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証拠が不十分な段階で特定の薬剤に掛け金を高く積み上げるべきではない。「クロロキンで90%以上の人が10日以内に回復したんだよ!」とごく一部の医師が主張したせいで、フランスではクロロキン/ヒドロキシクロロキンへの期待が高まりすぎて弊害が生じている。
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確かにHPVワクチンだけではワクチンがカバーする高リスク型HPVだけしか予防できません。しかし、子宮頸がん検診も完璧ではありません。進行が早いがんは予防できませんし、前がん病変で発見できても円錐切除術などの侵襲性のある治療を要します。基本はHPVワクチンと子宮頸がん検診の併用です。 twitter.com/sayakaatyan/st…
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問題。日本人の死因の1位である悪性新生物(がん)が、WHOの高所得国の死亡原因のトップ3にも入らないのはなぜか。WHOの死因トップ10のソースは[ who.int/news-room/fact… ]。答えはのちほど。 twitter.com/hirorogon/stat…
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「腸が綺麗になれば白血病も治る」はデマです。本当にひどい話なのですが、血液は腸で作られているとする科学的根拠に乏しい学説(千島学説)に傾倒した人物が、白血病の子供とその親に働きかけ、骨髄移植どころか痛み止めの麻薬すら止めさせた事例があります[ mochimasa.hateblo.jp/entry/20101115… ]。 twitter.com/bF1Srfu5X2y7Zg…
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抗がん剤治療をはじめとして乳がんの治療法の進歩は著しい。乳房切除術なしの乳がん治療が利用可能になるのはまだ先だが、現時点で選択可能な、もっとも治る確率の高い治療を提案できるのは、標準医療を行っている医師である。患者さんがネット上の怪しげな情報を信じることのないように願う。以上。
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[「論座」の新型コロナ感染症の記事から学べること natrom.hatenablog.com/entry/2020/04/… ]。いろいろ学べます。自費診療で楽観的・断定的に説明するのは患者満足度が簡単に上がって楽そうだということ学びました。
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伊藤園のニュースリリース[ itoen.co.jp/news/article/4… ]。「抹茶の継続摂取による睡眠の質の向上と社会的認知機能の改善を確認」とあるが、必ずしもそうとは言えない。結果が粉飾(Spin)されている。
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前後即因果の誤謬のほか、利益相反も理由となる。「デトックスとかプラセンタ等」のスライドを出した医師のクリニックはプラセンタ注射やらニンニク注射やら高濃度ビタミンC点滴やらをやっていた。自費。数千~数万円。この先生は「薬に頼りすぎない優しい治療」をうたっているんだよね…。以上。
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まとめるとファイザー製ワクチンには発症予防効果や重要化予防効果だけではなく、感染予防効果もあり、その有効率は90~95%ぐらいのようです。それぞれ研究の限界や感染予防効果の定義の詳細などは本文を参照してください。
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売る方も健康増進効果を謳っていたりする。たぶん、E型肝炎のリスクを知らないのだろう。「新鮮だから大丈夫」「冷凍したから大丈夫」とか言いそう。大丈夫ではないです。
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がんが治ると称する食事法には根拠がないばかりか、大きな害を及ぼすこともあります。プレジデントオンラインに寄稿しました。 / “どれもこれも科学的根拠が全くない…「がんが消える食事法」が引き起こす恐ろしい悲劇 効果という「利益」はなく、健康や生活の質や人間関係…” htn.to/4fm7YkgpM1
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前例があるどころか、新型コロナ流行以前からワクチンの有効性を算出するごく標準的な方法の一つである"Test-negative case control design"ではないかと思われます。 twitter.com/blanc0981/stat…
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「4月の宣言時の状況とは全く異なる」として、先週の状況と比べてどうなのか。現時点で医療体制が逼迫していなくても、実効再生産数が1以上ならいずれ逼迫する。少なくとも緩和するタイミングじゃない。 twitter.com/nishy03/status…
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世の中は定量的な考えが苦手な人がいて、検査は必ずしも正確ではないということを申し上げると、「HIV検査もがん検診も腹部や胸部エコーもMRIも血液検査もCTも嘘ばっかりですよね」「子宮頚がんの検診も嘘なんですね」などと反応する人がいる。皮肉のつもりらしい。
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鹿肉を生で食べるのは、どんなに新鮮であってもE型肝炎のリスクがあります。冷凍してもウイルスは死にません。食文化との兼ね合いもありますし絶対禁止とまでは言いませんが、食べるなら自己責任で。
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厚生労働省のサイトには「現時点では感染予防効果は十分には明らかになっていません」とあります。しかし「感染予防効果は明らかではない」と「感染予防効果はない」とは違います。重要な違いです。
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UAEは、シノファーム製(中国)、ファイザー製、スプートニクV(ロシア)、アストラゼネカ製の4つのワクチンを使っています。この4つのワクチンを比較した結果がそのうち報告されるのではないかと期待しています。
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医師と患者は対等であるべきですが、実際のところ医師は患者に対して強い権力を持っています。医師が権力を持つ理由の一つが情報格差です。医師は医学知識を持っていますが患者さんは必ずしもそうではありません。
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たまに「PCR拡大ダメ絶対派」とか「検査拡大=医療崩壊派」とかレッテルを貼って批判する人がいるので念のために言っておきますが、「これから患者数が増えることが予測されるため、検査体制の強化は必要でしょう」って書いているんですよ。
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小森谷さやか氏は副反応と有害事象の区別がついていません。「1万人あたり約6人」というのは「ワクチンが原因となったものかどうかわからないものをふくめて」の数字、つまり、重篤な「副反応」ではなく重篤な「有害事象」の数字です。twitter.com/sayakaatyan/st…
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「ファイザーの治験データ」ではないです。ChAdOx1 nCoV-19 vaccineはファイザーではなくアストラゼネカ製のワクチンですね。 twitter.com/Isseki3/status…
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「90%以上の人が回復」は対照群のない研究。最新の比較試験ではクロロキンの分は悪い。副作用もある。でも、根拠に乏しい期待のせいでクロロキンの在庫が無くなり、以前からこの薬を必要とする人に届かなくなっている。
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検査に抑制的な主張の中にも言いすぎや誤りはあったけれども、感染症やEBMの専門家たちが口をそろえて言っていることには合理性はあるんです。理解したいなら、自称詳しい人のブログやツイートではなく、まずは教科書から読むほうが効率的だと思います。
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デマツイートをする動機の一つは、騙される人を集めてビジネスにつなげることです。なのでデマツイートをリツイートはしません。本当は言及すらデマ屋の利益になりそうなので嫌なのですが、対抗言論も必要だと考えます。グラフの引用元はWHOのサイト[ gco.iarc.fr/overtime/en ]です。