親野智可等(@oyanochikara)さんの人気ツイート(新しい順)

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親も先生も、よく自分の都合で勝手に約束を破ったり予定を変えたりします。そして、子供が何か言うと「あなたのため」とごまかします。「ごめん。こっちの都合で悪いけど」と言える人は立派。子供を一人の人間としてリスペクトしている人は言えます。子供はそうしたことを本能的に見抜きます。
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子供がだらしがないのもマイペースなのも生まれつきです。親のせいでも子供のせいでもないので、親は自分も子供も責めないでください。「子供のうちなら直る」は嘘で、いくら叱っても直りません。その反面、創造力・共感力・癒やし力などの長所があるので、短所には目を瞑って長所を伸ばしましょう。
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「寝る前に子供をほめる」を毎日実行しましょう。寝る前にほめられると、寝ている間ずっと幸せな気持ちが続きます。これで子供の自己肯定感が育ち、親子関係もよくなります。ほめる時刻にケータイのアラームをセットすれば忘れません。ついでに自分もほめるようにすれば、親の自己肯定感も育ちます
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「人は聞き方が9割」「人は見た目が9割」「仕事は準備が8割」等いろいろな説があります。私は「人生は思い込みが10割」と言いたいです。「自分はダメだ」と思えばダメになり、「できる」と思えばできるようになります。子供がよい思い込みができるようにしてあげるのが子育て・教育の要です。
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以前は「叩かれる痛みをわからせるために叩くのはアリ」「お尻ならいい」等、叩くことを容認する説がありましたが、心理学や脳科学の研究で完全否定されました。叩かれて育った子は、モデリング効果により叩く人になることが心理学で判明。体罰や暴言を受けた子は、脳自体が萎縮することが脳科学で判明
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プライドが高いだけの子は謝れません。真に自己肯定感が高い子は謝れます。前者は既に自己評価が低いので、自分の非を認めることでそれがさらに下がるのが怖いのです。後者は自己評価が高いので、謝っても自分が揺らぐことはありません。謝れない子には、真の自己肯定感を育ててあげる必要があります。
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親や先生の中には、子供がちょっと話を聞いていないだけで叱る人がいますが、そんなことで叱る必要はありません。何度でも言ってあげればいいだけの話。それに、叱って直るかというと絶対に直りません。自分の考えにふけってぼうっとしている子は、かなりの割合います(呆活という)。こういう子も捨て
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真面目ゆえに子供を苦しめてしまう親の3タイプ 1,自分が完璧主義なので子供にも求めてしまう 2,仕事や家事でやるべきことを先にやらないと落ち着かず、子供にも求めてしまう 3,「人に迷惑をかけたくない。人に後ろ指を指されたくない」という思いが強く、しつけ主義に走ってしまう
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6才くらいまでの子育てで最優先なのは、子供の心に安心感と信頼感を育てることです。毎日安らかな気持ちで安心して過ごせて、ママとパパが自分を大切にしてくれると感じられるようにしてあげてください。それが自己肯定感と他者信頼感につながります。しつけや勉強を優先すると大事なところが壊れます
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自分を楽にする方法 1,完璧を捨てる。51%主義 2,自分を許す。人も許す 3,人に頼る 4,「まあ、いいか」と言う 5,諦める。受け入れる
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テストで国語が10点、理科が90点という子がいたら、理科を伸ばす応援をした方がいいです。親はどうしても国語を何とかしたいと思うのですが、それが間違いの元。先に伸ばせるところをどんどん伸ばすのが教育のコツ。それによって自信がつき親子関係もよくなり、いい循環が始まります。
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日本は、夫婦共働きなのに家事や子育ての大半を女性が負担する家庭が、未だに多いです。たとえ男性が家事や子育てを分担していても、「自分は理解のある男だから手伝ってやってる」という意識が抜き難くあり、これが女性には不愉快。イクメンという言葉があること自体が後進性の表れといえます。
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子供によい自己イメージを持たせてあげましょう。「自分はけっこういい感じ。お父さんもお母さんもほめてくれる。大切に思ってくれている。うれしいな。元気が出てくる。あれもやってみたい。これもやってみたい。絶対できる。毎日楽しいな」。自己肯定感と他者信頼感が育ち幸せ体質になります。
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子供がだらしがないのは親のせいでもなく、その子のせいでもなく、生まれつきです。そして、だらしがない子は、大人もそうですが、創造性が高いとか共感力が高くて癒やし系であるなどの長所を持っていることが多いです。だらしがないことを叱っても直らないので、そこは諦めて長所を伸ばしましょう。
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さかなクンと対談した際、「魚を好きになった時、お母さんが徹底的に応援してくれた。魚がいるありとあらゆるところに連れて行ってくれた」という話を聞きました。私は「大体の親は子どもが好きなことを一応応援するけど、徹底的に応援する親はいない。天才を 育てる親はここが違うのだ」と思いました
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テストでケアレスミスをして「本当はわかってた」と言う子に、「集中しなきゃダメ」と言うと、子供は「自分は集中力がない」と思い込むようになります。それより、ミスの傾向を一緒に分析する方が効果的です。何においてもそうですが、否定的な言葉は否定的な自己イメージの形成につながります。
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寝る前は子供を幸せ体質にするためのゴールデンタイム。「大好きだよ」と伝える。タッチケアで幸せホルモンを出す。今日の楽しかったことを振り返る。がんばったことや成長したことをほめる。幸せな気持ちで眠りにつくと眠っている間中幸せでいられて、朝もよい気分で起きられます。
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小さなことでも自分で決めると自己決定力がつきます。「○○しなさい。□□はダメ」を減らして、自分で選ばせましょう。小さい子には、選択肢から選ばせるところから始めてみましょう。 ▼どっちの靴下にする? ▼イチゴとバナナ、どっちがいい? ▼○○と□□、先にどっちをする?
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子供が「本当に子供らしい子供」でいる期間は意外と短いです。その貴重な日々を大切にしてください。生まれつき苦手なことは、いくら叱ってもできるようにはなりません。そこは目を瞑って許してあげて、その分、本人が好きなことや得意なことをほめて伸ばしましょう。そうすれば、よい循環が始まります
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「子供をしつけよう。教えよう。これを直そう」と思い過ぎていると、叱ることが増えます。「この子と楽しく過ごそう。人間同士として付き合おう。二度とない今を味わおう」くらいの気持ちでいた方が、心が楽になってゆとりが出てきます。子供と日々向き合う上で、ゆとりほど大切なものはありません。
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「子供を大切にする」というなら、育てている親も大切にしてほしいですよね。同時に学校・園・学童の先生も。日本では、政治も行政も世間も「子供は社会の宝」とよく言いますが、そのわりには子育て家庭や子育て世代を大切にしていません。かけ声や精神論でなく実際に予算を回して欲しいです。
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「叱られて育った人は叱られ慣れているから打たれ強い。仕事で失敗しても立ち直れる」も「ほめられて育った人は打たれ弱い。失敗すると立ち直れない」も迷信でした。レジリエンスの研究で「ほめられて育った人の方が自己肯定感も他者信頼感も高いので、失敗から立ち直れる可能性も高い」と判明しました
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真に自立している子とは、親がやらせたいことを進んでやってくれる子ではなく、自分がやりたいことを自分で見つけてやれる子のことです。「やるべきことをやらない」「片づけができない」子でも、「自分がやりたいことはどんどんやれる」なら、自立を心配する必要はありません。その逆の方が要注意です
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子育ては難しいです。誰がやってもうまくいきません。苦しいときは、産んだだけでも大したものだと自分をほめましょう。実際、少子化が最大課題である今、子供を産んだだけでも大したものです。そして、何とか今まで育ててきました。立派なものですよ。あなたは十分がんばっています。あなたは偉い!
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叱られることが多いと、子供は親に大切にされている実感が持てなくなり、愛情不足を感じます。そういう子は、「親に心配をかけることで自分への愛情を確認したい」という無意識の衝動に突き動かされます。それで、NGな行動、反社会的な行動、危険なことなどに突っ走ったりします。