親野智可等(@oyanochikara)さんの人気ツイート(古い順)

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親が共感的に聞けば子供は正直に話せて、「わかってもらえた」と感じて安らぎます。親が正論で叱ると、子供は「正直に話すと説教される」と感じます。また、共感がないまますぐ励ましやアドバイスをすると、子供は「そんな簡単な問題じゃないよ。話も聞いてくれない」と感じてしまいます。
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「自分は親に大切にされている。愛されている」と子どもに実感させてあげることが最優先。それがないところで何をやってもムダ。だから、親の言葉づかいが大切。否定的な言い方で叱るのをやめて、諭すようにする。明るく肯定的な言い方にする。ほめる。子どもの話は共感的に聞く。スキンシップを増やす
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集団での一斉授業はもう限界が明らかです。特に算数・数学では。同じ学年の子でもその学力差は非常に大きいからです。同じ学級に、塾などで学んで全てわかっている子もいれば、前学年の内容を習得できていない子もいます。せっかくタブレットがあるのだから、有効に使って個別学習に舵を切
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親は無意識のうちに子供をコントロールしています。でも、子供はだんだん言うことを聞かなくなります。それは成長でありよいことなのです。でも、親は自分のエゴが傷つけられたと感じてキレます。「自分がキレたのは子供のためではなく、エゴを守るためではないのか?」と自問してみることも必要ですね
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子育てや教育では諦めも必要。子供の成長は親や先生の思う通りには進まないからです。「諦める」とは、物事の道理や真実を明らかに理解して受け入れるという意味。諦めることで気持ちが楽になり、かえって事態が好転することが多いです。諦めない人は結局子供を傷つけ、後で伸びる芽も摘んでしまいます
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先生だったとき、ある母親から「ノートの使い方が上手だと、家でほめてるんです。先生からもほめていただけるとうれしいです」と頼まれました。それで、私も「ノートの使い方が上手だね。うまく間を空けてあって見やすいよ」等とほめました。後で知ったのですが、この母親は塾の先生にも同じお願いをし
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ていました。つまり、子供は家、学校、塾で同じことをほめられたのです。三カ所で同じことをほめられれば疑いようがありません。その子はノートの使い方に自信を持つようになり、勉強もさらにがんばるようになりました。私はこれはいい方法だと気づき、「チームでほめる」と名づけました。
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さなぎの状態は外から見るとずっと同じですが、その内側ではものすごい変化が起きています。そして、ある日突然羽化して、さなぎから成虫になります。今、あなたの目の前にいて、成長を全く感じさせない子も、内側では成長しています。ですから、その子のペースを邪魔しないで待ってあげてください。
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子育てが終わった人は、「子供の成長は早い。あっという間に大きくなった」と言います。そして、「仕事、家事、雑事に追われ、気づいたら子供は大人になっていた。もっと楽しめばよかった」という声も。実は、子供が「本当に子供らしい子供」でいる期間は意外と短いものです。個人差も大きいけど小学4
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年生くらいまで。女子はその頃から、そして男子はその2年後くらいから思春期前期に入ります。親との関係より友達との関係が重要になり、親の相手をしてくれなくなります。反抗期もやってきます。子供が相手をしてくれるうちが花です。「見て見て」など、子供から話しかけてきてくれるのは今だけかも?
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子供が皿を割ると、親は「何やってるの!」と言います。言う方は平気でも言われた方は嫌な気持ちになります。職場の大人同士なら、こういう言い方はしないなのに、子供には言ってしまいます。本当は職場の他人より子供の方が大切なはずです。やはり大切な人は大切にしましょう。親しき仲にも礼儀あり。
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自分のイライラを子供にぶつけないためには、自分の心の動きに客観的に気づいてることが大事です。これをメタ認知といいます。メタとは「高次の」という意味。自分の心の動き、感情、気分、思考、行動などを、もう一人の自分が見ている感じです。片づけない子供を見て(認知して)イライラする自分。そ
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女の子でも「男の子脳」の度合いが高い子もいます。「やりたいことしかやらない。嫌なことはやらない。てきぱきできずマイペース。だらしがない。片づけができない。話を聞いていない。ぼうっとしている」等の子です。同時に、創造的、主体的な自己実現力、寛容、温厚、後伸び、等の長所があります。
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「子供が自分からやりたいと言い出した」ということを楯にとって、習い事を絶対やめさせない親。「自分の言葉に責任を持たせなければ」「すぐやめるとやめ癖がつく」等の思い込みもあり。でも、子供はそんなに深く考えているわけではありません。友達が楽しそうにやっている、道具がかっこいい、などの
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朝から叱られて、イヤな気分のまま家を出るのはよくありません。気持ちが不安定なときは、大人でもそうですが子供は特に注意散漫になり、交通安全の面で大きな問題があります。気持ちが不安定だと授業にも集中できないので、学力にも影響が出ます。友達とのトラブルの可能性も高まります。
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「だいじょうぶ」「ありがたい」「うれしいなあ」「たのしいなあ」「しあわせだなあ」の5つの言葉を心でつぶやくと、心が安らかになって感謝の気持ちが湧いてきます。これが自分を幸せにする5つの言葉。「だいじょうぶ。だいじょうぶ」「ありがたい。ありがたい」と2回ずつつぶやくのも効果的です。
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子供が自分で決めた目標と、親や先生に決められた目標では、本人のやる気は雲泥の差。ありがちなのが、あたかも子供が決めたように装いながら、実は大人が決めているというやり方。これだと子供はがんばれません。この時の大人の決まり文句が「約束したよね」です。でも、欺瞞はよくないです。
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正直な子にするために、子供のちょっとした嘘も絶対に許さないという親や先生もいます。この場合、子供は自分を守るために上手に嘘をつくようになります。大切なのは、子供が嘘をつかなくてもいいように、共感的かつ寛容に接することです。すると、子供は何も隠す必要がないのでだんだん正直になります
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親の愛情を実感している子は、悪い誘惑があってもブレーキが効きます。逆に、愛情不足を感じている子は、ブレーキどころか「心配させて自分の方を見てもらいたい。もっと気にかけてもらいたい」という意識が働きます。いつも否定的に叱られたり、親の共感や触れ合いが少なかったりするとそうなりがち。
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家庭は、まずリラックスできる場所でありたいですね。大人にも子供にも癒やしの場ということで。大人の目には、子供は気楽そうに見えますが、ああ見えても外ではけっこうがんばったり気を遣ったりしているのです。ですから、家に帰ってダラダラするのは当たり前なので、いろいろ許してあげてください。
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子育てで一番大切なのは親子関係をよくすることです。親子関係がよければ、子どもの自己肯定感と他者信頼感が共に育ちます。では、どうしたら良好な親子関係を築くことができるのでしょうか。その多くは言葉に掛かっています。否定的な言葉をやめ、肯定的な言葉と共感的な言葉を増やしましょう。
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「できた。見て見て」に対して、「今、手が離せないでしょ。ちょっと待ってなさい」では悲しい。そこは、「できたねえ。すごい」とひとまず受け入れる。それから、「これだけやっちゃうから、ちょっと待っててね。後でよく見せて」と言ってあげよう。この順番なら、子どもも安心して待つことができます
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子供が家を出るとき愛情溢れる言葉をかけましょう。ハグもお薦め。すると、子供は親に愛されていることを実感し、自分で自分を大切にするようになります。危険なことを避けるので交通安全の面でもいいですし、悪い誘いにも乗らなくなります。がんばるエネルギーもわいてくるし、友達にも優しくなれます
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子供を勉強嫌いにする親の言葉 ▼宿題やらなきゃダメでしょ。いつになったらやるの ▼9時に始めるって言ったよね。口ばっかり ▼さっき教えたよ。何聞いてたの ▼これ違う。これも違う。何やってるの ▼ちゃんと問題を読まなきゃダメでしょ ▼もっと丁寧に書かなきゃダメ。もう一度やり直し
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あるママさんが「もうトーマスは卒業!トーマスなんてテストに出ないよ」と叱っていました。確かにトーマスはテストに出ませんが、大好きなことに熱中しているときシナプスが増えて地頭がよくなるのです。地頭がよくなっていれば勉強もスイスイ入ります。地頭をよくするという発想がない親が多いです