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「子どもの言うことを何でも聞いていると、わがままになる」という説は、児童心理学の研究で否定された。真実はその逆。「抱っこ」と言ったら「歩けるでしょ」と言わずに抱っこして、「読んで」と言ったら読んであげる。自分の言うことを聞いてもらえている子は、親の言うことも素直に聞くようになる。
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食事中によく食べ物をこぼす子。親は「なんでこぼすの!」と叱っていたが、あるとき「本当になんでこの子はこぼすのか?」と冷静に観察してみた。すると、食器の縁の形に問題があることや椅子が高すぎることなどの原因が見つかり、それを改善したらこぼさなくなった。「なんで」は親が考えることなのだ
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さかなクンと対談した際、「魚を好きになったとき、お母さんが徹底的に応援してくれた。魚がいるありとあらゆるところに連れて行ってくれた」という話を聞いた。私は「大体の親は子どもが好きなことを一応応援するけど、徹底的に応援する親はまずいない。天才を育てる親はここが違うのだな」と思った。
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「子どもの言うことを何でも聞いていると、わがままになる」という説は、児童心理学の研究で否定された。真実はその逆。「抱っこ」と言ったら「歩けるでしょ」と言わずに抱っこして、「読んで」と言ったら読んであげる。自分の言うことを聞いてもらえている子は、親の言うことも素直に聞くようになる。
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さかなクンと対談した際、「魚を好きになったとき、お母さんが徹底的に応援してくれた。魚がいるありとあらゆるところに連れて行ってくれた」という話を聞いた。私は「大体の親は子どもが好きなことを一応応援するけど、徹底的に応援する親はまずいない。天才を育てる親はここが違うのだな」と思った。
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マイペースな子を叱り続けてもムダ。生まれつきのリズムは簡単には変わらない。間に合わない時は手伝ったりやってあげたりすればいい。大人になればそれなりに何とかするから大丈夫だ。マイペースな子は穏やかで優しいことが多いので、それで良しとしよう。短所を叱り続けていると長所も消えてしまう。
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「叱られて育った人は、叱られ慣れているから打たれ強い。仕事で失敗しても立ち直れる」とか、「ほめられて育った人は、叱られ慣れていないから打たれ弱い。失敗すると立ち直れない」などというのは作り話であり迷信。実際には真逆で、後者の方が自己肯定感が高いので失敗から立ち直れる可能性も高い。
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「子どもの言うことを何でも聞いているとわがままになる」という説は、児童心理学の研究で否定されました。真実は逆。「抱っこ」と言ったら「歩けるでしょ」と言わずに抱っこして、「読んで」と言ったら読んであげる。自分の言うことを聞いてもらえている子は、親の言うことも素直に聞くようになります
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マイペースな子を叱り続けてもムダです。生まれつきのリズムは簡単には変わらないので。急ぐ時は手伝ったりやってあげたりしてください。大人になればそれなりに何とかするから大丈夫です。マイペースな子は穏やかで優しいことが多いので、それで良しとしましょう。短所を叱っていると長所も消えます。
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児童心理学によると、子育てで一番大切にすべきものはしつけではなく、自己肯定感と他者信頼感を育てることです。これは、世界中の多くの専門家たちの膨大な調査研究ではっきりと結論が出ています。しつけを優先し過ぎると否定的に叱ることが増え、この2つが育たなくなります
youtu.be/zHaCEXTGB3I
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多くの家庭でママのワンオペ育児が常態化して、ママも子も苦しんでいます。「仕事が忙しい」「仕事で疲れている」を言い訳にしているパパには、一体誰のための仕事なのかと自問して欲しいです。一番大切なのはママと子のはず。そこを犠牲にしているのなら、それは自分のための仕事でしかありません。
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「叱られて育った人は叱られ慣れているから打たれ強い。仕事で失敗しても立ち直れる」とか、「ほめられて育った人は、叱られ慣れていないから打たれ弱い。失敗すると立ち直れない」などというのは作り話であり迷信。実際には真逆で、後者の方が自己肯定感が高いので失敗から立ち直れる可能性も高いです
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改札で子どもが「切符がない」と泣き出し、「だらしがない」と叱り、見つかるまで探させる親…。「大丈夫だよ」と安心させて一緒に探してあげるのが人間の道では?その姿を見れば子どもも同じ行動ができるようになります。しつけを優先すると人間の道から外れがち。親である前に、まず人間でありたい。
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学校に行くと疲れる。学校が好きな子でも疲れる。嫌いな子は尚更。帰宅後に家でダラダラするのは当たり前。学校でがんばり家でもがんばるなんて無理。大人も職場でがんばり家でもがんばるなんて無理。のんびりリラックスさせて休ませてあげてください。家でも追い立てていると元気の回復ができません。
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「寝る前に子どもをほめる」を毎日実行しましょう。寝る前にほめられると、寝ている間ずっと幸せな気持ちが続きます。これで子どもの自己肯定感が育ち、親子関係もよくなります。ほめる時刻にケータイのアラームをセットすれば忘れません。ついでに自分もほめるようにすれば、親の自己肯定感も育ちます
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親ももうちょっと子どもに感謝した方がいいかもしれません。子どもはあなたを親にしてくれましたし、今も毎日あなたにエネルギーと喜びを与えてくれます。もちろん、同時に苦しみもですが…。そんないろいろな経験を与えてくれて、あなたを成長させてくれています。子どもは神様の使いかもしれません。
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20代女性Eさん曰く「私の母の自慢は、私の幼稚園の弁当で手を抜いたことはなく、授業参観や学校行事にも皆出席。夏休みの自由研究でよく賞を取らせたことなど。でも私はそんなことより、もっと話を聞いて欲しかっだし、あんなに叱らないでニコニコしていて欲しかった」。これが子どもの正直な気持ち
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子どもの毎日は脳天気なくらい楽しい方がいい。「昨日は楽しかった。あれやってこれやって、めちゃ楽しかった」「今日は○○が面白かった。またやりたいな」「明日は□□がある。楽しみだな。毎日楽しいなあ。パパ、ママ大好きだよ。ありがとう」。こういう生活の中で自己肯定感と他者信頼感が育ちます
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幼稚園、保育園、学校、塾など、子どもが多数いるところでは比較がうまれ、優劣が生まれがちです。勉強ができる・できない。運動が得意・苦手。友達関係が上手・下手など。学校や塾は成績という形でそれをつきつけます。せめて親はそれに振り回されることなく、わが子を丸ごと肯定してあげてほしいです
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親が「9時だから寝よう」と言い、子どもが「もうちょっと」と言える親子関係が丁度いい。子どもは、交渉次第で願いが叶うことや、自分には願いを叶える力があるということを知ります。厳格過ぎて交渉の余地のない親だと、子どもは無力感にとらわれます。ぶれない親は危ない。ぶれ過ぎもいけないけど…
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「子どもをしつけよう。教えよう。これを直そう」と思い過ぎていると、叱ることが増えます。「この子と楽しく過ごそう。人間同士として付き合おう。二度とない今を味わおう」くらいの気持ちでいた方が、心が楽になってゆとりが出てきます。子どもと日々向き合う上でゆとりほど大切なものはありません。
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子どもが皿を割ってしまったとき、親は「何してるの!気をつけなきゃダメでしょ」と言ってしまいがち。職場の大人同士だったら、こんなひどい言い方をする人はいません。でも、子どもには言ってしまいます。一番大事な人を一番粗末に扱っている親が多いのでは?一番大事な人には一番丁寧に接しましょう
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子どもに「頑張ってるね」「大変だね」「ありがとう」「助かるよ」「大好き」の5つの言葉を贈りましょう。これが人を幸せにする5つの言葉。もちろん、子どもだけでなく連れ合い、祖父母、友達、同僚などにも。言葉一つで人に安らぎと幸せを贈ることができるわけで、考えてみれば素敵なことですね。
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子育ては難しいです。誰がやってもうまくいきません。苦しいときは産んだだけでも大したものだと自分をほめましょう。実際、少子化が最大課題である今、子どもを産んだだけでも大したものです。そして、何とか今日まで育ててきました。立派なものですよ。あなたは十分がんばっています。あなたは偉い!
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子どもが好きなことに熱中しているとき「あなた集中力があるね」とほめましょう。すると、子どもは「自分は集中力がある」と思い込めるようになり、他の事をやっている時にも「自分は集中力があるからがんばれるはず」と思えるようになります。人生は思い込みで決まるので、よい自己イメージを持たせて