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80代の人曰く「昔は1クラス60人はいた。今の先生は甘えてる」。昔は先生が絶対権力者で「右向け右」の一斉指導。やらない子は拳骨か見捨てるの理不尽がまかり通っていたから60人でも可能でした。もうそんな時代に戻ってはいけません。1人1人を大切にする教育のためには、先生の増員が不可欠。
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何でも遅くて人の2倍かかるマイペースな子。それは子どもの努力不足とか親のしつけのせいなどではなく、生まれつきです。いくら叱っても直りませんので、そこは目を瞑って長所を伸ばしましょう。そういう子は寛容、共感的、優しい、大らか、などの長所があります。叱っていると長所も消えてしまいます
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子どもの毎日は脳天気なくらい楽しい方がいい。「昨日は楽しかった。あれやってこれやって、めちゃ楽しかった」「今日は○○が面白かった。またやりたいな」「明日は□□がある。楽しみだな。毎日楽しいなあ。パパ、ママ大好きだよ。ありがとう」。こういう生活の中で自己肯定感と他者信頼感が育ちます
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子供が偏差値の高い学校に合格すれば親は鼻が高くなり、塾は入塾者が増えます。子供のチームが優勝すれば監督は高く評価され、公開授業がうまくいけば先生は高く評価されます。子供が大人の自己実現の手段になっていないか?大人のために子供を搾取し、犠牲にしていないか?常に自分に問いかけましょう
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子供に「がんばってるね」「大変だね」「ありがとう」「助かる」「大好き」の5つの言葉を贈りましょう。これが人を幸せにする5つの言葉。もちろん子供だけでなく連れ合い、祖父母、友達、そして自分にも。肯定的なよい言葉によって、安らぎと幸せを贈ることができます。考えてみれば素敵なことですね
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ステキすぎる親10選
▼すぐキレない
▼肯定語が多い
▼他の子と比べない
▼今あるものに感謝する
▼よくほめる
▼世間体よりわが子を大事にする
▼結果以上に過程を重視する
▼自分の価値観を押しつけない
▼子供の気持ちに共感する
▼子供を人間としてrespctしている
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Mさんが夕飯にカレーを出すと、夫が「餃子がよかった」と言い、子供が真似して「ラーメンがよかった」と言いました。無神経は連鎖します。この時、まず「カレー美味しい。ありがとう」と言い、次に「明日は餃子をリクエスト」と言えばよい見本になれたはず。「明日は僕が作るよ」ならベストですね。
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子供と旦那は一度に二つのことができません。彼らが何かしているとき「○○してね」と伝えても無理。相手の視界に入って、目と目を合わせて、伝えましょう。それでも無理なときは、「今ママが言ったことを言ってみて」と優しく言って、復唱させてみましょう。書いたものを見せて、音読させるのも効果的
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子供は親の言うことは聞かないけど、することは真似します。親が叱ってばかりいると、子供は「うまくいかない時は、それを理由に責めればいいんだ。とがめればいいんだ」と学び真似します。これが裏の教育。うまくいかないことについて、親が工夫する姿を見せていると、子供も「工夫が大事」と学びます
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桑田真澄が息子に「Matt、お前の道を行け」と語りかけるCMは最高でした。全ての親にこうであって欲しい。自分の生き方は自分で決める、自分らしく生きる、自分の人生を自分で決める、人はそのために生まれてきたのですから。親に決められる人生はごめんです。親が子供の人生を奪ってはいけません。
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子供の頃、食が細い幼馴染が給食を泣きながら食べていたことをよく覚えている。自身が教員だった頃も、給食で悩む児童を何人も見た。最近も、給食が原因で子供が登校を渋るという保護者の声をよく聞く。完食指導は精神的虐待だ。
at-s.com/sp/news/articl…
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日本の学校は、授業も行事も含めて全て、みんなが同じ時に同じことを同じようにすることが大前提に設計されています。それが不登校・登校渋り・登校拒否の大きな要因でもあります。これほど多くの子供たちが学校にノーをつきつけているのは、学校の設計自体が既に時代遅れであることの証拠です
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子供が好きなことに熱中しているとき、「すごい集中力があるね」とほめると、子供は「自分は集中力があるんだ」と思い込めるようになります。その結果、実際そうなっていきます。人生は思い込みで決まりますので、「よい思い込み=よい自己イメージ」を持たせてあげましょう。これが子供を伸ばすコツ。
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ちょっとやってすぐやめたものでも、その経験は無駄にはなりません。例えば、1,2回天体望遠鏡で月を見ただけの子も、授業で月の勉強をするとき「え、みんな見たことないの?私見たことあるよ。私この勉強が得意みたい」となってやる気がアップします。色々な経験をすればその分引き出しが増えます。
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子供相手にユーモアを発揮できるか否かは、子供をリスペクトしているか否かで決まります。リスペクトしていない場合、命令で済むからユーモアは必要ないわけです。子供にユーモアを発揮できる人は、子供をリスペクトしている人なのです。子供は本能的に相手を見抜き、そういう人が大好きになります。
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さなぎの状態は外から見るとずっと同じですが、その内側ではものすごい変化が起きています。そして、ある日突然羽化して、さなぎから成虫になります。今、あなたの目の前にいて、成長を全く感じさせない子も、内側では成長しています。ですから、その子のペースを邪魔しないで待ってあげてください。
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子供に諺を教えましょう。学習マンガ、絵本、日めくり、カルタがあれば、自然に覚えます。諺を知ることで子供は人生の知恵を学びます。諺に照らして自分の言動を振り返ったり、物事を深く考えたりするようになります。一度覚えた諺は一生忘れません。同じ諺でも成長するに連れて理解度が上がります。
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親や先生の言葉が「○○しないとおやつ抜き」「○○しないと昼休みナシ」等の罰則型だと、子供も真似して同じ言い方をするようになる可能性が大きいです。つまり、兄弟や友達に「玩具を持ってこないと遊んであげないよ」等の言い方です。
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保育園長のS先生は、ある親御さんが「子供と一緒にいられる時間が少ないから自立できるようにさせてる」と言ったとき、「一緒にいられる時間が少ないからこそ、たっぷり甘えさせて」と答えたそうです。先生は「甘えられないと本当の自立はできないのに、逆のことをしている人が多くて心配」とも仰る。
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親や先生の中には、子供がちょっと話を聞いていないだけで叱る人がいますが、そんなことで叱る必要はありません。何度でも言ってあげればいいだけの話。それに、叱って直るかというと絶対に直りません。自分の考えにふけってぼうっとしている子は、かなりの割合います(呆活という)。こういう子も捨て
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学力も集中力も高い子には10分でできる宿題が、そうでない子には数時間かかることもあります。それで毎日苦しんでいる家庭がたくさんあります。宿題の過重負担は子供のためになりません。自己肯定感が下がる・勉強がさらに嫌いになる・叱り叱られで親子関係が悪化する・鬱屈とした毎日が続くなど。
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親が「比べる病」と「ないものねだり病」から抜け出さないと、たとえ子供がどんなにがんばっても、どんなに成長しても、結局は同じ小言を言い続けることになります。サングラスをかけていると全てのものが白黒に見えるのと同じです。ですから、親は不退転の決意をしてこの2つの病気を直しましょう。
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物事をテキパキできる子は、親の指導がよかったからでも本人が特にがんばっているからでもありません。だらしがない子も、本人のせいでも親のせいでもありません。これらは全て生まれつきです。その証拠に同じ兄弟で同じように育てても全く違ってきます。なので、親は子供も自分も責めてはいけません。
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日本人は個が弱くて世間を気にしすぎです。子育て中は特に。人の目・評価・評判・世間体を気にしすぎると自分らしく生きられません。自分が思うほど世間は気にしてないので、自分軸を大事にしましょう。自分の人生ですから。同時に、子供にも自分の人生を生きられるようにしてあげましょう。
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子供を丸ごと肯定する言葉を贈りましょう。生まれてくれてありがとう。大好きだよ。あなたがいてくれるだけでうれしい。あなたがいてくれるだけで幸せ。あなたと話してると楽しくなる。あなたといると元気が出るよ。どんな時もあなたの味方だよ。みんなあなたが大好きだよ。あなたはみんなの宝物。