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派手な戦争なレトリックを使うときほど、中国は戦争する意思がなく、本当に軍事行動を起こすときには気づかないように行う、という東大の松田さんの言葉が、頭に残っています。すぐに危機には直結しないのでしょうが、こういった威嚇と示威が、予測不可能な摩擦や衝突にならないようにしてほしい。 twitter.com/KS_1013/status…
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やはり、中国が党大会前の、人事などでとてもピリピリしたこの時期というのがまずいんでしょうね。台湾問題で少しでも、中国の立場が後退するようなことがあれば、きっと習近平主席としても今後の党内の舵取りがとても難しくなるのかもしれません。問題はアメリカの行動が意図的かどうか。 twitter.com/KS_1013/status…
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それを粛々と、政府なり外務省が、異議がある場合は、堂々と異議を主張すればいいことでは。そこに「事実誤認」という言葉を用いることで、かえって日米、日英、日豪を含めて、友好諸国との不毛な摩擦や対立の種子を生み出す可能性があり、戦略的にも国益からも得策ではありません。
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そもそもこちらの『歴史認識とは何か』では、日本と、他国とで、「国際社会」の見え方、「事実」の見え方が異なるということが一つのテーマで、各国で共有された「歴史認識」を持つことがいかに難しいか、を論じています。ですので海外で「我が国の立場と異なる」ような「事実誤認」があるのは自然。
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大学院で外交史研究を指導していて、「事実」をどのように認定をするか、検証をするかについて膨大な時間と労力を割いています。時代によって、政権によって、省庁によって、人物によって、見え方が変わる。解釈の余地もある。なのでそれを「白と黒」としてではなく複眼的に検証することが重要です。
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そもそも「海外における」って、ロシアや、中国や、北朝鮮など、「事実誤認」をしていないことを探す方が、大変なんじゃないかなとさえ思いますので、それって全部、「通報」した方がいいんですか…。また、「我が国の立場」って、政権とか時代によって微妙に変わっているので、「どの」「立場」?
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こういうことを書くと、外務省から、「我が国の立場と相容れない事実誤認」をしている学者として「通報」されるのかしら?外務省が率先して不寛容な社会をつくるべきではないし、そういう「事実誤認」を探したいなら「通報制度」でなくこれを発案なさった方々が自ら探す努力をしたらいかがだろうか?
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これって下手したら、オーウェルの「1984」、ナチスやソ連の密告文化や、文革、現在の中国と同じになりますよ。今すぐやめるべき。自由主義社会の破壊につながる。ミルの『自由論』を読んでほしい。
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外務省、どうしたんだろう?これは本当に評判が悪い。「我が国の立場と相容れない、又は我が国に関する事実誤認 」って、誰がどこで決めるの?「我が国」と「日本政府」は同義でない。■我が国の立場と相容れない、又は我が国に関する事実誤認に基づく記述についての情報提供 mofa.go.jp/mofaj/p_pd/pds…
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私は経済については専門的に理解する能力が欠けていますが、こちらの報告書ではロシア経済は制裁で壊滅的打撃となっており、それを隠蔽するためにロシア政府は経済統計に数値など虚偽を伝えているとのこと。だとすればロシアにとっては時間との闘いになります。 twitter.com/America_seiji/…
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今や、イギリスでは監視カメラによって駐車違反やスピード違反などが恒常的に取り締まられておりますが、それらの大半が中国製であることの懸念を、保守党のチャイナリサーチグループと、下院外交委員会のトム・チューゲントハット氏が問題視。インフラをこれまで中国に依存していたイギリスの転換か。 twitter.com/TomTugendhat/s…
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そして学者の世界で、「私はあなたの意見には反対だ、だがあなたがそれを主張する権利は命をかけて守る」(ヴォルテールの名言とされるが実際にはそう語っておらず、彼の態度を表現した別の人の言葉)という言葉のような、寛容で多様性を重んじる雰囲気が醸成されていけば嬉しいです。
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国際政治学の学界が、あまりにも開放的で、のびのびとして、「言論の自由」が保証されているから、もしかしたら私のように好きなことをしゃべる学者がでてきてしまうのかも…。でも、こっちの学界でよかった。
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ほんとに、こういうふうに相手を抹殺しようとする「文化」ってどうにかならないのでしょうか?相手を憎んだり、中傷したり、学者生命を剥奪したり、そんなに楽しのだろうか?日本国際政治学会なんかは、多様な思想、方法論、立場の人が混在して、はるかに風通しがよいと思うのですけれども…。 twitter.com/kamatatylaw/st…
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「法律的な解釈で今回の問題に対処しようとするのは幻想です」と論じた和田先生の国際法軽視の発言への、酒井先生の真摯な反論。国際法が完全に無視されるルールが不在の世界というのは、恐ろしい世界です。 twitter.com/UtBeneVivas/st…
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国末さんの鋭く重要なご指摘。取材をしなくなった記者と、研究をしなくなった学者は、自らの正義感や印象論に頼り、問題を表面的、一面的に論じる傾向があるのでしょう。しかも権威主義的に他者を見下し。もちろん、そうならぬよう自戒を込めて。 twitter.com/KunisueNorito/…
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あまりにも基本的なことを、丁寧に整理して論じていただき、それがある程度幅広い共通了解になることは、とても重要だと思います。鶴岡さんのこちらの論考は、まさにそのようなスターティングポイントとなるもの。必読です。 twitter.com/MichitoTsuruok…
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そして、この不毛でくだらない侵略を、一生懸命に、毎日必死になって擁護する方々が行うSNSでの誹謗中傷攻撃も、いい加減やめてほしい。
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見ていて辛いが、少しだけ救われる気持ちの動画。いったいロシア軍、ロシア政府、今何のためにこのような破壊を繰り返しているのか。いい加減、この不毛でロシアにとっても不利益で、極めて残酷なくだらない攻撃を、今すぐやめてほしい。 twitter.com/Campaign_Otaku…
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企画自体はとても面白い内容であり、山添さんが素晴らしいコメントをしておられて価値があるとは思いながらも、和田先生の問題意識に沿って分類をしておられるところに、情報を集める際のよりバランス感覚が求められていたように思えます。
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両論を併記すれば公平だということではなくて、そもそもの問題設定の土俵に問題があることにも、ぜひ意識してほしいと思います。
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ここまで見事に、ロシア政府のプロパガンダと、和田先生の問題設定に従って、「ロシアが平和を求めているのに、ウクライナが戦争を続けている」という印象操作に加担することは、メディアとしての見識が問われると思います。
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しかも、ウクライナのゼレンスキー大統領が繰り返し条件なし(領土の割譲などを前提にしない)和平交渉を求めているのに、繰り返し拒絶しているのはロシア政府の側です。なぜそれで、ロシアの戦争を正当化する論理を「和平」と定義するのか、深刻な問題があります。
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そもそも最初から、戦争を望んで侵略を開始したのがロシアであり、戦争を望まずに侵略されたのがウクライナです。これは誰もが知っていることです(受け入れるかどうかは別)。なので、「正義を求めて戦争を求める」ようにウクライナを位置付けるこの企画は、山添さんの発言は素晴らしいが、問題です。
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ロシアが国際法を無視して侵略した以上、ウクライナが求めているのが「正義に基づく和平」であり、ロシアが求めているのが侵略と占領を軍事力によって強制する「正義に基づかない和平」です。二つの「和平」の実現の仕方をめぐる対立。