親野智可等(@oyanochikara)さんの人気ツイート(古い順)

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「幸福感は学歴や収入より自己決定の度合いで決まる」ことが、神戸大学と同志社大学による約2万人を対象にした大規模な合同研究で判明しました。ですから、子供を幸せにしたいなら、趣味も習い事も部活も進路も含めて、何事も子供の意思を尊重すべきです。何を選ぶかよりも誰が決めるかが
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大事なのです。「子供のため」「子供の将来のため」などと言って親が押しつけるのは不幸の始まりです。親は監督ではなく応援団に徹するべきです。子供の人生は子供のものです。
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呆活(ぼうかつ)中の子は話を聞いていませんが、叱ってもよいことはありません、何度も言ってあげればいいだけの話。大人同士だったら普通にそうするはず。よく呆活する子は、感性が豊か、独創性があってよくひらめく、芸術的才能がある、オリジナルペース、癒し系、おっとりして穏やか、友達に優しい
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「楽しい、楽、簡単、面白い、愉快」の5つを優先すると幸せになれます。反対に、「大変、苦しい、難しい、つまらない、不愉快」が多くなると重苦しくなり不幸せになります。自分の生活、仕事、人間関係、子育てがそうなっていないでしょうか?子供にもこの5つを押しつけていないでしょうか?
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保育園長のS先生は、ある親御さんが「子供と一緒にいられる時間が少ないから自立できるようにさせてる」と言ったとき、「一緒にいられる時間が少ないからこそ、たっぷり甘えさせて」と答えたそうです。先生は「甘えられないと本当の自立はできないのに、逆のことをしている人が多くて心配」とも仰る。
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「わがままを言わない。人に迷惑をかけない。自分できちんとできる」などを子供に求め過ぎると逆効果です。子供が「親の顔色を伺い本音が出せない」「親の前でよい子を演じ外で発散する」「自分に自信が持てない」等の状態になる可能性大です。親にすらわがままを言えない子は内に不満を溜め込みます
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特に幼児期には、手や指を使って砂、土、泥、水、粘土、積み木、落ち葉で遊ぶ、身体を使ってジャングルジム、シーソー、ブランコで遊ぶなどが大事です。幼児期にスマホやタブレットを使う時間が多過ぎると、こういう時間が減り、五感、固有覚、前庭覚を使って感覚統合する時間が減ってしまいます。
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子供がだらしがないのは親のせいでもなく、その子のせいでもなく、生まれつきです。そして、だらしがない子は、大人もそうですが、創造性が高いとか共感力が高くて癒やし系であるなどの長所を持っていることが多いです。だらしがないことを叱っても直らないので、そこは諦めて長所を伸ばしましょう。
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怒りやイライラするのは人間にとって自然な感情です。その感情を抑圧して「怒ってはいけない。イライラはいけない」と無理強いしていると、苦しくなります。また、「自分はすぐイライラするダメな人間だ」と感じて自己否定につながります。大事なのは、イライラしたときに「今イライラしてる」と気づい
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叱らなくてもよくなる「しつけの7か条」決定版 1,親がよい見本になる 2,ほめる 3,価値づけ・啓発をする 4,穏やかに言って聞かせる 5,合理的な工夫をする 6,できないときはあきらめる。手伝う・やってあげるでOK 7,時期が来るのを待つ
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子供は親の言うことは聞かないけど、することは真似します。親が叱ってばかりいると、子供は「うまくいかない時は、それを理由に相手を責めればいいんだ」と学んで真似します。これが裏の教育です。うまくいかないことに対して、親が工夫・改善する姿を見せていると、子供も「工夫が大事だ」と学びます
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日本の学校は、みんなが同じ時に同じことを一斉におこなう集団主義が大前提に設計されています。でも、既にそういう時代ではなく、完全に時代遅れなのです。不登校が増えているのは、子供たちがそれを教えてくれているのです。教育の個別最適化に本気で取り組まないと、日本に未来はありません。
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親は子供に「何度言ったらわかるの?」とよく言いますが、これは無意味だと思います。その前に、親自身が「なぜ、この子はこれができないのか?」「何かいい工夫はないか?」「自分の言い方が悪いのか?どう言えばいいのか?」等を考えるべき。大人が冷静かつ真剣に考えて始めて改善策が見えてきます。
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落ち着きがない=エネルギッシュで活動的。飽きっぽい=好奇心旺盛でやる気満々。文句や愚痴が多い=一人で抱え込まない。ふざける=元気でテンションが高い盛り上げ上手。マイナス思考でネガティブ=慎重かつ入念。遊びに夢中で宿題は適当=自主的に優先順位をつけられる benesse.jp/kosodate/20210…
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幸せになるコツは自分で自分をほめることです。つまり、自己満足・自画自賛。これができれば幸せになれます。これができないと、いくらがんばっても、成果を上げても、幸せにはなれません。ですから、もっと自己満足・自画自賛しましょう。「がんばってるね。偉い」と自分をほめてあげましょう。
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「子供に○○させなければ。○○を直さなければ」が強いと苦しくなります。それより「今日も親子で楽しく生活しよう。一緒にいられる今を味わおう」くらいの気持ちでいた方が、余分な力が抜けていいです。しょうもない子供のあれこれを楽しめるようになるから。私たち大人も大抵しょうもないわけだし
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真面目ゆえに子供を苦しめてしまう親の3タイプ 1,自分が完璧主義なので子供にも求めてしまう。 2,仕事や家事でやるべきことを先にやらないと落ち着かないので、子供にも求めてしまう。 3,「人に迷惑をかけたくない。人に後ろ指を指されたくない」という思いが強く、しつけ主義に走ってしまう。
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自分を楽にする方法 1,完璧を捨てる。51%主義 2,自分を許す。人も許す 3,人に頼る 4,「まあ、いいか」と言う 5,諦める。受け入れる
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子育てとは、子供に同じことを何万回も言う生活です。誰がやってもそうなります。元々そういうものなので、諦めて、どうせ言うなら明るく楽しく言いましょう。すると、子供はその度に親の愛情を感じます。毎回、嫌みで否定的で攻撃的な言い方だと、弊害が大きいです。言う方も自分の言葉で疲弊します。
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子どもが掃除をしてくれたとき、つい「掃除ができてえらい」など、「上から目線」のほめ方をしがちです。もちろんこれも大事ですが、いつもこればかりだと、子どもは「ほめられるためにやる」という意識になる可能性も。そこでお薦めなのが、「横から目線」で感謝を伝えることです。「ありがとう。疲れ
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てたから助かった」「おかげで夕飯の準備がはかどった。ありがとう」などです。これは、一人の人間同士として純粋に感謝する気持ちを伝えていますので、子どもは自分が役立っていると感じてうれしくなります。そして、「ほめられるため」ではなく「家族のため」という気持ちで取り組めるようになります
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親や先生は子供に「何で○○しないの!」と叱り、もし答えないと「何で黙ってるの!黙ってちゃわからないでしょ」と叱ります。でも、子供が「だって○○なんだもん」と答えると、「だってじゃない。言い訳しない!」と叱ります。子供は弱い立場なので、どちらにしても大人の機嫌が直るまで叱られます。
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多くの親と先生が理不尽な権力者になっていて、そのことに気づいてすらいない人もいます。そうならないためには、常に「1,これは大人同士でもできる振る舞いなのか? 2,大人同士でもつかえる言葉なのか?」と自問し続けることが大切です。この2つを判断の基準として意識していてほしいと思います
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子供の寝顔を見て親の初心に返りましょう。子供が生まれたときの喜びを思い出しましょう。どの子もその子なりに一生懸命やっています。けっしてサボっているわけではありません。生まれつきの資質というものもあり、子供のうちには直らないのです。大人になればそれなりにできるようになります。
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「子供ができないことはやってあげればいい」と言うと、「それでは依存して自立できない」と考える人もいると思います。でも、そういう現実的な方法でしのいで親子共に安らかに生活できることの方が大切。叱り続ける弊害の方がはるかに大きいから。大人になれば大概のことはやるようになるから大丈夫。