701
あなたは笑顔でいることが多い?それとも仏頂面?仏頂面だと、自分は普通にしているつもりでも、周りからは不機嫌そうに見えてしまいます。親が仏頂面だと子供は萎縮し、上司が仏頂面だと部下は萎縮します。何となくいつも否定され、叱られているように感じてしまうからです。
702
思春期の子には帰ってこられる安全基地=居心地のよい家庭が必要。なので、細かいことで叱るのはやめましょう。もちろん、人として許されないこと、他人に大きな迷惑をかけること、危険なことは、ダメとはっきり言う必要がありますが、細かい生活習慣的なことをこの時期に口うるさく言っても無理&無駄
703
子供の体が小さいといって、頭と足を引っ張って無理に伸ばす人はいません。でも、内面のことだと無理に伸ばそうとする人が多い。本人のオリジナルな成長ペースを無視して、無理に急かすと発達の段階を踏まないまま進むことになります。ペースを大切にしてあげれば、必要な段階を踏み固めながら進めます
704
1人目の子は、親が張り切って写真や動画を撮りますが、2人目になると減少。3人目はさらに減る場合と、また張り切って撮る場合があります。男、男と続いて3人目が女などの場合は増えます。親は意識していませんが、子供にとって自分の写真や動画が他の兄弟より少ないのはさみしいことです。
705
親という立場に甘え過ぎな人が多いと感じます。大人同士ではとても言えないことを、わが子には平気で言ってしまうなど。親子関係も人間関係の一つであり、よい人間関係は相手の気持ちを思いやることで作られます。子供を一人の人間として尊重し、子供の気持ちをもっと思いやるようにしたいですね。
706
親や先生が目の前のテストの点や成績に拘ってガミガミ言っていると、本当に大切なものが台無しになります。それは子供との人間関係をよくすることや子供の自己肯定感を高めることです。受験を意識し過ぎるとそうなりがち。受験は通過点に過ぎません。長いスパンで人生全体を俯瞰的に見ましょう。
707
「置かれた場所で咲きなさい」も「咲きたい場所で咲きなさい」もいい言葉ですね。人それぞれの事情にもよりますので、一概には言えませんが、両方とも頭に入れておきたい言葉だと思います。今は置かれた場所で咲いて、いずれは咲きたい場所で咲く、というのもアリかも。
708
ステキすぎる親10選
▼すぐキレない
▼肯定語が多い
▼他の子と比べない
▼今あるものに感謝する
▼よくほめる
▼世間体よりわが子を大事にする
▼結果以上に過程を重視する
▼自分の価値観を押しつけない
▼子供の気持ちに共感する
▼子供を人間としてrespctしている
709
改札で子供が「切符がない」と言って泣き出し、「だらしない」と叱り、見つかるまで探させる親。まず「大丈夫だよ」と安心させて一緒に探してあげるのが人の道では?その姿を見て子供も友達に同じ行動ができるようになるのに。しつけを優先して人の道から外れないように、親である前に人間でありたい。
710
習い事は、「将来役立つ」より「今、喜んで取り組めて楽しく充実した時間を過ごせる」ものを選びましょう。その方が精神衛生によいですし、自己肯定感も育ちます。嫌な時間が長いとその反対になります。それに、激動の時代に将来役立つ保証はありません。現在を大切にして幸せ体質にしてあげましょう
711
過保護とは、子供が自分でできる状態なのに、そして自分でやりたいと思っているのに、親がやってしまうこと。過干渉とは、子供の気持ちを無視して親がやらせたいことをやらせること。どちらも子供のためになりません。自分で気づかないままそうなっている人が多いので、振り返ってみて欲しいと思います
712
親に叩かれている子は、「自分は親に叩かれるような、その程度の存在に過ぎない」と感じます。そして、自尊感情が傷つき「自分は存在する価値がない」と思い込むようになり、苦しみます。「お尻なら叩いていい」などの場所の問題ではないのです。
713
誰でもらくらく読書感想文が書けるフォーマットです。
ご家庭やダウンロードしてお使いください。
学校の先生がダウンロードして、印刷して子どもたちに配付してくださってもOK。
親野智可等監修の「読書感想文の書き方特集!」より
benesse.jp/dokusho/kakika…
benesse.jp/dokusho/pdf/do…
714
小さい子を見ていると、飛んで跳ねて動き回ったり何かを触ってみたり、どの子も好奇心とやる気に満ち溢れています。これらは全て生きる意欲の表れですから、大人がそれを奪っていくようなことはしたくないものです。否定と押しつけがそれを奪います。肯定と共感と主体性を大切にしましょう。
715
ユーモアはサービス精神の表れ。サービス精神は相手をリスペクトする気持ちがあって初めて生まれてきます。ですから、子供を一人の人間としてリスペクトできる大人だけが、子供に対してユーモア精神を発揮できます。「子供なんて叱ってやらせればいいんだ」くらいに思っている大人にはできないわけです
716
「ちゃんとしつけなければ」「人に後ろ指を差されない子にしないと」という気持ちが強い親はしつけ主義になり、ちょっとでも行儀が悪く見えることは「ダメ」とストップをかけるようになります。店で玩具やお菓子に向かって歩き出すと「ダメ」。何かにちょっと手を伸ばすだけで「ダメ」。道端の花に触ろ
717
公立中学で中3の数学授業を参観しましたが悲惨のひと言でした。塾で学んで既に理解している子がいる一方、小学校の内容を理解していない子もいます。彼らは分からないまま座っているだけ。学力格差が大きい中での一斉授業は生徒も先生も不幸。IT活用の個別学習なら各自の学力に応じて学べるのに。
718
子供が皿を割ると、親は「何やってるの!」と言います。言う方は平気でも言われた方は嫌な気持ちになります。職場の大人同士なら、こういう言い方はしないのに、子供には言ってしまいます。本当は職場の他人より子供の方が大切なはず。大切な人は実際に大切にしましょう。親しき仲にも礼儀あり。
719
育児で疲れたらとにかく休むことが大事。子供と離れて一人になれる時間が持てれば最高。愚痴を共感的にたっぷり聞いてもらうのも効果的。そういう場所や人を確保するよう日頃から心がけて。国や自治体はそこにもっと予算をつけるべき。一人で抱え込んだり自分を責めたりするのは絶対に避けましょう。
720
子供への対応に大人の本性が表れます。子供に高圧的で強権的なら、あなたはそういう人なのです。自分より弱い人には必ずそうなり、強い人には卑屈になります。子供に対しても謙虚で温和なら、あなたは誰に対してもそうでいられます。子供は鏡のような存在。大人のありのままの姿を映し出してくれます
721
日本の学校は、みんなが同じ時に同じことを一斉におこなう集団主義が大前提に設計されています。でも、既にそういう時代ではなく、完全に時代遅れなのです。不登校が増えているのは、子供たちがそれを教えてくれているのです。教育の個別最適化に本気で取り組まないと、日本に未来はありません。
722
Mさんが夕飯にカレーを出すと、夫が「餃子がよかった」と言い、子供が真似して「ラーメンがよかった」と言いました。無神経は連鎖します。この時、まず「カレー美味しい。ありがとう」と言い、次に「明日は餃子をリクエスト」と言えばよい見本になれたはず。「明日は僕が作るよ」ならベストですね。
723
「わがままを言わない。人に迷惑をかけない。自分できちんとできる」などを子供に求め過ぎると逆効果です。子供が「親の顔色を伺い本音が出せない」「親の前でよい子を演じ外で発散する」「自分に自信が持てない」等の状態になる可能性大です。親にすらわがままを言えない子は内に不満を溜め込みます
724
子供が家でだらけるのは当たり前。外でも家でもがんばるのは大人でも無理。家でリラックスできて初めて外でがんばれます。でも、親が強圧的だと子供は家で緊張して過ごし、園や学校で発散することになります。困った先生が親に伝えると、「園・学校の指導が悪い。家ではしっかりやってる」と言われます
725
自立している子とは、親がやって欲しいことを進んでやってくれる子のことではなく、やりたいことを自分で見つけてどんどんやれる子のこと。自立という点では、「やるべきことをやらない」「片づけができない」子より、「自分がやりたいことがない」「やりたいことがあってもやれない」子の方が心配です