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ルールを守ることに力を使いすぎると、ルールから少しでもはみ出す人を許せない。
このむつかしい話わかる?
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知的障害(発達障害)がある子どものいる保護者さーん。知りたいこと、わからないこと、教えてほしいことなどあればリプください。DMは🙅♀️
細かく焦点を当てるとキリがないので、なるべく多くの人に当てはまるテーマでよろしくです。個別に解答はしませんが、夏休みに行うレベル上げの参考にしまーす!
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「適応障害に気をつけよう」なんて簡単にいうけど、気をつけるのは(適応障害になりそうな)「当事者」だけでいいの?異動してきた人、あたらしい人にやさしく声をかけたり、強引にでも無理させず休息を与えたりして「まわりの人」が防いであげられる環境をつくろうよ。これは“みんなの”問題でしょ?
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世の中が、もうちょっと特別支援学校みたいになればいいのにね。「どうしようもないこと」で生きづらさを抱える人たちをみんなでサポートしていくとか、人と比べて優劣をつけることじゃなく自分のやりたいことやできることに向き合うとか。できるだけ多くの人や特性を理解し、認めていこうとするとかね
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「障害」は「生きづらさ」と近い。言い変えると「生きづらさ」が“ない”なら「障害」では“ない”。社会に適応して自立するためのスキルを学ぶことも、社会の理解や受容が深まることもおなじだけ大事。「双方から」障害を薄めて弱めていきたいね。障害のある人にいい社会は、障害のない人にもいいんだよ。
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やさしさにはふたつの種類がある。ひとつは「大丈夫?手伝おうか?」と声をかける「押し」のやさしさ。ふたつめは馬鹿にせず、見下さず、干渉しない「引き」のやさしさ。特別支援学校に通う子どもたちは「押し」のやさしさを苦手にする子が多いけど、「引き」のやさしさで多くの大人を癒やしてくれる。
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あなたのガマンが「いいガマン」なのか「悪いガマン」なのかしっかり考えなきゃいけない。見極めなきゃいけない。そのガマンは目的のために必要なのか考えなきゃいけない。見直さなきゃいけない。そのガマンが苦しいのは自分が甘ちゃんなのかサンドバッグにされてるのか考えなきゃいけない。何度でも。
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講師(非正規)の先生から、教員採用試験志願書の添削を頼まれる。若い子に多いのが「志望動機」に「憧れの恩師」「子どもが好き」みたいなパターン。そうじゃなくて、「先生になったらなにがしたい(できる)のか」を濃密に書こうね。お菓子を好きな理由じゃなく、どんなお菓子をつくる人になるかだよ
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特別支援学校に通う子どもは「注目して!」と不適切な行動を起こすことが少なくない。ポイントは不適切な行動がしたいんじゃなくて、注目されたいが「目的」であること。ここで教員が注目すると、彼らの思うツボ。だから対応の基本は無視。目的を達成させない。渋谷ハロウィンや炎上商法もおなじ話🎃
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熊谷晋一郎さんのことば
「自立とは依存先を増やすこと」
をことあるごとに思い出す。AがダメでもB、BがダメでもC…と次々に依存先(よりどころ)を軽いフットワークで移っていける人は「自分の足で立ってる」もんな。いつまでも、悩んで寝込んでばっかいられない。立とう、歩こう。話はそれからだ。
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前年度にこわい先生が恐怖でコントロールしていた場合、年度はじめに先生が言うことを子どもが聞かないことがある。そんなとき、保護者さんは「去年の先生の言うことは聞いてたのに」や「今年も同様に厳しくしてほしい」じゃなく「どんな先生の言うことでも聞いてほしい」と考えてくれたらうれしいです
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特別支援学校の対象となる障害は
・知的障害
・視覚障害
・聴覚障害
・肢体不自由
・病弱
なんだけど、ちがう角度でいえば
・学習障害
・注意欠陥多動性障害(ADHD)
・自閉症(スペクトラム)
・情緒障害
なんかはそれだけだと、対象じゃないってことなんだよ。ここら辺、曖昧でむつかしいよね。
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「多様性を受け入れる」は「その人にとってどうしようもないことに口を出さない」くらいで構えてる。国籍、性別、肌や目の色に身体的な特徴。病気や障害の有無にパートナーや子どもの有無。産まれた場所や親の容姿に収入、家庭環境。性的嗜好や性同一性。いろんなことを「ふつう」の枠にねじ込みたい。
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がんばってる人を目にしたときは「あの人がんばってるな」で止めておこう。「それに比べて自分は」なんてことばを続ける必要なんてない。もちろん「あの人みたいにがんばれよ」とだれかにいうのは無責任にもほどがある。
おはようございます。
大丈夫、みんな必死だよ。
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「恐怖で子どもをコントロールする先生」は百害あって一利なし。それに慣れてしまった子どもたちは「こわいかどうか」が話(指示)を聞く基準になってしまう。しかもそんな先生に限って「あなた方の指導は甘いから子どもにナメられる!」とか言い出して白目。負の遺産でしかない。ご退場くださいませ。
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豊かになってく国として、介護や福祉や子育てみたいな「だれも悪くないのにしんどいこと」にお金や時間がつかえないのは、やっぱり絶対ちがうと思う。
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やさしさにはふたつの種類がある。
ひとつは「大丈夫?手伝おうか?」と声をかける「押し」のやさしさ。ふたつめは馬鹿にせず、見下さず、干渉しない「引き」のやさしさ。特別支援学校に通う子どもたちは「押し」のやさしさを苦手にする子が多いけど、「引き」のやさしさで多くの人を癒やしてくれる。
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「みんなとおなじ」がすばらしいんじゃなくて「みんなとちがう」がバカにされちゃいけないんだよ。
このむつかしい話わかる?
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「配られたカードで勝負するのさ。それがどういう意味であれ」ってスヌーピーの名言は「配られたカードを受け入れよう」じゃなく「配られたカードで最善の手を探そう。それしかできることはない」だと解釈してる。いつだって手元の頼りないカードで自分のベストを尽くすだけ。勝ち負けなんてしらねーよ
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「発達障害」は保護者の育て方や本人の努力不足が原因じゃない。その特性、現れ方、困りごとも人によってちがう。知的障害を伴う人もいるし、なんの問題もない人だっている。見た目ではわかりにくく、理解されにくいことも多い。だから「わかりにくい」ことだけでも「わかっておく」ことが大切なんだよ
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特別支援学校に通う子どもたちがしてしまう不適切な行動に「まず」考えなきゃいけないのは「なんでこの行動したか」「どうやったらこの行動を(未然に)防げるか」なんだよ。
別の角度で言うと「なんでこんなことしたの!!」なんて怒鳴るのはほとんど意味ないし、どんどん「こわい指導」に近づくよ。
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わたしたち「学校の先生」の大事な仕事は、子どもたちの「失敗したらどうしよう」をなるべくやわらげる環境を整えること。失敗も認めてあげること。まちがっても「逃げるな」「あきらめるな」なんて強いことばで追い込むことはしちゃいけない。夢なんて叶っても叶わなくても、あってもなくてもいい。
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自分のことばや行動でだれかを傷つけてることに気づかず毎日をスキップで過ごせる鈍感な人より、だれかを傷つけてるかもしれないと必要のない心配に悩みながらひとつひとつ慎重に踏みしめる繊細な人と仲良くなりたい。
生きづらさという、弱い鎖でつながれた強い関係を築きたい。
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あなたがポジティブなのはいいけれど、人にそれを強要するのはポジティブでもなんでもないから静かにね🤫