CDCより急性肝炎のデータ発表。アラバマ州で9名の子どものクラスターの臨床データ詳細が示されています。年齢中央値は約3歳(8か月~5歳)、内2例は肝移植が施行。検査可能だった5例でアデノウイルス41型検出。隣の州の我々も緊張感をもって診療にあたっています。cdc.gov/mmwr/volumes/7… via @CDCgov
CDCや臨床試験を通じて妊婦さんに関するより多くの安全性のデータが報告されていくと思います。しかし現時点でまだデータは不十分で、接種が不安になるお気持ちはとてもわかります。接種しない、する、どちらの選択をしても妊婦さんを社会が全力でサポートしていくことが大切です。まず感染蔓延の防止!
CDCでの最新の更新では、mRNAワクチンを打てない項目から、ポリソルベートアレルギーは除外されました。よって、アメリカではこのアレルギーを持っている方も注意しつつですが打てるようになりました。そもそも念のための方針でしたし、状況は日々更新されていきます。cdc.gov/vaccines/covid…
市町村のサイトをみると、国は9月末以降の方針の通達はまだなく現在検討中のようです。第7波も来ているので大人の期間とともに延長は避けられないのではと感じますが、接種券があれば期間後も打てるのかなど、情報が不透明で困りますよね。また新たな情報があればお伝えしますし、ぜひ教えてください。
コロナワクチンの臨床試験はかつてないスピードで迅速に行われていますが、このように各段階の治験は今までどおり厳正に行われ、効果や安全性のデータを慎重に解析し、迅速にすべて報告しています。世の中に安全で効果のあるワクチンを届けるための努力が今も続けられています。
続き)モデルナワクチンのアナフィラキシーのまとめ: 約400万人接種して10人の発症(頻度は100万人あたり2.5人)。ほとんど(90%)は15分以内に症状が出現。10人中9人はアレルギー歴(薬6人、造影剤2人、食物1人)あり。死亡例はゼロで追跡調査可能だった8人はすべて回復が確認されている。
本日夜10時からの放送です。より多くの方に現在の日本の予防接種の安全性評価の限界や問題点を知っていただけたらと思っています。NHKの取材班がアトランタまで来てインタビューをしてくださいました。ぜひご覧いただけましたら幸いです。 twitter.com/SatoshiKamidan…
本日のCDCの諮問委員会であるACIPの新型コロナワクチンの推奨のポイントを訳して一般の方向けにまとめました。基礎疾患をお持ちの方、妊婦や授乳の方、そして10代後半の小児などについてのワクチンの使用についてです。ぜひ参考にしていただけたら幸いです。 vaccinetovaccination.com/2020/12/12/cdc…
FDAは多くの副反応は2ヶ月以内の起こるという基準をもとに、製薬会社にワクチン接種者の少なくとも半数は2ヶ月の観察期間を経ることを求めていましたが、ファイザーはこれを十分に満たしています。ちなみに約34,000人は1ヶ月以上の観察期間をクリアしてます。
子ども達も今後ブースターが必要になるのは間違いないと思いますので、早めに初回の基礎免疫をつけておくことが大事だと考えています。また、第三相試験で5-11歳の1ヶ月後の抗体価と16-25歳の抗体価の差はないため、もし低年齢への効果が低いと仮定しても、それが単純に量の問題かは検証が必要です。
ちなみにADEについて"まだ"十分なデータがないという点は正しいですが、以前に比べてmRNAワクチンのADEへの安全性を支持するデータが人の治験でも動物実験でも次々に出てきています。よってもはや不必要に不安を煽る状況ではなくFDAもその点は吟味済みです。以下の先生のツイートが詳しくお薦めです twitter.com/VaccineWatch/s…
ワクチンの安全性を調べる上で重要な比較データとして、その病気のワクチンによらない自然発生率(背景率)があります。今回、我々CDCとFDAの研究者の共同で新型コロナワクチンに関する背景率を調べた論文を発表しました。無料で読めますのでご興味のある方はぜひ参照ください。 sciencedirect.com/science/articl…
今後のデータ集積でより正確な数字が明らかになると思いますが、この心筋炎の頻度の低下の可能性は朗報であり、これが5-11歳への接種量が3分の1になったからなのか、そもそも低年齢が頻度低下に影響しているのか、より調査する必要があると思います。
私自身、子供の感染症科医として重症コロナの子ども達を現場で治療にあたっていました。がんで抗がん剤治療中の子が罹って重症になるケースも多くありました。また、多系統炎症性症候群という心臓の機能障害などを起こす新しい病気をコロナは子ども達に起こし、アメリカで3000人以上の子供が苦しんでる
繰り返しますが最終的な対象が下が6ヶ月までなんですけど、今は慎重に上の年齢から順々にモデルナ接種してて、現時点で2歳とかまだ接種してないんですね。この情報を知らなかった海外のデマ発信者が低年齢も接種してるはずだと思い込んで意図的に作ったストーリーなんでしょうね。以上で対応は終了です twitter.com/universalsoftw…
この結果がどれほど凄いかといいますと、インフルエンザワクチンの最近の効果は全体で38%(乳幼児68%)で、はしかワクチンの一回目接種の94%と同程度で絶大な効果です。しかも現時点で15000人以上の方がモデルナワクチンを打っていますが、深刻な副反応も認めていません。これ以上ない"希望"です!
返信)この資料は先日のACIP会議の物ですがミスリードで会議中批判されてました。"本日"仕事休んだか?家で休まないといけなかったか?の回答者がほとんどです。今は医療者のみが接種しててワクチンで熱(15%でる)とか症状少しでもでると病院の入口の検診でひっかかり勤務できないんですよ。続く→ twitter.com/la_neige_fleur…
@shoshinshamama @papa_syo222 アメリカのお菓子の詰め合わせ袋に入っていた平らで円形のキャンディでした。本当にうかつでした。僕の失敗を参考にしていただけたら幸いです。 窒息死に至った食べ物については、消費者庁が啓発してますので添付しますね。これをみるとけっこう高学年も事故に遭っている事にギョッとします。
日本が新型コロナワクチンを導入した際、ワクチンの安全性の情報についてのニュースなど増えると思いますが、私達はどういった前知識を知っておくべきでしょうか? 診療と研究の合間をぬっての少しずつですが、ブログに書いていきます🖌 vaccinetovaccination.com/2020/12/05/%e6…
ブログでも書きましたがこれらの症状は2日程度で消失するので日常生活が送れない(いかにもずっと続くかのような)重篤な副反応と断ずるのは誤解です。医療者がゆえに軽い反応でも仕事にいけないだけです。これ一般の方誤解するのでCDCの担当者に内訳書くように伝えておきます。vaccinetovaccination.com/2020/12/21/