151
米国防総省会見6
【戦況全般】
・ロシア軍の侵攻自体が失敗に終わったとは言えない。爆撃が続き、人々が亡くなっている
・ただ、主要都市はどこも攻略できていない
・一度制圧したヘルソンやベルジャンスクでも反撃を受けている
・ロシア軍が成し遂げたのは、都市の破壊と人々の犠牲のみ
152
CSISのセス・ジョーンズ氏
「これまでにおよそ6000~8000人のロシア軍兵士が死亡している。わずか2週間で、米国軍兵士のアフガニスタンとイラクでの20年間の死者数を上回る」 twitter.com/sethgjones/sta…
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米政府が新たに8億ドル(1000億円)の軍事支援を発表
・155ミリ榴弾砲:72門
・砲弾:14万4000発
・牽引車両:72台
・ドローン「Phoenix Ghost」:121機
「Phoenix Ghost」はウクライナの要望に応じて米空軍とAEVEXが開発。自爆ドローン「スイッチブレード」と同様のもの。
defense.gov/News/Releases/…
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米国防総省の戦況分析5
【ロシア軍の状況】
・侵攻開始以来、発射したミサイル900発以上
・戦闘力は90%弱が残っている
・制空権は確保できないまま
・ロシア国内から戦力補充をする動きはなし。秋以降に国境付近に備蓄してきた兵器から補充している
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CIAのバーンズ長官による講演での発言。
「プーチン大統領やロシアの指導部の絶望感、これまでに直面した軍事的な失敗を踏まえると、戦術核や低出力の核兵器の使用に頼る恐れを誰も軽視することはできない」。ただ、核兵器使用を示す軍事的な動きは確認できていないという。
asahi.com/articles/ASQ4J…
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米国防総省の戦況分析4
【軍事支援】
・当初の3.5億ドル分の軍事支援はあと1日ほどですべて到着する
・数日以内に、次の8億ドル分の支援が届き始める
・戦闘で使用される防御システム(ジャベリン、スティンガーなど)を優先的に届ける方針
157
佐藤丙午教授のインタビュー。“外交で妥結する、問題が解決するといった結果の裏側には軍事力が存在します。…こうした大前提が日本では語られません。リアルより願望で考えるからでしょう。軍事という現実ではなく、こうありたいという基本で物事をとらえるからだと思います”
asahi.com/articles/ASQ4X…
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バイデン大統領のキーウ電撃訪問。少しずつ舞台裏が明らかになってきた
・19日04:15に大統領専用機で出発(予定されていたポーランド行きの前日)
・20日08:00にキーウ着
・ロシアには出発の数時間前に通告した。衝突回避のため(1/)
asahi.com/articles/ASR2N…
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米国防総省会見2
【キエフ撤退の動き?】
・再配置を受け、ほかの地域での大規模な攻撃に備える必要がある
・一方で、キエフへの脅威が去ったわけでもない
・ロシア軍はキエフ攻略に失敗したが、今日もキエフに向けた空爆が確認されている
・キエフ周辺には戦力の大半がまだ残っている
160
米国防総省の戦況分析4
【北東部情勢】
・ハリコフでは特に強い抵抗がみられ、激戦が続く
【南部情勢】
・南部ではロシア軍の前進が目立つ
・ヘルソンでは戦闘中
・マリウポリに向けてはアゾフ海沿いの部隊に加え、北からドネツク方面の部隊も向かう動き始めた
・オデッサ周辺は動きなし
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戦争研究所(ISW)のリポート
・ロシア軍は、ドネツク・ルハンスク全域の支配に向け新フェーズの攻撃作戦を開始。Rubizhne、Popasna、Marinkaで大規模な砲撃
・キーウ周辺からの撤退部隊の再建に十分な休止をとらず、士気や補給の問題は続く
・劇的な成功は難しいが、限定的な戦果をあげる可能性はある twitter.com/TheStudyofWar/…
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米国防総省の戦況分析1
【ドンバス情勢】
・ロシア軍の進軍は一進一退で、1日に数キロ。予定より数日遅れ
・3方向から包囲。1)支配済みの東部地域、2)イジュームから南下、3)マリウポリから北上
・イジュームから南下は3ルート、1)南西のドブロピリヤ、2)南のスラビャンスク、3)南東のリマン
163
・駅には少数の客のみ。車を横付けし、厳重に警備された8両編成の電車に乗り込む
・同行記者は2人のみ。携帯電話は米国出発時に回収された
・記者に詳細を知らせるために届いたメールの題名は「ゴルフトーナメントの到着案内」
・ウクライナ出国後、ポーランドに戻って初めて行程の詳細を明かす(2/2)
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続)
・抵抗が激しいのは北部。キエフとハリコフ
・キエフは北方30キロの地点から近づけず
・キエフ内外で偵察部隊の活動を確認
・南部は抵抗がやや少なく、進軍がみられる
・アゾフ海からマリウポリ西部に上陸作戦。4隻の揚陸艦を使用
defense.gov/News/Transcrip…
165
米国防総省の戦況分析6
【両軍の戦力】
・ロシア軍は戦闘力の90%を維持
・外国人部隊は1万6000人の予定というが、シリア以外の募集の動きは確認できず。ウクライナ入りしたという情報もなし
・ロシア国内からの追加派兵の動きなし
・ウクライナ軍も戦闘力の90%強を維持
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数日以内に陥落かと伝えられるマリウポリ。住宅地が破壊し尽くされている。マリウポリ東部、29日撮影。
image:@Maxar
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ブリンケン国務長官は、24日に予定されていたロシアのラブロフ外相との会談に応じないと明言。
「いまや侵攻が始まり、ロシアが外交を拒絶することを明確にした。会談を実施する意味はない」
これで、米ロ首脳会談の実施もほぼ絶望に。
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米国防総省の戦況分析5
【ロシア軍苦戦の理由】
・ウクライナ軍の奇襲・速攻が効果的
・ロシアのインテリジェンスが抵抗の強さを考慮せず
・大規模作戦の経験不足。兵站に課題。大規模戦は、第2次世界大戦以来
・連携不足。現代兵器は揃っていても、適切に運用できず。地上と航空部隊が連携できず
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米政府高官としてオバマ政権時代の戦略立案に関わってきたバリー・パベル氏にインタビューしました。
「問題は、米国もNATOもエスカレートのリスクを懸念するあまり、プーチン氏に勝利を許すリスクを誰も考えていないことです」
asahi.com/articles/ASQ3S…
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戦争研究所(ISW)の戦況リポート
・マリウポリではロシア軍が市内まで侵攻。地元当局は作戦調整のため市外に撤退
・ウクライナ政府は、侵攻は「長期化段階に入った」と認定
・ウクライナ軍はベルジャンスクに停泊するロシア揚陸艦1隻を沈没させ、もう1隻も損傷または沈没させた模様 twitter.com/thestudyofwar/…
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カブールの国際空港に、多くの人が脱出を求めて殺到しているという。こうした映像がタイムライン上に次々と流れてくる。
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米国防総省のカービー報道官
・ロシア軍は主要都市を制圧できず、「そのいら立ちから、爆撃を強めている」
・「民間人に対する無差別攻撃が続いている。多くは意図的だと考えられる」
・「ロシア軍による戦争犯罪の明確な証拠がある。我々もその証拠収集に関与している」
asahi.com/articles/ASQ3Q…
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続)職員の一人がスマホで隠し撮りした動画。チェルノブイリ原発でのロシア兵をとらえた映像は珍しい。
スマホからメモリーカードを抜き、動画データを持ち帰ることに成功したという。
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英国防省の見解、マリウポリでの停戦提案について
・ロシアが停戦を提案したのは、国際的な非難をそらす一方で、新たな攻撃活動に向けて戦力をリセットする狙いか
・合意破棄したのはウクライナだと非難することで、現在および将来の民間人被害を責任転嫁しようとしているようだ twitter.com/DefenceHQ/stat…
175
旧ソ連製の地対空ミサイルS300をスロバキアからウクライナに提供する案が合意に近づいているという。
MIG29戦闘機の時と同じような「三角取引」となる見通し。S300の穴埋めとして、米国からスロバキアに地対空ミサイル「パトリオット」を送る案が濃厚。今回は成立するか。
cnn.com/2022/03/16/eur…