平 熱(@365_teacher)さんの人気ツイート(古い順)

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やっぱり特別支援教育の総本山は「実態把握」なんだよ。漢字だらけのむずかしいことばだけど、やわらかく言うと「この子はどんな子?」を突き詰めること。なにができてできないか、なにが得意で苦手か、なにが好きで嫌いか。なにでよろこんで悲しむか。どんなことが、どんな風に、どのくらいできるか。
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少し部屋が汚れたら、少しのうちに片付ける。少し食器がたまったら、少しのうちに洗っとく。少し体が重くなったら、少しのうちに痩せておく。少し面倒な雑用は、少しのうちにこなしとく。「めんどくさい」が、大きくなるまでに倒しちゃう。 おはようございます。 小さな仕事は、小さなうちに。
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強い人がより強くなる世界より、弱い人が弱いままでも生きやすい世界が好きだよわたしはね。
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はじめに言っとくけど、むつかしい話にするつもりはないからね。 ときどき考えること。障害がないとされるわたしは100%で働いて月数十万円もらえてる。で、障害者雇用や就労継続支援でおなじように100%で働いてる人の給料は生活がやっとな額だったりする。おなじ100%で働いてるのにね。なんだかなぁ。
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自己顕示欲が暴発しがちな若者へ。「目立つ」や「注目される」は「結果」だよ。だからそれ自体を「目的」にしちゃうと、どんどんしんどくなっちゃうぞー。自らを特別や異端、反対に平凡であることを強調しすぎなくていいから、淡々と目に見える成果を積もう。そしたら目立つし、いつか注目されるから。
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やさしさにはふたつの種類がある。ひとつは「大丈夫?手伝おうか?」と声をかける「押し」のやさしさ。ふたつめは馬鹿にせず、見下さず、干渉しない「引き」のやさしさ。特別支援学校に通う子どもたちは「押し」のやさしさを苦手にする子が多いけど、「引き」のやさしさで多くの大人を癒やしてくれる。
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吹田Panasonicスタジアム。藤井風が「呼吸しましょう。いいことだけ吸って。悪いことだけ吐いて」と言ってくれたこと、深呼吸のたびに思い出す。いいことも悪いことも吸って吐いて、循環させて生きていく。来年は、今日よりたくさん笑いたい。 おはようございます。 嫌なこと、全部今年に置いていく。
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冬休みだから言っとくね!特別支援学校、支援学級などに通う障害のある子どもには「特別支援教育就学奨励費」があるよ。支援学校の入学説明会では必ず説明されると思うけど、とりあえずいちばん大事なことだけ!子ども関連の買い物はなんであれ レシート捨てるな レシート捨てるな レシート捨てるな
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(聞こえますか…特別支援学校保護者の脳に直接語りかけています……学校がはじまる日をカレンダーに書き込むのです…そして「子どもといっしょに」1日ずつペンやシールで消し、カウントダウンを行いましょう…数日におよぶ長期的な見通しをもつスキルは一生役に立ちます…この機会に練習するのです…)
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「不機嫌で人をコントロールしない」は大人の大事な条件だ。 このむつかしい話わかる?
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料理が美味しければもし性格が悪くてもコックさんは成り立つけれど、先生は授業がいくらうまくても性格が悪いのはいけないよ。いつもだれかに意地悪して、いつもだれかを差別する人が、先生になっちゃいけないよ。就業時間の中だけは、人柄や雰囲気も「商品」だって思わなきゃ。
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今まで数百人の障害のある子どもたちと何年も関わってきたわたしたち特別支援学校の先生だってうまくいかないことばかり。だから、うまくいかない毎日でも保護者さんはなるべく自分を責めないで。ちゃんとあなた自身を甘やかさなくちゃいけないよ。わたしたち、よくやってる。
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一度もグレてない人より、グレて更生した人がほめられてるのおかしくない?
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「どんな子になってほしいか」じゃなく「どんな子なんだろう」からはじめたい。 このむつかしい話わかる?
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特別支援教育が全人類に有効って知らない人多すぎ。抽象的な不安や悩みは具体的に分解してスモールステップでクリアする。やるべきことをやり集中力を高めるには意識じゃなく環境を設定する。日常を円滑にまわすのはちょうどいい課題設定と適切なごほうび。特定の人や物に依存せず、依存先は多くもつ。
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前年度にこわい先生が恐怖でコントロールしていた場合、今年度の先生が言うことを子どもが聞かないことがある。そんなとき保護者さんは「まえの先生の言うことは聞いてたのに」や「もっと今年も厳しくしてほしい」と考えるまえに「どんな先生の言うことでも聞いてほしい」と考えてくれるとうれしいです
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「悪気がないから許してあげて」じゃないのよ。「悪気がなくそれを言えるセンス」が許せないんだよ。
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大人はたのしい。 どこに住むかだれと暮らすかどうやって稼ぐか1から10まで決められる。バナナはおやつでもデザートでもいい。ぜんぶ自由。この自由にはもちろん「責任」ってデカい重りがついてくるけれど、引きずるだけの価値がある。もっかい言うよ。大人はたのしい。成人、おめでとうございます。
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学校がはじまることに絶望してる子どももいるでしょうが安心してください先生もです。
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オードリー若林さんの書いた「ネガティブを潰すのはポジティブじゃない。没頭だ」の一節は、背骨じゃないかと思うほど、わたしの身体を支えてる。
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講師(非正規)の先生から、教員採用試験志願書の添削を頼まれる。若い子に多いのが「志望動機」に「憧れの恩師」「子どもが好き」みたいなパターン。そうじゃなくて、「先生になったらなにがしたい(できる)のか」を濃密に書こうね。お菓子を好きな理由じゃなく、どんなお菓子をつくる人になるかだよ
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結局のところ「いっしょに働きたい」がいちばんの評価だよ。 このむつかしい話わかる?
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今年度の卒業式も可能な限り100%マスク着用なんですよ。だったらコロナ前の「マスク着用不可」のルールなんだったの?ってここ数年毎年思う。いろんなことに「なんとなく失礼」なんてあやふやなルールがまかり通りすぎなんだって。花粉症でも風邪気味でも乾燥対策でもつければいいじゃんマスクだよ?
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自分がされてうれしいことが、相手もうれしいとは限らない。自分がされて嫌なことが、相手も嫌だとは限らない。 このむつかしい話わかる?
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「障害」は「生きづらさ」と近い。言い変えると「生きづらさ」が“ない”なら「障害」では“ない”。社会に適応して自立するためのスキルを学ぶことも、社会の理解や受容が深まることもおなじだけ大事。「双方から」障害を薄めて弱めていきたいね。障害のある人にいい社会は、障害のない人にもいいんだよ。