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子育てで大事なのは待つこと。親にできることはやってあげ、後はじっくり待ちましょう。結果を出すのは子供という他者だから。待つ時間は5分・1時間というレベルから5年・30年というレベルまでいろいろですが、とにかく待つことが大事です。待てる親なら、子供は自分のペースで着実に伸びます。
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子供が言うことを聞かないとき、親は自分がバカにされたと感じてイライラします。でも、子供にはそんな意図はなく、他にやりたいことがある、気分が乗らない、能力的にムリ、親の言葉が聞き取れなかった、理解できなかった、など真の原因があります。取り敢えず深呼吸して、それを探りましょう。
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子供が偏差値の高い学校に合格すれば親は鼻が高くなり、塾は入塾者が増えます。子供のチームが優勝すれば監督は高く評価され、公開授業がうまくいけば先生は高く評価されます。子供が大人の自己実現の手段になっていないか?大人のために子供を搾取し、犠牲にしていないか?常に自分に問いかけましょう
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女の子脳の子は親の気持ちが読めて忖度できます。自己管理力が高く、やるべきことは多少嫌でもやり、それでストレスが溜まることも。男の子脳の子は親の気持ちが読めず逆鱗に触れます。自己管理力が低いので嫌なことはやらず、やりたいことには熱中。女子でも、男の子脳の度合いが高い子は後者に該当。
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「夫は犬だと思えばいい。」という本がありますが、私は「反抗期の子は猿だと思えばいい」と思います。そう思えば気が楽になるからです。お釈迦様の掌の上で飛び跳ねる孫悟空のイメージも兼ねて。自分はお釈迦様になった感じで、「おお、やってる、やってる」と思っていれば余裕が出ます。
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夏休みあるある:片づけてもすぐ散らかる。宿題は計画通りに進まない。ダラダラごろごろがデフォルト。給食のありがたみを痛感。親の生活リズムが狂う。兄弟喧嘩多発。初日から親のイライラがマックス。去年の反省が活かされない。お金がかかる。自由研究と読書感想文がチラつく。9月が待ち遠しい
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子供のことを「反抗的で生意気」と感じたら、リフレーミングで「自立心がある」と捉え直しましょう。「だらしがない」や「マイペース」は「おおらか」と捉え直しましょう。常にプラス思考の加点主義で見るようにしていると、それが自然に子供にも伝わります。すると、親子関係がよくなり子供は親を信
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幸せ体質の子にしてあげよう。「私は大切にされてる。愛されてる。私も皆が大好き」「私は存在していいんだ。ありのままの私でいいんだ」「私はけっこういい感じ。私はがんばれる。達成できる」「私は役立ってる。うれしいな」「毎日楽しい。あれもこれもやってみたい」と思えるようにしてあげよう。
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成績表の「行動の表れ」は、先生に都合の良いものが並んでいます。「話を聞ける」「決まりを守る」「責任を果たす」等。そして、それは「女の子脳」の度合いが高い子に有利なものばかり。だから、多くの男子、そして女子でも「男の子脳」の度合いが子は不利です。不利な子は割り引いてみてあげるべき
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子供のちょっとした嘘も絶対に許さないという親や先生がいます。この場合、子供は自分を守るために上手に嘘をつくようになります。大切なのは、子供が嘘をつかなくてもいいように、共感的かつ寛容に接することです。すると、子供は何も隠す必要がないのでだんだん正直になります。
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よく叱られる子は「自分はダメな子だと思われて、もう大切にされてないかも」と感じます。その不安から無意識のうちに愛情確認行動に走ります。危険なことをする、弟妹をいじめる、物をこわす、火遊び、万引き等。親が困ったり心配したりする姿を見て、「よかった。まだ愛されてる」と実感したいのです
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子育てが終わった人は、「子供の成長は早い。あっという間に大きくなった」と言います。そして、「仕事、家事、雑事に追われ、気づいたら子供は大人になっていた。もっと楽しめばよかった」という声も。実は、子供が「本当に子供らしい子供」でいる期間は意外と短いものです。個人差も大きいけど小学4
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子供が家でだらけるのは当たり前。外でも家でもがんばるのは大人でも無理。家でリラックスできて初めて外でがんばれます。でも、親が強圧的だと子供は家で緊張して過ごし、園や学校で発散することになります。困った先生が親に伝えると、「園・学校の指導が悪い。家ではしっかりやってる」と言われます
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家庭は、まずリラックスできる場所でありたいですね。大人にも子供にも癒やしの場ということで。大人の目には、子供は気楽そうに見えますが、ああ見えても外ではけっこうがんばったり気を遣ったりしているのです。ですから、家に帰ってダラダラするのは当たり前なので、いろいろ許してあげてください。
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実は、「勉強すると叱られる」と感じている子もけっこういます。なぜなら、子供が勉強したものを見て、叱ってしまう親が多いから。「もっと丁寧に書けないの?」「こんなに間違いがある。何やってるの?」など。これではやる気がなくなるのも当然。まずは、ほめるところから入ることが本当に大事です。
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他人の不機嫌に影響を受けて、自分の大切な一日を台無しにするのはやめたいものです。それは相手に支配されたようなものですから。自分の一日は自分の力で最高にいい一日にしましょう。他人の不機嫌に付き合って自分も不機嫌になる必要はありません。自分は上機嫌でいて幸せになりましょう。同じく、自
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「楽しい、楽、簡単、面白い、愉快」の5つを優先すると幸せになれます。反対に、「大変、苦しい、難しい、つまらない、不愉快」が多くなると重苦しくなり不幸せになります。自分の生活、仕事、人間関係、子育てがそうなっていないでしょうか?子供にもこの5つを押しつけていないでしょうか?
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子育てが終わった人は、「子供の成長は早い。あっという間に大きくなった」と言います。そして、「仕事、家事、雑事に追われ、気づいたら子供は大人になっていた。もっと楽しめばよかった」という声も。実は、子供が「本当に子供らしい子供」でいる期間は意外と短いものです。個人差も大きいけど小学4
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子供相手にユーモアを発揮できるか否かは、子供をリスペクトしているか否かで決まります。リスペクトしていない場合、命令で済むからユーモアは必要ないわけです。子供にユーモアを発揮できる人は、子供をリスペクトしている人なのです。子供は本能的に相手を見抜き、そういう人が大好きになります。
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子育てが終わった人は、「子供の成長は早い。あっという間に大きくなった」と言います。そして、「仕事、家事、雑事に追われ、気づいたら子供は大人になっていた。もっと楽しめばよかった」という声も。実は、子供が「本当に子供らしい子供」でいる期間は意外と短いものです。個人差も大きいけど小学4
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やりたいこと・遊びを十分やれている子は毎日楽しくてたまりません。主体的に生きる喜びを味わっているので、やる気に満ち溢れています。幸せホルモンが出まくって、それが出やすい体質に育ちます。脳のシナプスがどんどん増えて頭が良くなります。心が満たされているので人を思いやることもできます
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ある父親が「俺は正直だから思ったことをそのまま言うよ」と発言。実際子どもへの否定的なダメ出しが多かったです。それは正直なのではなく、想像力と思いやりがないだけでは?「こう言ったら相手がどう思うか?」と考えてから言って欲しい。人はたった一言で傷ついたり、逆に元気が出たりするので。
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子育ては難しいです。誰がやってもうまくいきません。苦しいときは、産んだだけでも大したものだと自分をほめましょう。実際、少子化が最大課題である今、子供を産んだだけでも大したものです。そして、何とか今まで育ててきました。立派なものですよ。あなたは十分がんばっています。あなたは偉い!
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「叱られて育った人は、叱られ慣れているから打たれ強い。仕事で失敗しても立ち直れる」とか、「ほめられて育った人は、叱られ慣れていないから打たれ弱い。失敗すると立ち直れない」などというのは作り話であり迷信。実際には真逆で、後者の方が自己肯定感が高いので失敗から立ち直れる可能性も高い。
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立派な親を目指すのはやめて
幸せな親を目指しましょう
世間を気にするのをやめて
子どもを比べるのもやめる
「しつけよう・○○を直そう」をやめて
「今日も子どもと楽しもう」くらいでちょうどいい