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富裕層の知り合いに聞いた話。何十人もお手伝いさんを雇ってきて、良かれとおもって休憩時間/食事/給与などの待遇を良くしたら、仕事が雑になり不平不満も多くなった。反対に厳格なルールに則るほど仕事が丁寧かつ不平不満がなくなるとか。この傾向は、強い組織づくりにおいての本質と極めて似てる。
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超大切な話をします。生きていくうえで一番強いのは「やめられる人」と「えらべる人」で、一番弱いのは「依存している人」と「えらべない人」だよ。つまり人生を自分でコントロールするか、誰かにコントロールされるか。自分でコントロールしたいなら、今日から逆算して勉強/仕事/人付き合いをしよう。
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14年間マネジメントをしてきて言えるのは「義務を果たす人は権利を主張しない」のに「義務を果たさない人は権利を主張する」こと。もっといえば「結果を出す人ほど不平不満が少ない」のに「結果を出さない人ほど不平不満が多い」こと。自責思考/他責思考の差が結果の差。自責はどんなスキルにも勝る。
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組織を潰しがちな社長のマインド
・社長は偉くない
・風通しを良くしたい
・なんでも言い合える
・全員が対等でフラット
・楽しく働いてほしい
・モチベーションを上げたい
・会社を好きになってほしい
・社内コミュニケーションを活発に
僕はこれらで崩壊寸前までいきました🥲
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自分を変えたあとのマインド
・社長は偉くないが厳しい
・風通しは数字で良くする
・会社は仕事をしにくる場所
・構造/役割/マインドを一緒にしない
・会社は学校じゃない
・モチベーションで仕事させない
・仕組みがあれば感謝される
・過度なコミュニケーションは危険
失敗した人なら分かるはず
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精神的に自立してないと…
・人の噂や評価が気になる
・攻撃されたとよく勘違いする
・自意識過剰になる
・だれかに依存する
・だれかに期待し過ぎる
・本音を言ってくれる人がいなくなる
・嫉妬深くなる
・自分が正しいと信じて疑わない
になり、人生がハードモードになります。自戒を込めて。
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13年間経営してわかったこと
・社長は孤独、まじで
・会社は社長の器以上にならない、絶対
・100の言葉より1つのルールと仕組み
・依存しないために仕組みをつくる
・勘違い社員は社長の甘さから
・やることよりやらないこと1億倍大切
・良かれとおもった施策は大体自己満
・自己満が経営を弱くする
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・節税は百害あって一利なし
・立場が人をつくる、は嘘
・立場が人をつぶす、は有る
・昇格は降格基準を決めてから
・組織の階層がノイズを生む
・だから階層は少ないほうがいい
・面倒で目立たない仕事が一番大切
・すごい経営者は面倒を率先できる
・社長の見栄と無駄なお金は比例する
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・採用は教育より重い
・採用は慎重すぎるくらいで丁度いい
・違和感を放置したら大火事になる
・社員に認められようとしない
・全員が満足する会社を目指さない
・厳しいことこそハッキリと言う
・情が出るコミュニケーションしない
・会社を学校化させてるのは全て社長
・憂鬱でなければ経営じゃない
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・休む理由を聞かない
・会社が好きになる働きかけをしない
・仕組みで選ばれる会社になる
・職場にプライベートを持ち込まない
・持ち込むとプロ意識が下がる
・心理的安全性の意味をはき違えない
・プロセス評価があらゆる無駄を生む
・プロは無駄がストレスになる
・ストレスが業績を下げる
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・人気がある会社より利益がでる会社
・経営数字の見える化が無駄を生む
・経営は経営者にしかできない
・社員の成長に依存しないこと
・役割への深い理解がある人を適所へ
・エゴを抑えられない人を採用しない
・優秀×エゴは組織を崩壊させる
・むやみやたらに褒めない
・営業経費は交通費のみ
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どんなにメンタルが強い人でも「先が見えていない」と心が折れる。先が見えていればメンタルが安定する。だから、とにかく「先を見るため」に、知識を得る、視座を上げる、先が見えている人と付き合う。先が見えていれば全速力で走れる。これがメンタルを安定させる答えかも、と最近おもった。
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「メンタルが弱い」と「メンタルが弱いとわかってるから対策してる」は雲泥の差がある。前者は弱みで、後者はもはや強みです。
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大切な話をします。努力の裏側にあるのが、「承認欲求」か「成長」かが人生の大きな分かれ道。20代のはやい段階で、「誰かにみとめられるため」から「成長が楽しい」に変わらなければ、30代でも40代でも「評価される体質」から抜け出せなくなり、お金もメンタルも環境や誰かに依存しちゃうんです。
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多くの組織にとって本当に必要なのは、とびきり優秀な人ではなく、「ルールをきちんと守る人」です。ルールを守ってくれる人たちを集め、ルールを守ったら売上が上がるように設計するのが経営者の仕事。「優秀な人が欲しい」と嘆いて、優秀な人がいるおかげで成り立つ経営は、原理原則に反しています。
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「成長したい」と言う人や組織の正しい方向性は、「ストレスをかける」ではなく、「緊張感がある環境をつくり、怠けてしまう自分を怠けないようにして、自分一人では達成できない目標を達成し続けて、"成長が楽しい"と心から思える良いスパイラルをつくりだすこと」だと、最近ようやくわかってきた。
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彼氏にフラれた女友達が、気持ちを切り替えるために「iPhoneの顔認証を笑顔で登録」していた。強制的に笑顔になる仕組みで、びっくりするほど元気になっていた。凹んだり悩んだときに、無理にでも笑顔にすることが前向きな気持ちにつながる。これ、嘘みたいな本当の話なのでみんなもぜひ真似してね。
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仕事ができる人ほど即レスなのは、実は「即レスしなければ」ではなく、「処理されてないタスクを宙ぶらりんにしておくのが気持ち悪いだけ」だったりします。この気持ち悪さが、脳にストレスを与え、パフォーマンスが下がると知ってるから。常にボールを手元に残さない仕事癖がある人は、みんな即レス。
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全員に知ってほしい話。よく「あの人を紹介して」と言われますが、安易に紹介してくれと言う人ほど「紹介の重み」を知らない。だから怖くて紹介できない。紹介は、人の信用を切り売りしているのと同じ。そして信用はお金よりも価値が高い。つまり「金貸して」よりも「紹介して」のほうがハードル高い。
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いじめられたことで「弱い人の気持ち」がわかる人や、裏切られたことで「絶望の淵」をのぞいた人に、人としての深みを感じる。人の琴線にふれるような言葉を武器にすることもできる。そして、深みがある者同士が深い絆をつくる。いままでの屈辱が宝物に変わる瞬間。そう考えると屈辱も悪くないですよ。
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おそろしく伸びる人は、空気に流されて勘違いすることがない。たとえば目上の人が手を振っても、必ず頭を下げる。どんなに馴れ馴れしくされても、自分から馴れ馴れしく接しない。勘違いしない。だからおそろしい。一方で、手を振り返しちゃう人はすぐに勘違いする傾向がある。こういう人は伸びにくい。
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プレーヤーとしては優秀なのにマネジメントができない人は「相手の感情を無視した正論を言う」がある。「自分だったらこうする」を続けると、「わかってはいるんですが…」と自信をなくし、二度と本音が聞きだせなくなる。正論よりもまずは感情に寄り添い、「自分もできるかも…」を積み上げるべし。
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仕事で一番大切なことは、「仕事がある」と「仕事ができる」を奇跡だと考えることです。お客さんや社会に必要とされて、仲間ともども健康でいられるのは奇跡なんですよね。逆に「あたりまえ」や「勘違い」がいきすぎると、「カネ稼ぐなんて簡単」や「稼いでない奴はバカ」になる。そしていなくなる。
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経営を14年やってきて、これ本当に大切だなぁとおもうのは「売上をあげる」よりも「売らない人を決める」でした。お客様の満足度とか、クレームがほぼ無くなったりするだけじゃなくて、経営が安定するんですよね。とにかく目先の売上を上げるために、誰でもカモン状態なら長く経営するのはすごく難しい