親野智可等(@oyanochikara)さんの人気ツイート(いいね順)

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某父親が「出したら片づける」「やるべきことを先にやる」「字を丁寧に書く」の3つで息子を叱り続けました。「片づけない物は捨てる。雑な字は全部書き直し」と宣言して実行するなど、万事この調子。成人した息子は父親を完全拒否で会ってもくれません。愛情が空回りした実例。哀しいですね。
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さあ、決意しよう。「今日一日キレない」「否定的な言葉は使わない」「肯定的に言う」「ほめる」「共感する」。「今日一日」が無理ならハードルを下げて「午前中」とか、あるいは「今から1時間」などでもいい。1時間できれば2時間も可能になる。リトルサクセスで自信をつけて向上していこう。
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「子供ができないことはやってあげればいい」と言うと、「それでは依存して自立できない」と考える人もいると思います。でも、そういう現実的な方法でしのいで親子共に安らかに生活できることの方が大切。叱り続ける弊害の方がはるかに大きいから。大人になれば大概のことはやるようになるから大丈夫。
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子育てで大事なのは待つこと。親にできることはやってあげ、後はじっくり待ちましょう。結果を出すのは子どもという他者だから。待つ時間は5分・1時間というレベルから5年・30年というレベルまでいろいろですが、とにかく待つことが大事です。待てる親なら、子どもは自分のペースで着実に伸びます
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日本の学校は、みんなが同じ時に同じことを一斉におこなう集団主義が大前提に設計されています。でも、既にそういう時代ではなく、完全に時代遅れなのです。不登校が増えているのは、子供たちがそれを教えてくれているのです。教育の個別最適化に本気で取り組まないと、日本に未来はありません。
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学童保育は以前から満員のところがほとんど。しかも、どこも部屋が狭い。狭い空間にすし詰めの子供たち。政治は今まで学童保育にろくな予算もつけず、施設も貧弱、職員の給料も安いまま放置してきました。コロナ禍でそのツケが一気に表面化しました。政治がもっと子供と親に優しくなって欲しい。
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幸せになるコツは自分で自分をほめることです。つまり、自己満足・自画自賛。これができれば幸せになれます。これができないと、いくらがんばって成果を上げても、幸せにはなれません。ですから、もっと自己満足・自画自賛しましょう。「がんばってるね。偉い」と自分をほめてあげましょう。
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連帯責任はやめるべき。親は子供たちをコントロールするために、先生は学級を牛耳るためにこれを取り入れます。でも、これは真面目にやる子が馬鹿を見る制度であり、できない子がいじめられる制度でもあります。これで人心が乱れモラルが崩壊します。その結果、学級崩壊や親子関係の崩壊に至ります。
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人生は思い込みで決まるので、子供がよい思い込みができるようにしてあげましょう。効果抜群なのがチームでほめる方法。例えば学校や塾の先生に「ノートの使い方をほめてください」と頼んで、みんなでほめます。3か所で同じことを言われると疑いようがありません。逆に叱るチームは作らないように。
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子供が好きなことに熱中しているとき「集中力があるね」とほめると、子供は「自分は集中力がある」と思えるようになります。すると、勉強をやっている時にも「自分は集中力があるからがんばれるはず」と思えるようになります。人生は思い込みで決まるので、よい自己イメージを持たせてあげましょう。
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子供が一番かわいらしくて愛おしい時期を、十分味わえていない親御さんが多いようです。将来のことを考えすぎて「これを直さなければ」と焦っているとそうなりがち。もったいないですね。あと何年か経って今の写真を見ると、「あの頃はかわいかった」と思うのですが、肝心の今は味わえないままで…。
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真面目ゆえに子供を苦しめてしまう親の3タイプ 1,自分が完璧主義なので子供にも求めてしまう 2,仕事や家事でやるべきことを先にやらないと落ち着かず、子供にも求めてしまう 3,「人に迷惑をかけたくない。人に後ろ指を指されたくない」という思いが強く、しつけ主義に走ってしまう
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冬は「寒い。早く暖かくなれ」と言い、夏は「早く涼しくなれ」と言う。現役中は「今日も仕事か」と思い、退職すると「忙しい頃が花だった」と思う。子育て中は「子育て、大変」と思い、子供が成長すると「あの頃はよかった。もう一度子供に戻って」と思う。今・ここを味わい楽しめないのはもったいない
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「うちの子だらしがないから、先生からも叱ってください」と学校や塾の先生に頼む親。みんなで「叱るチーム」を作って、家と学校と塾で叱ったら、どんな子でも「自分はダメだ」と思い込みます。人生は思い込みで決まるので、「ほめるチーム」で子供がよい思い込みができるようにしてあげましょう。
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人に迷惑をかけない。わがままを言わない。何事もきちんとできる。こういう子にしようと思って叱り続けるしつけ主義は弊害が多いです。例えば、子供が「親の顔色を伺うようになる」「親の前でよい子を演じ外で発散する」「自分に自信が持てなくなる」「友達や兄弟の失敗を許せなくなる」等です。
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感情的に叱ると親は自分のストレスを発散できます。でも、親が発散したストレスは子供が背負い込むことに。子供は、それを身近な物、ペット、弟や妹、弱い友達などにぶつけます。または、自分で溜め込んで、鬱、摂食障害、リストカットや髪の毛むしりなどの自傷行為として出ることも。
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楽しいことを思い浮かべながら寝ると、寝ている間ずっと楽しい状態が続きます。悲しいことを思い浮かべながら寝ると、寝ている間ずっと悲しい状態に。なので、寝る前に叱るのは絶対NG。子供には、親からの「大好きだよ」のメッセージが一番。これがあれば寝ている間ずっとハッピーな状態が続きます。
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親が過干渉、しつけ優先、細かすぎ、強圧的、暴力的だと、子供は常に親の顔色をうかがって行動するようになります。それで手がかからなくなったのを見て、「成長した」と満足する人もいます。でも、学校とか友達同士でいるときなど、親のいない状況で反動が出ます。非常に自己中かつ衝動的になるなど。
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学童保育は以前から満員のところがほとんど。しかも、どこも部屋が狭い。狭い空間にすし詰めの子供たち。政治は今まで学童保育にろくな予算もつけず、施設も貧弱、職員の給料も安いまま放置してきました。コロナ禍でそのツケが一気に表面化しました。政治がもっと子供と親に優しくなって欲しい。
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親が「比べる病」と「ないものねだり病」から抜け出さないと、たとえ子供がどんなにがんばっても、どんなに成長しても、結局は同じ小言を言い続けることになります。サングラスをかけていると全てのものが白黒に見えるのと同じです。ですから、親は不退転の決意をしてこの2つの病気を直しましょう。
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年生くらいまで。女子はその頃から、そして男子はその2年後くらいから思春期前期に入ります。親との関係より友達との関係が重要になり、親の相手をしてくれなくなります。反抗期もやってきます。子供が相手をしてくれるうちが花です。「見て見て」など、子供から話しかけてきてくれるのは今だけかも?
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店で、低学年の女児が「フリルの服がいい」と言いましたが、母親は「合わせる服がないからダメ」と反対。女児が「これがいい」と食い下がるも、「こっちだよ。お母さんのお金で買うんだからね!」と却下。母親が選んだのは紺色系の地味な服。女の子は気落ちしていました。こうした交渉の余地の
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自立している子とは、親がやらせたいことを進んでやってくれる子のことではなく、やりたいことを自分で見つけてやれる子のこと。自立を考える上では、「朝自分で起きられない」「片づけができない」などより、「自分がやりたいことがない」「やりたいことがあってもやれない」などの方が要注意です。
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「嘘をつく子は嫌い」「○○な子は嫌い」等の言い方はNG。これは「親の愛情は無条件ではない。よい子でないと愛せない」というメッセージ。それより「しょうもないところがあっても、あなたが無条件に丸ごと大好き。あなたは私の大切な宝物。一緒にいられてうれしい」等のメッセージを贈りましょう。
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ほめるコツは、全体を漠然と見るのではなく部分に注目すること。子供の絵を見て「下手」と思っても、部分に注目すれば「山の色がきれい」「このネコがかわいい」とほめられます。野球の試合の後は、「思い切りバットが振れたね」「全力で走る姿がかっこよかった」「いい声が出てたね」とほめられます。