376
特別支援学校や特別支援学級は、普通級へのステップアップの場所でもなければ教員がスキルアップのために足掛けでくる場所でもないから覚えとこうね。
ここ、テストに出るよ。
377
これだけはほんとに心の底から思ってることなんだけど、いくら稼げなくたって、いくらたくさんの手助けが必要だからって、それを理由に見下されたりバカにされたりするのは絶対に間違ってるんだよ。どんな人間だってきれいなところも汚いところもあるし、できることとできないことがあるだけ。それだけ
378
「やればできる」なんてワードを信仰しすぎて「やってもできなかった」をおろそかにしちゃいけない。「できなかった」も今の自分をつくる大事なパーツのひとつだよ。
おはようございます。
なんでも「やればできる」なら、今ごろスーパースターだわ。
379
小さな世界をたくさんたくさんもっておく。仕事の世界、趣味の世界、恋の世界、家族の世界、SNSの世界…どれもおなじ枠内じゃなく、切り離して考える。それぞれにちがう自分を住まわせる。ひとつの世界で泣いてても、ちがう世界でちがう自分を笑わせる。
おはようございます。
世界はひとつじゃない。
380
「あの本を読んだ」ってのが「一冊まるまる読んだ」じゃなくてもいいからね。なんでも0か100にしない。完結しなくたって、経験。
おはようございます。
つまみ食い上等。
381
特別支援学校では「感情のコントロール」を学習する。そこでは「怒りを“爆発”させちゃいけない」と繰り返し伝えていく。イラっとするのは仕方ない。腹が立つのも当然。なにもかも許せるはずがない。問題は怒ることじゃなくて、怒りを「爆発」させること。導火線に着いた火を、爆発までに食い止める💣
382
「教育大学を出た瞬間から先生」はよく社会人経験がどうのこうのとディスられる。
民間企業を経たわたしが思うのは、足りないとしたら抽象的な“社会人経験”じゃなく「数字」の観点。売上と利益、投資とリターン…教員はいろんな数字(コスト)に触れて仕事をしないから、判断に「感情」が入りすぎる。
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あきらめなかったから登れた山もあるし、あきらめたからあそべた野原もある。好きにしたらいいよ。
おはようございます。
どっちにしろ、自分で決めようね。
384
やさしい先生がやさしいことを理由にナメられるのは、やさしい先生がやさしいからじゃなく、きびしい先生のせいなのかもしれないよ。
やさしい先生がやさしいことを理由にナメられるのは、絶対に間違っているんだよ。
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特別支援教育は全人類に有効です。ここ、テストに出ます。
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これだけは心の底からほんとに思ってることなんだけど、いくら稼げなくたって、いくらたくさんの手助けが必要だからって、それを理由に見下されたりバカにされたりするのは絶対に間違ってるんだよ。どんな人間だってきれいなところも汚いところもあるし、できることとできないことがあるだけ。それだけ
388
特別支援学校や特別支援学級は、普通級へのステップアップの場所でもなければ教員がスキルアップのためにくる場所でもないからね。ここ、テストに出るよ。
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わたしは特別支援学校の教員としてベースにしてる信念みたいなものがある。それは「その人にとってどうしようもないことで、人は見下されちゃいけない」とほんとうに心の底から思ってること。
もちろん障害のあるなしに限定した話じゃなく「自分じゃどうしようもないすべてのこと」に言ってんだよ。
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障害がある人にいいことは、障害のない人にもいいんだよ。
このむつかしい話わかる?
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まだうまく伝えられないけど、特別支援学校(教育)や障害のある人たちが絡むいろんなアレコレは、もっともっとセンスよくやんなきゃいけない。もっともっとオシャレじゃなきゃいけない。かっこよくてかわいくて、いかしたデザインじゃなきゃいけない。
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うまくはいえないし、批判はしたくないけど、ほんとにたどり着きたいとこは「男女おなじ水着」かなぁ?
男子でも女子でも若くてもそうじゃなくても、ナイスバディでもマッチョじゃなくても、みんながみんな好きな水着を着て、それをまわりがとやかく言わないことがクールだと思うよわたしはね。
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学校なんてのは子どもにとって「逃げられない場」だからこそ「母の日」をテーマにした授業はしない。感謝の手紙も書かないし、カーネーションの工作もしない。みんなにお母さんがいるわけじゃないし、いても良好かなんて知らないし。「逃げられない場」での傷をできる限り小さくするのも先生の仕事だよ
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いま世界では「同性愛を認めないほうが“ダサい”」ってムーブが起きてる。
こういった「今まで冷笑されてた正しいこと」を推進するために「◯◯してるほうが“ダサい”」感覚を浸透させていきたいね。10年後くらいには薄毛や肥満や障害、いろんなことを「バカにするほうがダサい」国になってますように。
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障害のあるなしで「学ぶ場所を分ける」ことに敏感な人がいる。「多様性」「共生社会」なんてむつかしくて強いことばを出して「みんなおなじ場所」がすばらしいか説いてくる。
でもさ、その子の環境を考えて「学ぶ場所を分ける」ことで通う特別支援学校って「場」に救われてる人はきっと大勢いるんだよ
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特別支援学校に通ってる間より、卒業してからサポート減るのはどう考えても狂ってる。
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特別支援学校には「聴覚過敏」の子どもが多い。ある男子はチャイムの音が苦手で、1日何度もその時間がくればつらそうに耳を塞ぐ。
それを「大変だけどみんなのために我慢してね」ではなく「チャイムってどうしてもないとダメ?」の方向から考えたうちの学校は、今チャイムの音が一回だって聞こえない。
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普通校や支援級からの引き継ぎで「この子はあれもできないし、これもできないです」ばかり担任から言われることがあるけど
「 (まだ1人では)できないけど、こうしたらできます」
なんて「支援の方法」を伝えてほしいよね。その視点があれば、ひとつでも「できない」が減ったかもしれないのにさ。
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想像力を養おう。自分とおなじような人が、ちがう考えをもっていることを知ろう。自分とまったくちがう人が、おなじような考えをもっていることを知ろう。自分とおなじこと、自分とちがうこと、いろんな人のいろんな考え方を知ろう。小説を読もう。マンガを読もう。映画を観よう。想像力を養おう。