ。ここら辺、曖昧でむつかしいよね。
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親のせいでも子どものせいでもない「どうしようもないこと」で、親子関係や子育てに苦しんじゃう現実がある。悲しい事件が起きたときにすべて親のせいにするのは簡単だけど、親がどれだけ追い込まれてたかをわたしたちは知らない。しんどい親や保護者を救うことは、子どもを救うことでもあるんだよ。
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やさしさにはふたつの種類がある。
ひとつは「大丈夫?手伝おうか?」と声をかける「押し」のやさしさ。ふたつめは馬鹿にせず、見下さず、干渉しない「引き」のやさしさ。
特別支援学校に通う子どもたちは「押し」のやさしさを苦手にする子が多いけど、「引き」のやさしさで多くの大人を癒やしてくれる
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「人を傷つけたくない」はできるけど「人を傷つけない」はできないよ。
このむつかしい話わかる?
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学校で働く先生に「ミスした分は支払えよ」でやってられるか。だったらミスプリントも、使えなかった(子どもに合わなかった)教材も、ぜんぶ支払いが発生する。失敗しない環境設定は死ぬほど大事だけど「ミスは(どうやっても)ある」を前提に、働く人が守られる場じゃないと「安心」なんてできるかよ
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未来が不安なことと、いまをたのしめないのは別の話。あした地獄が待ってても、きょうまで落ち込む必要なんてない。悲しいことはどうやったって待ってるし、つらいことはどうやったっておとずれる。そのとき、そのとき、泣けばいい。
おはようございます。
よろこびにブレーキかけちゃいけないね。
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特別支援学校に通う男子が「先生、知ってる?療育手帳を見せると映画1000円なんだよ!」とうれしそうに教えてくれました。これからも、好きな映画をたくさん見てね。たくさんたくさん話してね。
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勤労に感謝されるのが1日だけとかどう考えても狂ってる。
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ひざを打つようなツイートを目にしたとき「ほんまそれ!」と脊髄反射で声が出る。ただ、忘れちゃいけないのは「ほんまそれ!」と感じただけのわたしと「ほんまそれ!」と感じさせるまで思考して練り上げて文章にして届けた人の、頭の中は全然ちがう。「ほんまそれ!」はおなじ土俵にいそうでいない。
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支援学校あるある早く言いたい〜
支援学校あるある早く言いたい〜
丼、具と米を分けたほうが食べがち。
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特別支援学校では「選ぶ練習」をする。
どんなときでもなるべく「AとB」「メニューから」など、やりたいことを選び、やれるようにしてあげる。
そのほうがたのしいし、選ぶ(決める)力も育つ。
そしてとても大切なのは「嫌」と「ちょっと嫌」から「ちょっと嫌」を選び、なんとか折り合いをつける力。
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投票に行く理由は「ユポ紙」を触るため。ユポはすごい。名前もかわいい。木材パルプの紙じゃないから、軽い筆圧でもしっかり書き込める。そして破れにくく形状変化も起こりづらい。折り曲げて投票しても、箱の中で元通り。あとなんたって手触りが最高。すべすべツルツル。あぁ触りたい触りたいよユポ。
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バッハ会長が10分を超えるスピーチをしたそうですが、特別支援学校の始業式は「閉式のことば」までが4分でした。
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「繊細な先生」こそ支援学校においで。むしろがさつな先生はしんどいかもね。
発語が少ない、うまく要求を伝えられない子どもたちの気持ちを少しでも汲んであげられるのは繊細な先生だと思うけど。
一見、意味がない(ように見える)行動の意味に気づいてあげられる繊細さとかすてきじゃない?
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自閉症の子どもは手をひらひらさせる、拍手する、飛び跳ねる、くるくるまわる、斜め(横目)で見るなどの「常同行動(くりかえす行動)」を無意識にしてる。
多くの人が一見なにをしてるのかわからない行動たち。でも本人はこのおかげで落ちついたりたのしんだりしてること、知ってくれたらうれしいな