201
WSJ紙がウクライナ国防情報総局トップのブダノフ少将にインタビュー。クリミア半島を含む、すべての領土からロシア軍を追い出すまで戦い続けると。
同氏の分析によれば、ロシア軍の戦力は親ロ派兵士も含めて14万1500人。年末までは戦えるが、最終的には「ロシアは敗北する」。
wsj.com/articles/ukrai…
202
米国防総省の戦況分析3
【マリウポリ情勢】
・大半の空爆はマリウポリとドンバス地方に集中している
・マリウポリでは戦闘が続くが、アゾフスタール製鉄所は陥落せず
・ロシアがマリウポリを重視する理由は、1)ドネツクとクリミアを結ぶ回廊を確保したい、2)ドンバスに北上する戦力を解放できる
203
戦争研究所(ISW)の戦況リポート
・マリウポリではロシア軍が市内まで侵攻。地元当局は作戦調整のため市外に撤退
・ウクライナ政府は、侵攻は「長期化段階に入った」と認定
・ウクライナ軍はベルジャンスクに停泊するロシア揚陸艦1隻を沈没させ、もう1隻も損傷または沈没させた模様 twitter.com/thestudyofwar/…
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スロバキアがウクライナに対し、旧ソ連時代に開発された防空システム「S-300」を提供したと発表。
代わりに来週、米国から防空システム「パトリオット」がスロバキアに送られる予定だという。 twitter.com/JaroNad/status…
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【ロシアの情報機関FSB】
・ウクライナでの諜報を担うFSB第5局への信頼は傷ついた
・劣勢をみて、ウクライナ国内の協力者の多くはカネを持ち出し、ロシア側との連絡を絶った
・ロシア軍とFSBとの間では責任の押し付け合いが起きている
・モルドバでの工作活動をみると、ロシアの野望はまだ衰えていない
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米国防総省の戦況分析4
【南部情勢】
・マリウポリでは激戦が続く
・ヘルソンはロシアが制圧したが、反撃の動き。奪還されれば、オデッサ侵攻が困難に
・ミコライウは防衛を固め、ロシア軍は市外に
・オデッサ上陸の兆候なし。黒海には22隻のロシア軍艦(15隻は水上戦闘艦、残りの多くは揚陸艦)
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米国防総省の戦況分析4
【ほかの地域】
・ハリコフ:激戦が続くが、前進なし
・ハリコフから離れ、南下してイジュームに向かう部隊がある。東部のウクライナ軍をキエフ方面から断絶させる動きか
・マリウポリ:包囲、爆撃続く
・ミコライウ:北東の郊外10~15キロ地点にとどまる
・オデッサ:動きなし
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ブチャを占領したロシア軍の主力は、極東の地方都市ハバロフスクの部隊。一方、ブチャは森と湖に囲まれたキーウ近郊の高級住宅地だ。「トイレが室内にある」「ガレージなのに、私の家よりも立派ではないか」と兵士たちは驚いていたという…。
asahi.com/articles/ASQ4G…
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ロシアがウクライナ侵攻を始めて1カ月。現状を視覚的にわかるインフォグラフィックスにまとめています。
asahi.com/articles/ASQ3R… via @asahi_designbu
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米国防総省の戦況分析3
【制空権など】
・航空優勢をめぐる争いは続く
・ロシア機はリスクを避ける飛行が目立ち、ウクライナ上空には長くとどまらない
・侵攻開始以来のミサイル発射は1200発を超えた
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米国防総省の戦況分析1
【東部ドンバス情勢】
・目立った進展はなく、一進一退が続く
・ロシア軍の攻撃は小規模化し、町や村単位の小さな前進を目指す傾向
・これに伴い、大隊ではなく中隊規模の作戦が目立つ
・部隊間の連携や、指揮官同士の連絡には引き続き問題がみられる
212
米国防総省の戦況分析3
【空軍の活動状況】
・ロシア空軍は1日平均200回の出撃
・リスクを避ける慎重さがみられる。一部はウクライナ上空に入らない場合も
・ウクライナ空軍は56機(80%以上)の戦闘機が無傷で残っているが、1日5~10回しか出撃せず
213
214
米国防総省の戦況分析4
【ロシア軍将官の死亡】
・ロシアは1人が死亡、ウクライナは6人を殺害したと主張。米国として確認できず
・ロシア軍は組織上、米軍と違って下士官級に現場の判断を任せる構造になっていない
・指揮統制上の問題もみられる。ロシア軍は機密性のない通信手段を多く使っている
215
【東部ドンバスの今後】
・ロシアが東部戦線への集中を宣言し、5月9日までに拙速に戦果を求めるとも思われた
・だが、制圧には時間も人員もかかるとロシアは理解をしたようだ
・両軍は夏を越す長期戦に向け、準備を整えている
・時間をかけることで、欧米からはウクライナに軍事支援が入り続ける
216
米国防総省の戦況分析2
【東部情勢】
・ロシア軍の空爆は東部イジュームからドンバスにかけた地域に集中している
・マリウポリは孤立しているが、陥落せず。ウクライナ側が降伏したとの情報は事実ではない
・撤退した部隊の再配置に、ロシア軍は時間をかけるつもりはないだろう
217
米国防総省の戦況分析2
【ロシア軍の戦力】
・ロシア軍はウクライナ国内に78BTGを投入(前日から2BTG増)
・侵攻前にロシア軍が集結させた戦力(人員・装備)の75%が残っている
・大砲は80%、航空機やヘリも大半が使用可能。弾道ミサイルの大半、巡航ミサイルの多くも残っている
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ロシアが2014年以降、20カ国以上の政党や政治家らに少なくとも3億ドル(約430億円)をひそかに提供していた。米情報機関の報告から。ロシアに有利な政治環境をつくるためとみられる。
米政府はインテリジェンスを機密解除して提供し、各国に対策を促している。
washingtonpost.com/national-secur…
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ウクライナへの戦闘機支援の件、米国防総省が昨日の発言を訂正。
・戦闘機本体の提供はなかった
・他国から部品の供与を受け、ウクライナ軍は3週間前より多くの航空機を運用できるようになっている
※同省高官によれば、部品の供与で運用可能になった航空機は20機以上という twitter.com/takano_r/statu…
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米国防総省が、ウクライナへの提供兵器リストを更新。侵攻開始以降で総額約34億ドル。
要求が高いゼレンスキー大統領も「ついに私たちの声に耳を傾け、求めたものを提供してくれた」と各国に感謝の言葉。
defense.gov/News/Releases/…
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キーウ近郊の町ブチャの衛星写真が公表された。
縦に走っている道路が、路上に多くの遺体が見つかった例の道。3月19日撮影だが、拡大すると遺体らしき影が確認できる。
image:@Maxar
222
ロシア軍のキーウ撤退後に残された現実を見ることができる2本の動画。
ともにBBCのジェレミー・ボウエン記者の報告。リンク先から日本語字幕で。 twitter.com/bbcnewsjapan/s…
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米国防総省の戦況分析4
【ウクライナの防衛作戦】
・ドローンを監視や兵器運搬に活用。ロシアのレーダー下を飛行して効果を発揮
・MANPADS含む対空ミサイルの効果的な活用。素早く賢く使っている
・戦闘機はロシアに撃墜される恐れもあり、出撃をあまり必要とせず
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米国防総省の戦況分析2
・マリウポリ:孤立し、激しい砲爆撃を受ける
・ハリコフ:郊外でウクライナの抵抗続く
・オデッサ:黒海北部で戦車揚陸艦(LST)の活動がみられるが、差し迫った水陸両用作戦の動きはなし
・ウクライナ西部:新たな攻撃はなし
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米国防総省の戦況分析3
【キエフ情勢】
・北西方面:中心部から15キロほどの地点にとどまる
・北方面:チェルニヒウは包囲されているが、非常に強く抵抗。キエフへの前進はなし
・北東方面:中心部まで20~30キロ地点にとどまる