501
猫の糖尿病のことを別名「ハッピー糖尿病」といいます。というのも、犬の糖尿病はガリガリに痩せていく一方で、猫の糖尿病はぽっちゃり体型で一見健康そうに見える子が多いから。特に食欲が増したり、水を飲む量やおしっこの量が増えたら要注意⚠️放置すると命に関わるので全然ハッピーではないです。
502
ちなみに補足すると犬で多いのは"一型糖尿病"といって、血糖値を下げるホルモンであるインスリンが分泌できないタイプ。一方猫ちゃんに多いのは、肥満によってインスリンが効きにくくなる"二型糖尿病"です。
503
母猫は子猫に狩りを教えます。実際に子猫の頃に母猫と過ごした経験のある猫は狩りの成功率が高く、狩猟行動が増えるらしい。一方、うちのにゃんちゃんは生後間もなく捨てられたので、母ちゃんの代わりに頑張って狩りを教えたつもりなんですが、虫も捕まえられないどんくさ猫に育ってしまいました..🥺
504
ちなみにこの「教える」という行動は... ①未熟な個体がいるときだけ行動を変える ②教える側に利益はない ③教えられた側が素早く知恵や技術を習得する と定義されますが、ヒトを除くと今のところネコとミーアキャットでしかきちんと報告されていないすごいことらしい。母猫は偉大ですね🐈
505
愛猫に少しでも長生きしてほしいのなら「家から出さない」を徹底してください。家の外に出る猫は寿命が約3年縮まるというデータがあります。人間に換算すると10-15年くらい早く死んでしまうということ。この一番の原因は外猫の世界では新型コロナより恐ろしい感染症が蔓延しているからです🦠
506
猫のかわいいところを挙げたらキリがないですが、とりあえず前歯のかわいさは異常!こんなに小さくて何の役に立つんだ?と思うかもしれませんが、実はグルーミングのときに毛をかみかみすることで"クシ"のような役割をしていると考えられています。かわいいだけじゃないんですよ〜🥺
507
愛猫の病気に早く気付くために頭の片隅に置いておいてほしいのですが、尿量が増えたり、お水を飲む量が増えたら要注意です。腎臓が悪くなったり、ホルモンの病気などが隠れているかも。これは「多尿多渇」という特徴的な症状で、おしっこが出すぎてのどが渇くので、水をよく飲むようになるのです。
508
何頭飼っていようが、全ての猫ちゃんがストレスなく過ごせるようにすることが飼い主の使命。例えば立場の弱い猫ちゃんも気兼ねなくトイレを使えるように、猫どうしお互いが見えない場所に用意するのが理想。食事や寝床も同じで、パーソナルスペースの確保が大事なのです。同じ場所にまとめるのはNG🙅‍♂️
509
これからおうち時間が増える方に知っておいてほしいのですが、前回の緊急事態宣言中は猫ちゃんの体調不調が増加したそうです。家族がずっとおうちにいることで、生活リズムが崩れ、ストレスだったのでは。もふもふしたい気持ちはグッとこらえて、そっとしておいてあげましょう。寝顔で癒されるのです🥺
510
猫が肛門を向けてくるのは、飼い主への「愛情の証」のようです。というのも、猫は"ニオイ"でコミュニケーションをとる動物なので、肛門であいさつをしたり、気を引いたりするのは普通のこと。きっとかまってほしいのでしょう。とはいえ、肛門をかぐのはキツいので、代わりに優しくなでてあげましょう!
511
猫のせきは飼い主さんが嘔吐やくしゃみと間違いやすい症状です。時間のある時にぜひ動画で確認して覚えておいてください。youtu.be/Iab6XgRRNQY
512
猫が咳(せき)をしたら、何らかの病気を疑ってください。というのも、猫は人間と違ってほとんど咳をしません。ウイルス感染症である猫風邪やアレルギー疾患である猫ぜんそく、高齢の場合は肺にがんができてしまっている可能性もあります。猫の咳は甘く見ず、動物病院を受診するようにしてください。
513
「猫 生肉」と検索すると生肉食を勧める💩みたいな記事がたくさん出てきますが、生肉食が健康に良いという根拠は一切ありません。生肉にはO157やリステリア、サルモネラ、トキソプラズマなど細菌や寄生虫がうじゃうじゃいます。猫だけでなく人間にも感染の危険があります。キャットフードが1番です。
514
キャットフードの口コミに「このフードに変えたら吐きました」と低評価がついていることがありますが、そのフードが悪いのではなく、ごはんの切り替え方に問題があったのでしょう。これまでのフードに新しいフードを少しずつ混ぜていき、1週間くらいかけて新しいフードに移行するのが良いですよ!
515
猫はひとりを好むイメージがあるかもしれませんが、実は寂しがりやな猫ちゃんが増えています。お留守番中にモノを壊したり、過剰に鳴いたり、トイレ以外でおしっこをしたりするのは「分離不安症」かも。飼い主さんのにおいのついた服やひとり遊びができるおもちゃを与えて少しでも安心させる工夫を👍
516
カリカリフードを別の容器に移し替えている飼い主さんは結構多いと思いますが、最初から小包装されているキャットフードは無理に別容器に移す必要はありませんよ。特にプラスチック容器はドライフードの匂いや味が落ちてしまう可能性があります。クリップなどで口を留めて袋ごと収納すればOKです🙆‍♂️
517
ちなみにカリカリフードを冷蔵庫で保存するのはNGです🙅‍♂️毎日出し入れするので、結露ができてしまい、カビが生えやすくなってしまうからです。
518
まだお腹すいているの...?と際限なくごはんを与えると肥満の原因になるので、1日の決まった量を複数回に分けて与えましょう。また遊んであげる時間を増やすのも効果的です。例えば、広めのおへやでカリカリを少し遠くへ投げる"遊び"は、狩りに似ているので喜ぶ猫ちゃんは結構いますよ🙆‍♂️
519
愛猫が何度もごはんを催促するときはおなかが減っているのではなく、飼い主さんからごはんをもらうことに喜びを感じているのかも。狩猟本能がある猫にとって、飼い主の心を"狩って"ごはんをもらうことを「狩り」として楽しんでいるのでしょう。1回のごはん量を少なくしてこまめに与えると良いですよ🐈
520
絶賛レム睡眠中のにゃんちゃん...🥺眼球が動くレム睡眠の間は夢を見てるらしいですよ。どんな夢を見てるんですかね...🤤
521
ちなみに、ある研究によると猫の寝てるときの姿勢で「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」を見分けられるらしいですよ。ニャンモナイトみたいに横たわって寝ているときは「レム睡眠」、フセの状態で寝ているときは「ノンレム睡眠」みたいですよ🐈
522
猫がマタタビを好む理由は、蚊から身を守るためという研究🐈 マタタビ中のネペタラクトールという物質に蚊を避ける効果があるらしい。突然死を起こすフィラリア症などからこうやって身を守っていたのかも。人間の世界でも蚊はすべての動物の中で1番人間を殺す動物。マタタビが人類を救う日が来るかも。
524
猫が暮らす部屋からはありとあらゆる「ひも」を排除してください!お腹の中に入ったひもは腸をたぐり寄せ、パーカーの紐を思いっきり引っ張った時のように腸がくしゃくしゃになります。その結果、腸が裂けたり詰まったり...。お腹の中で強い炎症が起こり、命を脅かす危険な状態に陥るのです。
525
猫がひもを食べてしまうのは、猫の舌がざらざらしているから。猫の舌をよく見てみると喉の奥にむかってとげとげがはえています。これにひもが引っかかって、どんどん喉の奥へたぐり寄せられていきます。猫もパニックになり、吐き出そうとして舌を動かせば動かすほど口の中にひもが入ってくるのです。