この夏デルタが猛威をふるったアメリカで、小児科感染症科医として多くのコロナに感染して入院した子供達を診療してきました。この研究はそんな子ども達もワクチンで重症化から守ることができることを示した論文です。私も末端として関わった研究で引き続き研究を重ねます。 news.yahoo.co.jp/articles/1aeba…
最前線で子どもの重症例を診ている医師が結集して取り組んだ研究です。大人がより重症になりやすいので子供は見過ごされやすいですが現実は重症しうるのです。それがワクチンで防げるのです。デルタ流行時の結果でオミクロンは現在進行形で研究中ですが同様に重症を防げる可能性はあると考えています。
ファイザーは目標としていた2000人以上の12歳から15歳の小児が治験への参加を達成したと報告しています。この年齢で安全性などが確認され次第、徐々に年齢を下げて慎重に試験をしていく予定です。子どももワクチンで防げる病気から守るべきですので、きちんと安全性を確認して接種を開始したいですね。 twitter.com/takhir45/statu…
5-11歳で入院した子どもの90%以上がワクチンを未接種でした。やはりオミクロンは手強いですが、ワクチンは万が一の事態を防ぐ重要な予防方法です。投与量が減った分、副反応も減り心筋炎の頻度も少なく(雷に打たれる率)なっていますので、この年齢の子ども達に接種する意義は大いにあると考えます。
この点は、副反応検討部会でも一部の委員から、もう少し精査(国際基準定義に照合してから)してから正しいデータを公表しなければ、「数字だけが一人歩きしていく」と懸念されておりました。本当にそのとおりだと感じます。
注意)このRTした記事には誤情報が含まれています。 正)米国FDAの下記の審査資料のようにファイザーの試験は2回目の接種から少なくとも2か月の観察期間を経ている被験者が11月時点で約19,000人もいます。 きちんと最新のデータを把握している専門家であれば1週間しか副反応をみてないなど言えません→ twitter.com/asahicom/statu…
国が公費での接種期限を9月末以降も延長していただくことを切に願っていますが、もし提示どおり9月末が期限だとすると、3週間空けての2回接種が必要であることを考慮すると、接種をお考えの方は念のため8月中には1回目を接種しておきたいところです。
CDCからmRNAワクチンのアレルギー反応に関する初回報告。12月23日までのデータでアナフィラキシーは100万本接種のうち約11人の頻度で認め、ほとんどが接種後30分以内に発症。21例中追跡できた20例はすべて回復を確認。この頻度は今後のデータ集積で上下しますが速報です。 cdc.gov/mmwr/volumes/7…
クローズアップ現代をみてくださっま皆様、本当にありがとうございました。きちんと安全性を調べて正確な情報提供をしたうえで、安心して皆さんに予防接種を打っていただきたいという関係者やNHKの制作班と専門家の想いがつまった番組でした。みんな想いは繋がってるなぁと感じて感動しました。
米国の予防接種会議に参加しましたが、妊婦への新型コロナワクチンについての最新のデータが発表されましたので解説しています。現時点で明るいデータです✨私の関わってる部署ではさらなる疫学調査・研究が計画されています。安全性モニタリングは予防接種政策の要です。 news.yahoo.co.jp/byline/kamidan…
また確かにコロナで入院した赤ちゃんのお母さんのほとんどはワクチン未接種でしたが、そのことでお母さんを決して責めてはいけないと思います。様々な誤情報やデマが飛び交う中、ワクチン接種に心配になるのは当然ですし、我が子を想っての判断だったのですから。そしてこうした最新の研究を発表[4/5]
万が一の重症化予防(70%)にワクチンは重要ですし、ある程度(約30%)の感染予防もあります。春からずっとその意義をお伝えしてきましたが、小児科専門の学会がその重要性を公式に発表したことは大きな進展です。多くの子ども達がコロナから守られることを願っています。 news.yahoo.co.jp/byline/kamidan…
つまり、よく誤情報やデマで発信されるワクチンを打つことで死亡率が増えるということは全くないどころか、むしろコロナ以外の死亡率でも全体として減っているという安心できる結果でした。VSDシステムはこのようにきちんとワクチン非接種群と比較することでより正確にワクチンの安全性を評価できます.
連日の感染症診療でFDAの会議には参加出来ませんでしたが、ついにJ&Jのワクチンが認可されました。こちらの臨床試験にも関わっていましたが、ボランティアさんが「え!?一回接種でいいの✨?」と嬉しそうにしてたのが印象的でした。重症や死亡を防ぐ効力は十分にあり、よい選択肢になりそうです👌
予防接種会議の続きです。アメリカでは2000万回接種を超えました。健康チェックアンケートに答えた方で15,000人以上の妊婦さんが接種していることがわかりました(一部データ入力エラーも考慮する必要あり)。感染リスクの高い妊婦さんはリスクとメリットを考え接種を希望される方も多いのですね。今後➡
MIS-Cは心臓や胃腸などの消化器、皮膚など全身に炎症を起こす主に子どもの病気で、コロナ(軽症でも)になった後2〜4週間後にまれに発症します。私も何度も診療にあたっていますが、本当にやっかいなコロナ合併症です。ワクチンで防げるならそれに越したことはないと感じます。asahi.com/sp/articles/AS…
ヤフーニュースの新型コロナウイルスワクチンのこどもへのワクチンについてのQ&Aを担当しました。字数の関係もあり簡潔にまとめたものですが、参考にしていただけましたら幸いです。早く子どもたちがマスクなしでのびのびと安心して学び、遊べる日が来ることを願っています。 news.yahoo.co.jp/pages/20210122…
峰先生@minesohの新型コロナワクチンついての素晴らしいヤフー記事。必読です。しかしコメント欄が誤情報やデマに溢れ返っていたので、オーサーコメントを書かせていただきました。すでに世界で14億人が接種していて、コロナから守られています。 news.yahoo.co.jp/articles/eebd2…
妊娠20週以降にワクチンを打つと、この赤ちゃんへの予防効果は80%まで上がりましたが、だからといって20週以降までワクチン接種をあえて待つ必要はないと考えます。なぜなら、この研究は3回目のブースター接種した妊婦は含まれていないからです。つまり、妊娠初期にワクチン打ったとしても、[2/5]
ファイザー社の発表に加えて、モデルナワクチンも6ヶ月後も抗体が持続することが分かりました!本研究グループの一員として極めて重要な研究に携わることができ光栄です。NEJMのSupplにフルメンバーを載せて頂いてます。次は一年後でも持続するか、引き続き研究を続けます🔬 nejm.org/doi/full/10.10…
その腕の腫れや痛みは副反応? 新型コロナワクチンに備えよう第四弾。 ワクチン反対派が○○%の高い率で頭痛やだるさがおきるなんてmRNAワクチンはなんて危ないワクチンなんだ!と拡散していますが、間違った過剰な反応です。正しい考え方とデータの見方を解説しました。 vaccinetovaccination.com/2020/12/21/
することで、お母さん達のワクチンに対する考え方や自信の根拠につながっていってくれたらいいなと、日々の診療に加えてワクチンなどの研究をしています。今回、多くの先生方が本研究を取り上げてくださり心から感謝しています。ぜひ参考になりましたら嬉しいです。5/5 cdc.gov/mmwr/volumes/7…
木下先生がずばり結論を捕捉してくれています。 「結論は、コロナワクチンはコロナに関係ない死亡を増やさない。」 そのとおりでそれが研究の目的です。引用ツイートは見てないので知りませんが、ワクチンが死亡を減らすとは言っていません。この微妙な意味の違いの理解はTwitterでは難しいですね twitter.com/mph_for_doctor…
ファイザーワクチンの試験、今年の夏から頑張っていますが、5歳未満への提供はずれ込みそうです。大人の10分の1量での研究で、2歳未満は良好でしたが、 2-4歳のグループで若い成人と比べて劣る抗体価となり、2ヶ月空けての3回接種の試験を行う今後予定となりそうです。washingtonpost.com/health/2021/12…
➡️余談です😌NEJMは医学生のころ症例検討の勉強会で辞書片手に読んでもわからないことだらけでしたが、医師になった後もずっと憧れの医学誌でした。今回エモリー側のPIとして取り組んだ多施設研究が掲載され、臨床医として感極まる思いです。これからも現場の医師の目線の所見を発表していきたい。