『吾妻鏡』に出てくるけど、この叛乱以外では今ひとつ実態がつかめない泉親衡。その隙間を上手く突いて、源仲章が「親衡を騙り、御家人たちやその子弟に謀反を唆す」というミステリーのような展開に仕立てる。こういうのをサラッと入れてくるあたり、三谷幸喜さんやっぱり恐るべし! #鎌倉殿の13人
バブル崩壊後、下請け業者はコストダウンと短納期、品質の維持を厳命され、協力できないと容赦なく切られる、そんな話をよく聞いた。新興国が賃金の安さを背景に価格競争を仕掛けてきたのにまんまと乗って、コスト削減を美徳として推し進めていた時代。「失われた20年」の要因の一つ。 #舞いあがれ
はるかすみたつたの山の桜花おほつかなきをしる人のなさ 恋の歌を泰時に渡す実朝。泰時はこれを実朝の間違いと指摘する。実朝の気持ちは歌そのもので、間違いではなかったのに。改めて渡した歌が、 大海の磯もとどろによする波われて砕けて裂けて散るかも 実朝の荒々しく散った想い。 #鎌倉殿の13人
平盛綱。北条氏御内人。長崎氏の祖。平資盛の子とするが、実際はよく分からない。尾藤景綱に変わり北条家の家令として泰時・経時・時頼3代の執権を助けた。鎌倉末期の北条家の内管領にして影の実力者・長崎円喜(高綱)は盛綱の曽孫とされる。鶴丸にこういう形で活躍の場を与えてきたか! #鎌倉殿の13人
一太君、いい子だね。弟のための凧揚げだから、自分がまずやりたいだろうに、「舞がやろうって言ってきたのはじめてだから」って、舞ちゃんに凧揚げを任せるし、そこで怖気づきそうなのを「手伝うから」とフォローしてあげるし、気配りができる子。ただのお調子者ではない。 #舞いあがれ
#拾われた男 今年のベストといっても過言ではないドラマです。多くの方に見ていただきたいので、地上波放送はうれしい限り。今夜10時から、NHK総合でスタートします。原作者の #松尾諭 さんの出演したあのドラマや、あの映画がちょくちょく現れるのも また楽しい。お勧めします!
#鎌倉殿の13人 ウラ話SPのスタジオセット 1枚目 ① 全成が頼家を呪詛した人形 ② 宗時らが巻狩のとき仕留めた兎 ③ 頼家の面 ④ 宗時の巾着 ⑤ 政務の場に置かれた書棚 2枚目 ① 時連(時房)の作った餅 ② 全成らが使用した八足机 ③ 文覚が持ち込んだ「義朝の髑髏」 ④ 頼朝の部屋に飾られた酸漿
ラストを知らない彌十郎さんの「(えっ?なんか凄いことがおこるの?教えてくれないかな?)」って顔が、もう「田舎の気のいいおじさん」然とした北条時政にしか見えなくて笑ってしまった。 #鎌倉殿の13人
大泉さんがクランクアップのときにサプライズでオープニングテーマともにまとめ映像が流れる。演者が皆寄り集まって涙で送る。そんなことされたら、大泉さん涙もろいんだから泣く。「なんで野添さんとハグして泣かなくちゃならないの?」って言っていたけど、安達に送られて最高でしょ? #鎌倉殿の13人
オコゼには背ビレに毒針があり、刺されると強い痛みとともにその部位がパンパンに腫れ上がる。刺された場合は針を抜き、傷口をしっかりと洗い、温水につける(オコゼの毒は熱で分解されるため)。そしてすぐに病院へ行くこと。これは生きている個体でも死んでいても同じように注意が必要。 #舞いあがれ
義時の衣が黒くなる。頼朝は表向き白い衣をつけていたが、人には見せない「内なる黒」を身につけ、全てを己が身に受け入れる「清濁併せ呑む」人物であった。だが今の鎌倉殿 実朝はまだ14歳であり、その度量はない。義時は「濁」の部分を全て引き受ける覚悟を決めたということだろう。 #鎌倉殿の13人
「日本スゴい!」界隈で持ち上げられる伝統工芸作家だって、小さな事業者ですよ。その作家を支える道具作りの職人だって例外ではない。その職人が廃業したら、作家も作品を世に送り出せない。確かに伝統工芸品は「一般の生活に影響ない」かもしれないが、一度消えた技術を復活させることは難しい。 twitter.com/yosinotennin/s…
「これじゃ茄子はならない」と植え方を義時ら子どもたちに教える。「千に一つの無駄がない」といわれるように、茄子は花が咲けば必ずや実がなる。しかし、そのためには花を咲かさなければならない。この先、北条一族が実を成すために時政が我が身を切って、災いを退けようというのか。 #鎌倉殿の13人
大姫のまじない 時政「オンベレブンビンバ」 政子「ウンダラホンダラゲ」 義時「ピンタラポッチンガ」 時房「ポンッタ……」 実衣「ウンタラクソワカ」 全員「ボンタラクソワカ」 誰も正しく覚えていない。(笑) ナレ「正しくは『オンタラクソワカ』である」 #鎌倉殿の13人
「我らも平仮名で書くことにいたしましょう。」 これを聞いているのが泰時なのよね。武家の中でも漢字を読み書き出来るものが限られる中で、『御成敗式目』を定めるんだからね。 #鎌倉殿の13人
「戦など、誰がしたいと思うか!」 ただの「戦は嫌でございます」ではない。古今無双の大力と武勇を誇り、「坂東武者の鑑」といわた畠山重忠が絶唱するのだ。重みが違う。 #鎌倉殿の13人
秩父   畠山  重弘━┳━重能━━━重忠━━重保     ┃     ┃小山田  稲毛     ┗━有重━┳━重成          ┃          ┃榛谷          ┗━重朝 畠山重忠と稲毛重成は従兄弟同士。そして、ともに北条時政の女婿である。 #鎌倉殿の13人
どなたかも仰っていたが #芋たこなんきん は本放送当時も面白かったけど、今回の再放送では、歳をとったことで町子さんや健次郎さんの心持ちも深く理解できるようになった。故に涙するどころではなく、涙が止まらないほど泣いてしまう。
尼御前が実朝にかけた言葉 「あなたも不安なことがあるかもしれない。でも父上もそうだったんです。励みにして。」 これがあったから、歩き巫女の言葉 「はるか昔から同じことで悩んできた者がいることを忘れるな。この先もお前と同じことで悩むものがいることを忘れるな。」 が響く。 #鎌倉殿の13人
サブタイトルの「苦い盃」 政範が呷った毒の盃。 実朝が気の進まぬ婚姻で飲んだ固めの盃。 重忠に「(どう行動すべきか)あなたは分かっている」と詰められてあおる義時の盃。 そして次回、いずれかが敗れて舐めることとなる「苦杯」。 #鎌倉殿の13人
老婆は『マクベス』のマスベスらに予言を与える三人の魔女になぞらえるのだな。 一人目は比企尼。善哉に「北条は許してはならない」と言葉をかける。 二人目は歩き巫女。実朝に「雪の日に出歩くな」と予言する。 そしてこのあとあらわれる三人目は誰なのか?そしてその言葉とは? #鎌倉殿の13人
歩き巫女。いずれの神社に属せず、諸国を歩き、ゆく先々で乞われれば祈祷や口寄せ、占いなどを行っていた遊行の巫女。中には私娼として春をひさぐものもあった。憑依型の俳優と呼ばれる大竹しのぶさんに歩き巫女を演じさせるとは、三谷幸喜さんもお人が悪い。 #鎌倉殿の13人
平賀朝雅が催した酒宴の席上、北条政範が急死する。朝雅はこれを畠山重保(重忠嫡男)のしわざであるとりくに讒言し、重保は朝雅の怪しい行動を北条義時に告げる。『吾妻鏡』ではこの席で二人が口論したとされ、その後に朝雅が重保を牧の方(りく)に讒言しているが、政範の死に繋げたか! #鎌倉殿の13人
北条政子が実朝のために書き写した和歌集。一番上に書かれているのは三浦(平)義村の歌ではないか? 山賤(やまがつ)の萱葺く軒の村時雨音せぬ松ぞさびしかりける 関東歌壇の先導役であった冷泉為相(阿仏尼の子)が編者とされる私撰集『拾遺風体和歌集』に義村の歌は二首選ばれている。 #鎌倉殿の13人
畠山重忠を武蔵守に。秩父氏(畠山氏は支流)の惣領が代々受け継いできた武蔵国留守所惣検校職を召し上げる。武蔵守はあくまでも形ばかりの官職。惣検校職は在庁官人の長として、また武蔵国の国人たちを取りまとめる役目があり、国司の代官的役割といえど、その影響力は比べるべくもない。 #鎌倉殿の13人