獣医にゃんとす(@nyantostos)さんの人気ツイート(新しい順)

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まだお腹すいているの...?と際限なくごはんを与えると肥満の原因になるので、1日の決まった量を複数回に分けて与えましょう。また遊んであげる時間を増やすのも効果的です。例えば、広めのおへやでカリカリを少し遠くへ投げる"遊び"は、狩りに似ているので喜ぶ猫ちゃんは結構いますよ🙆‍♂️
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愛猫が何度もごはんを催促するときはおなかが減っているのではなく、飼い主さんからごはんをもらうことに喜びを感じているのかも。狩猟本能がある猫にとって、飼い主の心を"狩って"ごはんをもらうことを「狩り」として楽しんでいるのでしょう。1回のごはん量を少なくしてこまめに与えると良いですよ🐈
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ちなみにカリカリフードを冷蔵庫で保存するのはNGです🙅‍♂️毎日出し入れするので、結露ができてしまい、カビが生えやすくなってしまうからです。
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カリカリフードを別の容器に移し替えている飼い主さんは結構多いと思いますが、最初から小包装されているキャットフードは無理に別容器に移す必要はありませんよ。特にプラスチック容器はドライフードの匂いや味が落ちてしまう可能性があります。クリップなどで口を留めて袋ごと収納すればOKです🙆‍♂️
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猫はひとりを好むイメージがあるかもしれませんが、実は寂しがりやな猫ちゃんが増えています。お留守番中にモノを壊したり、過剰に鳴いたり、トイレ以外でおしっこをしたりするのは「分離不安症」かも。飼い主さんのにおいのついた服やひとり遊びができるおもちゃを与えて少しでも安心させる工夫を👍
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キャットフードの口コミに「このフードに変えたら吐きました」と低評価がついていることがありますが、そのフードが悪いのではなく、ごはんの切り替え方に問題があったのでしょう。これまでのフードに新しいフードを少しずつ混ぜていき、1週間くらいかけて新しいフードに移行するのが良いですよ!
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「猫 生肉」と検索すると生肉食を勧める💩みたいな記事がたくさん出てきますが、生肉食が健康に良いという根拠は一切ありません。生肉にはO157やリステリア、サルモネラ、トキソプラズマなど細菌や寄生虫がうじゃうじゃいます。猫だけでなく人間にも感染の危険があります。キャットフードが1番です。
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猫のせきは飼い主さんが嘔吐やくしゃみと間違いやすい症状です。時間のある時にぜひ動画で確認して覚えておいてください。youtu.be/Iab6XgRRNQY
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猫が咳(せき)をしたら、何らかの病気を疑ってください。というのも、猫は人間と違ってほとんど咳をしません。ウイルス感染症である猫風邪やアレルギー疾患である猫ぜんそく、高齢の場合は肺にがんができてしまっている可能性もあります。猫の咳は甘く見ず、動物病院を受診するようにしてください。
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猫が肛門を向けてくるのは、飼い主への「愛情の証」のようです。というのも、猫は"ニオイ"でコミュニケーションをとる動物なので、肛門であいさつをしたり、気を引いたりするのは普通のこと。きっとかまってほしいのでしょう。とはいえ、肛門をかぐのはキツいので、代わりに優しくなでてあげましょう!
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これからおうち時間が増える方に知っておいてほしいのですが、前回の緊急事態宣言中は猫ちゃんの体調不調が増加したそうです。家族がずっとおうちにいることで、生活リズムが崩れ、ストレスだったのでは。もふもふしたい気持ちはグッとこらえて、そっとしておいてあげましょう。寝顔で癒されるのです🥺
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何頭飼っていようが、全ての猫ちゃんがストレスなく過ごせるようにすることが飼い主の使命。例えば立場の弱い猫ちゃんも気兼ねなくトイレを使えるように、猫どうしお互いが見えない場所に用意するのが理想。食事や寝床も同じで、パーソナルスペースの確保が大事なのです。同じ場所にまとめるのはNG🙅‍♂️
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愛猫の病気に早く気付くために頭の片隅に置いておいてほしいのですが、尿量が増えたり、お水を飲む量が増えたら要注意です。腎臓が悪くなったり、ホルモンの病気などが隠れているかも。これは「多尿多渇」という特徴的な症状で、おしっこが出すぎてのどが渇くので、水をよく飲むようになるのです。
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猫のかわいいところを挙げたらキリがないですが、とりあえず前歯のかわいさは異常!こんなに小さくて何の役に立つんだ?と思うかもしれませんが、実はグルーミングのときに毛をかみかみすることで"クシ"のような役割をしていると考えられています。かわいいだけじゃないんですよ〜🥺
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愛猫に少しでも長生きしてほしいのなら「家から出さない」を徹底してください。家の外に出る猫は寿命が約3年縮まるというデータがあります。人間に換算すると10-15年くらい早く死んでしまうということ。この一番の原因は外猫の世界では新型コロナより恐ろしい感染症が蔓延しているからです🦠
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ちなみにこの「教える」という行動は... ①未熟な個体がいるときだけ行動を変える ②教える側に利益はない ③教えられた側が素早く知恵や技術を習得する と定義されますが、ヒトを除くと今のところネコとミーアキャットでしかきちんと報告されていないすごいことらしい。母猫は偉大ですね🐈
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母猫は子猫に狩りを教えます。実際に子猫の頃に母猫と過ごした経験のある猫は狩りの成功率が高く、狩猟行動が増えるらしい。一方、うちのにゃんちゃんは生後間もなく捨てられたので、母ちゃんの代わりに頑張って狩りを教えたつもりなんですが、虫も捕まえられないどんくさ猫に育ってしまいました..🥺
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ちなみに補足すると犬で多いのは"一型糖尿病"といって、血糖値を下げるホルモンであるインスリンが分泌できないタイプ。一方猫ちゃんに多いのは、肥満によってインスリンが効きにくくなる"二型糖尿病"です。
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猫の糖尿病のことを別名「ハッピー糖尿病」といいます。というのも、犬の糖尿病はガリガリに痩せていく一方で、猫の糖尿病はぽっちゃり体型で一見健康そうに見える子が多いから。特に食欲が増したり、水を飲む量やおしっこの量が増えたら要注意⚠️放置すると命に関わるので全然ハッピーではないです。
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バズりそうなので宣伝しますね(早い笑)。猫の飼い主さん向けに色々つぶやいてる獣医師です。いつもこんな感じのことをつぶやいてます↓来年2月にねこ本も出版予定です。よかったらフォローしてください🐈 twitter.com/nyantostos/sta…
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もう少し詳しく説明すると、チロシナーゼというメラニン色素を作るための遺伝子に変異が入ることで、温度感受性をもってしまうんですね。体温の高いところではこのチロシナーゼがうまく働かず真っ白に。体温の低い場所はチロシナーゼが正常に働いて黒くなるのです。
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シャム猫の"大人になると色変わりすぎ問題"にはちゃんと理由があります。というのも、シャム猫は毛色遺伝子が特殊で、体温の低いところだけが濃くなってしまうのです。だから足先や耳先、尾が黒いんですね。一方、赤ちゃんの時に全身白いのは、お母さんのお腹の中では足の先までホカホカだからです。
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猫は吐きやすい動物ですが、高齢になると回数が増えることがあり、慢性膵炎、甲状腺機能亢進症、消化器型リンパ腫などが隠れていることがあります。食後すぐに吐いたり、吐いた後に元気&食欲がある場合は過度に心配する必要はありませんが、月に3回以上嘔吐する場合は一度検査してもらうと良いかも。
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猫と一緒に暮らしているとなぜ「こんなにも癒されるのか...」と不思議ですよね。アニマルセラピーといえばワンちゃんのイメージが強いですが、最近では猫ちゃんによるアニマルセラピーが注目を集めています。特に自閉症の子供達に対しては犬よりも自由気ままな猫ちゃんの方が適任のようですよ🐈
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自閉症の子供たちを対象としたある研究によると、保護猫を迎え入れたおうちの子は、迎え入れなかった子たちに比べて、共感力がUPしたり、多動性や不注意などが減少したそうです。猫は犬よりもアイコンタクトが少ないため、自閉症の子たちは猫と一緒に過ごすほうが快適なのかも、と指摘する研究も。