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「5月9日」はロシアにとって重要な対ドイツ戦の戦勝記念日。この日までにロシア軍が戦争を終わらせたがっているという話がある。
消耗戦の継続か、東部ドンバス占領をもって勝利とするか。専門家からは、この1カ月でロシアは「大きな決断を迫られる」との見方が出ている。 twitter.com/KyivIndependen…
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近くロシア空軍が本格的に動き出すのではないか、という軍事専門家の指摘。
航空戦力の使用は散発的なものにとどまっていたが、戦況の停滞にしびれを切らして空爆の拡大に踏み切る可能性がある。今日がそのターニングポイントかもしれない、と。 twitter.com/KofmanMichael/…
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ロシア軍幹部のセルゲイ・ルドスコイ氏は今後は「東部ドンバス地方の解放に集中する」と表明。「作戦の第1段階はほぼ達成した」として、これによりウクライナ軍は大幅に戦力を落としたと説明している。
苦戦を受けた、事実上の下方修正だとみられる。
wsj.com/livecoverage/r…
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2月27日、岸田首相が腹を括ってプーチン氏への制裁を決めた際の内幕を描いた記事。
”当時はウクライナの首都キーウが数日内に陥落するとの見方も報じられ、首相には自民党議員から「ロシアが戦争に勝ったときにひどい目にあうぞ」と忠告も寄せられていた。首相は逡巡した…”
asahi.com/articles/ASQ43…
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巡洋艦モスクワの沈没に、米国が提供したインテリジェンスが活用されたという。NBCが報じ、CNNやNYTなども追随。
黒海を航行中の船についてウクライナから問い合わせを受け、米国は「モスクワ」だと確認し、位置確定に協力。一方、攻撃予定だとは知らされていなかったという。
nbcnews.com/politics/natio…
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学校で性的マイノリティーについて教える動きに、「左派の洗脳だ」と保守的な親たちが反発する。そんな事例を切り口に、米国で広がる「カルチャーウォー(文化戦争)」の一端を書きました。
「なぜ左派は嫌われるのか」という問いが記事の裏テーマになっています。
asahi.com/articles/ASQB7…
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戦争研究所(ISW)の戦況リポート。侵攻マップも更新。
・ロシア軍は調整と実行力の不足によりキエフやハリコフで失敗を招いた。だが初期の過ちを修正し、再編成を進めている。
・キエフ周辺では増援と兵站を待っていたが、24時間以内に作戦再開か
・キエフ包囲は避けられないが、抵抗の余地はある twitter.com/TheStudyofWar/…
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【続報2】米国防総省の戦況分析
・キエフ北部の車列。ロシア軍は防衛を試みていると思われるが、上空を制圧しているかは不明。ウクライナ軍が攻撃できない理由は分からない
・ロシア軍は「リスク回避」の行動をとる傾向がみられる。南部での上陸地点の選定や、空軍の活動も自軍へのリスクを避けている
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米国防総省の戦況分析2
【侵攻26日間の総括】
・制圧はメリトポリ、ベルジャンシク、ヘルソンのみ
・人口密集地の制圧という目的は達成されず
・都市部に向けた長距離攻撃を強化。無誘導弾による攻撃で、民間被害が拡大
・都市攻撃でウクライナ側の士気低下を狙ったが、逆に士気を高める結果に
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CSISのセス・ジョーンズ氏
「これまでにおよそ6000~8000人のロシア軍兵士が死亡している。わずか2週間で、米国軍兵士のアフガニスタンとイラクでの20年間の死者数を上回る」 twitter.com/sethgjones/sta…
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注目を集めている、ロシア連邦軍参謀本部、セルゲイ・ルドスコイ作戦本部長のスピーチ。今後は「東部ドンバスに集中する」という趣旨。戦線を縮小させるサインにもみえるが、まだ真意はわからない。
以下、概要。
eng.mil.ru/en/special_ope…
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米国防総省会見2
【キエフ撤退の動き?】
・再配置を受け、ほかの地域での大規模な攻撃に備える必要がある
・一方で、キエフへの脅威が去ったわけでもない
・ロシア軍はキエフ攻略に失敗したが、今日もキエフに向けた空爆が確認されている
・キエフ周辺には戦力の大半がまだ残っている
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米国防総省のカービー報道官
・ロシア軍は主要都市を制圧できず、「そのいら立ちから、爆撃を強めている」
・「民間人に対する無差別攻撃が続いている。多くは意図的だと考えられる」
・「ロシア軍による戦争犯罪の明確な証拠がある。我々もその証拠収集に関与している」
asahi.com/articles/ASQ3Q…
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米国防総省の戦況分析2
【東部・南部情勢】
・東部のドネツク、ルガンスクでロシア軍が活発化
・ロシア軍が東部地域を優先させるのは、新たな興味深い傾向
・マリウポリでは激しい砲爆撃が続く
・ベルジャンスクでは揚陸艦から補給する動き
・ミコライウでは激しい反撃により、再配置を迫られる
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米国防総省の戦況分析4
【東部戦の展望】
・ドンバスはロシアに近く、補給路も短くて済む
・ロシア軍はキーウ攻略で拙速な侵攻が失敗した教訓から、東部では攻撃開始前に増強や補給を進めてきた
・ウクライナ側も地形を良く知り、補給路も確保している
・両者は態勢を固め、戦闘は長期化する見通し
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米国防総省の戦況分析7
【ロシア軍の戦力】
・ロシア軍の残存戦力は85~90%
・ジョージアに駐留するロシア兵をウクライナに送る動きがみられた。規模は不明
・ベラルーシ軍参戦の兆候はみられず
・物資を外部から補給する動きはなし
・SNSで話題のサーモバリック爆弾や白リン弾の使用は確認できず
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英国防省の戦況リポート
「ウクライナ空軍と防空戦力の制圧にロシア軍が失敗したことで、ロシア軍は部隊への効果的な支援ができずにいる。これが、ロシア軍が全体的に停滞している要因のようだ」 twitter.com/DefenceHQ/stat…
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米国防総省の戦況分析1
【全体、北部情勢】
・全体として進軍は滞っている
・キエフ周辺では住宅地への攻撃続く。地上部隊の前進はなし
・北部のチェルニヒウは孤立。制圧はされず
・ハリコフでも強い抵抗続く
・東部ドンバスではウクライナ軍を孤立させ、キエフ方面の防衛に回れないようにする動きも
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イスラエル政府は、「早ければ火曜にロシアが侵攻」と米政府から伝えられたという。「猶予は水曜まで」という報道も。
やはり火曜から水曜が有力のよう。
timesofisrael.com/liveblog_entry…
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米国防総省の戦況分析6
【ロシア軍のミサイル】
・精密誘導弾の在庫は減っているが、深刻ではない
・最も少ないのは空中発射巡航ミサイルだが、まだ50%以上ある
・巡航ミサイルの発射・命中失敗を複数確認
・精密誘導弾の失敗率は20~60%
・無誘導弾の使用は在庫問題より、手段を選んでいないため
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米国防総省の戦況分析2
【キエフ情勢】
・地上部隊の前進なし。空爆や長距離攻撃が続く
・地上戦闘の意志はなく、守備を固めている
・西部マカリフはウクライナが支配下に
・北部チェルニヒウでは徐々にウクライナ軍が反撃
・北西方面のブチャとイルピンで、ロシア軍を追い出すための激しい戦闘
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ロシア軍による残虐行為について問われ、珍しく言葉を詰まらせた米国防総省のカービー報道官。
「プーチン氏は理性的と思うか」 記者の質問に米国防総省報道官は…:朝日新聞デジタル asahi.com/articles/ASQ4Z…
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先ほどのスピーチ。物議を醸し、ホワイトハウスがすぐ軌道修正。「ロシアの体制転換を意味したのではない」と。
“The President’s point was that Putin cannot be allowed to exercise power over his neighbors or the region. He was not discussing Putin’s power in Russia, or regime change.” twitter.com/takano_r/statu…
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米国防総省の戦況分析2
【制空権】
・航空優勢めぐる争い続く
・ウクライナ空軍機の大半は無傷。防空網は効果的に機能
・国土の大半を、ロシア軍は複数の対空ミサイルで射程内に収める
・ウクライナ空軍が固定翼機の使用を躊躇する要因となっている(戦闘機を提供してもどれほど有用かは不明)
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米国防総省の戦況分析3
【制空権】
・ウクライナの戦闘機は大半が使用可能
・ただ空域の大半がロシアの地対空ミサイルの射程内で、ウクライナは戦闘機を満足に飛ばせず
・北部でロシアの進軍を止めている要因は、ウクライナ軍による地対空ミサイル、MANPADS、対戦車兵器の効果的な活用