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そして、今テレビなどのメディアでご活躍される鶴岡路人さんはロンドン大学キングスカレッジ戦争学部という最高の名門で博士号、東野篤子さん、小谷哲男さん、合六強さんは平和・安全保障研究所安全保障奨学プログラム修了と、正規の日本の大学以外で安保研究を行ってきた「隠れキリシタン」。
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色々と発信する中で気になることを一つ。私はロシアを偉大な大国だと思っています。また文学、音楽、芸術、哲学、建築など、世界に冠たるソフトパワーを持っている。政治的な理由で発言できないながらも、今回のプーチンの戦争に怒り、悲しみを感じ、もどかしさを感じているロシア人の方も多いはず。
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賛同。今のウクライナで、ロシア兵の前で武器を持たずに助けてくれるように懇願しながら惨殺され、レイプされた女性や子供たちの地獄のような苦しみへの想像力が不足しているのでは。また指摘されているとおりチェチェンとシリアの戦場を想起すべき。インドの非暴力についての歴史の誤用の例。 twitter.com/masataka_ishid…
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今回のウクライナ戦争は、構造の展開も複雑で多面的なため、これまでの学界の巨大な権威やタレント学者、特別な利益を有する政治家など、メディアで活躍していた方の「権威」がこわいほど見事に崩れている印象。この10年でものすごい速度で世界は変わったのだが、それを無視あるいは傍観した災いか。 twitter.com/chutoislam/sta…
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「マリウポリ」はきっと90年代のスレブニッツァとして、一般市民殺戮の地として記憶されるのだろうと思います。人間の野心、傲慢、過誤、憎しみから、古代から続いてきた戦争を人類がなくすことができない悲劇的な現実です。 twitter.com/ReutersJapan/s…
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ほんと。これに尽きる。ゼレンスキー大統領。ユダヤ人迫害をするなら、まず自分を殺さないといけない。これほどまでバレやすく、低次元なプロパガンダがロシアから出てくることは少し悲しいが、さらにそれを信じる方々が驚くほど日本で多いことによりいっそうの悲しみを感じる。 twitter.com/chutoislam/sta…
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大国の都合で中小国の未来を独断的に決めるのが良いのか?あるいは中小の主権国家は、独立と自由と安全を享受し、自らの運命を自らの意志で決定する民主主義的な決定権を持つべきでないのか?安易な欧米批判は、実は米国が東欧諸国を奴隷にするだろうという、ロシア的国際秩序観に自ら浸かってる。
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戦争の計画は一年前からたてられていて、1月18日には作戦決定されていたとすれば、もはやウクライナが悪いとか、NATOが原因だとかそういった議論が後退して、純粋なプーチンによるロシアの勢力圏拡大のための侵略戦争ということにすぎない、ということになるかもしれません。 twitter.com/yoichitakita/s…
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かなり深刻な懸念を抱いておりますので、ブログに書いたこちらの記事をnoteにも掲載しました。ご覧頂ければ幸いです。note.com/yuichihosoya/n…
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なので私は、今回のロシアのウクライナへの侵略戦争に批判的であり、残念に思っている。他方で、今回のロシアの武力侵攻が、ゼレンスキーという「ネオナチ」に対する正当な戦争として擁護している方々は、この偉大な大国が国際的地位と信頼を失うことを、惜しいと思わないのか。
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アメリカのロシア軍事専門家のコフマン氏。今後三週間ほどは消耗戦が続き、疲弊したロシアが停戦に動くのではと展望。多くの専門家の認識と近いかも。その間、われわれは見たくない残酷な光景を見て、怒りと無力感と人間の根源的愚かだと、その中でのいくつかの美しいエピソードに接するのでしょう。 twitter.com/kofmanmichael/…
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日本では「戦争」とは一つのイデオロギーであり、人々の思考を停止させる効果があります。それに触れたものは、全て「罪人」かのように。他方で「侵略」となれば、関係性がより明確となり、より客観的な議論が可能に。湾岸戦争で、侵略したイラクとされたクウェートが「どちらも悪い」とはならない。
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まもなく、ロシアのウクライナ侵略から1年。1年間、これを論じ続けたが、1年前と基本的立場は変わってません。戦争はまだ続いています。早く終わってほしい。そのためには、ロシアが侵略をやめ、ウクライナの一般市民を殺戮するのをやめてほしい。簡単。これからもそれを言い続けます。
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平和教育に浸かった日本では、軍事が絶対的な悪であるとする絶対的平和主義への信仰がかなり強いので、一定の防衛力を持つことが抑止力になって平和を維持することに貢献するということへの理解が不足しています。なので安全保障政策の議論をすること、旧教と新教との宗教戦争並みに分裂する。
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国際秩序の擁護者、いい言葉ですね。安倍談話では、1930年代に日本が国際秩序の挑戦者になった反省から、戦後平和国家として法の支配を重視してきた歴史を述懐してます。国際的にそのような評価を得られることは、日本外交の大きな資産です。 twitter.com/kyodo_official…
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大庭さんの「今回全て日本の功績だとは思わないし日本外交万歳とはしゃぎすぎの感もあるけど、日本かなり頑張ったとは思います」というのが適切な評価。そもそもG7の世界での影響力は小さくなり、G7のアウトリーチが重要になっているという視点が重要。今後インドやブラジルは、G7とは距離を置くはず。 twitter.com/mie_oba/status…
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交渉で停戦を実現するべきであると語るのであれば、プーチン大統領がどのような条件であれば停戦へと譲歩するかということと、その条件を果たしてウクライナ政府とウクライナ国民そして国際社会が同意して受け入れる可能か、具体的に条件内容を提示できなければ、単なる楽観か「祈り」になってしまう。
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もしもプーチンとの交渉がそんなに容易であるとすれば、もうとっくに北方領土が平和的な交渉で戻ってきているはず。しかしそうなっていないし、楽観的に交渉で目的が実現できるという錯誤が、安倍政権での対露交渉の挫折に帰結したのではないか。
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そして、日本では侵略国も、侵略の被害を受けた国も、全てが穢らわしくなり、さらにはその戦争を論じる国際政治学者も穢らわしい存在となる。それを論じてはいけない、かのように。それを論じない人たちこそが聖人君子であり、論じる学者は汚れているかのように。これを変えないといけないですよね。
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こちらの記事、広く読まれている好感のある良記事ですが、小泉さんの魅力に加えて、それを引き出す宮地ゆう記者の力量も評価されるべき。彼女は朝日新聞でも突出した高い能力を持つ記者です。【小泉悠】研究者は挫折、就活はことごとく失敗 無職で気づいた自分の天職 globe.asahi.com/article/146970…
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あまりにもわからないことだらけですが、明らかなことは1年前よりもロシア政府は国内の治安を抑える能力が大幅に減退しているであろうことと、多くのロシア国民が戦争を支持していても、プーチン個人の権威や権力を守るための戦争に動員されて長引く戦争で戦場に送られることに嫌気がさしていること。
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そして、韓国以下のGDPしかないロシアがこれだけの戦費と犠牲、そして経済制裁による国内経済の疲弊と混乱を伴えば、その後の経済復興は国際社会からの支援に頼るか、完全に中国に依存するかの二択で、いずれも好ましいものではない。人口減、ゼロコロナ、米中対立で後退する中国経済のみでは困難。
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終戦時にソ連は北海道をソ連領とすることを要求し、トルーマン大統領も一時はそれを容認する可能性も視野に入れたが、米国内の対ソ強硬派が反対。そうでなければ、今頃は北海道内でもロシア国旗のもと、ロシア語で教育が。「樺太」や北方領土内と同様に。これが降伏と平和の真の姿。 twitter.com/kenji_minemura…
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他方で、要人の演説原稿を事前にその国の政府に伝えるのはある意味では自然なことであり、その原稿の中でセンシティブな文章があれば、それについて指摘することは当然ありえます。私が問題にしたのは、「国会演説の前に「首脳会談・共同声明」が絶対条件」だという、「条件」提示です。
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ウクライナが抵抗を続けたことでロシア占領地域は限られていたが、プーチンが求める武装解除をして、全域がロシアの占領下に入っていたら、今目にする凄惨な映像がウクライナ全土でより広域で見られた可能性も。何が正しいか判断が難しいが、ウクライナの武装解除による停戦は、ひどい結果だったかも。 twitter.com/nikkei/status/…