名取宏(なとろむ)(@NATROM)さんの人気ツイート(リツイート順)

甲状腺がん検診が甲状腺がん死を減らすというエビデンスはありません。というか、甲状腺がん検診をしても甲状腺がん死は減らないというエビデンスがあるという状態です。「減るかどうかわからない」ではなく「減らない」です。 twitter.com/hamemen/status…
天然痘は感染症ではない、というトンデモ説は初めて見た。インカ帝国の滅亡のきっかけになったのは天然痘じゃなかったのかな?現在、天然痘が根絶されたのは(先進国だけではなく発展途上国を含め世界中の)人々の血液が不純にならなくなったからであろうか。 twitter.com/MitNak5/status…
近藤誠氏が亡くなったとのニュースが流れてきました。哀悼の意を表します。検診/健診の害についての啓蒙や乳がん縮小手術の普及には一定の功績があった一方で、がんの放置療法をはじめとした近藤誠氏の主張はきわめて有害でした。
『女性自身』からの取材にコメントしました。絶食と大量飲水を組み合わせると水中毒や低ナトリウム血症の危険があると考えます。 jisin.jp/entertainment/… #女性自身 @jisinjp
「がん=腐海」説はきわめて有害である。標準治療を避けさせ、がんが進行し悪化しても医療につながりにくくなるからだ。痛みを治癒反応だと誤解してしまうと、痛み止めなどの苦痛を緩和する治療すら忌避させてしまう。ニセ医学の中でも最も許しがたい類。
「現代医学に頼れないのでリスクがあるのは承知の上だ」ならまだしも。それでもリスクを負うのは母子であり、パートナーが言うことではないと思う。ちなみに日本人の妊産婦死亡率と周産期死亡率の推移は画像のような感じ。現代日本の出産が、歴史上、どこの国よりも「一番安全」だと私は考える。
抗がん剤を否定する自称医師のツイートへの注意喚起[ natrom.hatenablog.com/entry/2022/07/… ]。いつものやつではあるし、注意喚起しても根本的な解決にはほど遠いんですが、定期的に注意喚起が必要だと考えます。正しい情報にたどり着ける人が一人でも増えればそれでいいんです。
胃がん手術時に輸血を受けた父親に輸血後の感染症検査のお知らせが来たのに対して「危ないもの輸血してる日本。いったい何なの」というツイートがバズっています。新型コロナワクチンにからんだデマリプライもたくさん。事実は、日本の輸血の安全性は世界でもトップレベルです。
高額で根拠に乏しい自費診療を提供しているクリニックの責任者が大阪大学の「特任准教授」の肩書でテレビ出演していた。共同研究グループの一員になって肩書をゲットしたわけか。一般視聴者は騙されるわな。
免疫力がアップするなどと称して健康な人に自費でビタミンDを筋注している医療機関は100%インチキです。
何が言いたいかっていうと、「事情があってうちの子はマスクを着けられないんです」というのと、「マスクは有害不要」というニセ医学を混同しちゃいけないってことです。
マスクをつけるのが苦手な人もいる。子どもの特性の多様性に配慮したり、強すぎる同調圧力に対する危惧としての「マスク強要反対」なら充分な合理性があるが、日本母親連盟/内海聡氏のは完全にトンデモ。 / htn.to/DWGaU4Hoco
N-NOSE(尿検体を用いた線虫によるがん検査)が藤沢市のふるさと納税返礼品になったことで話題になっています。臨床研究に参加するとか研究費用を寄付するとかならともかく、何らかの医学的な利益を期待して線虫がん検査を受けることはおすすめしません[ president.jp/articles/-/613… ]。
医学においては、効果がなかったり、かえって有害であったりする方法でも「改善した」と誤認することはいくらでもあります。成功事例をつぶやくのはかまわないですが、子どもたちを救う一番確実な道は、比較試験等で効果を客観的に確認することです。 twitter.com/Kageyama_hideo…
[HPVワクチンが子宮頸がんを増やすというニセ情報を検証してみた natrom.hatenablog.com/entry/2020/08/… ]。現時点において、HPVワクチンが子宮頸がんを増やすとの主張は間違いです。
「アメリカでは抗がん剤が禁止された」という主張はデマです。こうした主張が事実であれば公的機関のリリースなどの根拠を提示できるはずです。ですが、反医療のサイト、個人のブログやSNS以上の根拠が提示されることはまずありません。 twitter.com/Tamachannihon/…
イベルメクチンは妊娠女性への安全性は十分には確認されていませんが、FLCCCという団体のウェブサイトには「イベルメクチンは妊婦、子供、乳児に安全に使用されています」と誤って記載されています。FLCCCは信頼に足る団体ではないと私は考えます。
「誰もが簡単に納得できる」ような情報はありません。そのような情報で簡単に納得してしまう人は、別の間違った「誰もが簡単に納得できる」情報に容易に騙されるでしょう。本当に納得したいのなら地道に勉強するしかないんです。 twitter.com/ku51182361/sta…
現時点でアビガンを使うなら「本当は効かないかもしれない」可能性を十分に念頭に置いて、並行して比較試験も行いながら、覚悟を持って使うべきだと言っています。覚悟が要ります。当たり前のことなんですが、特定の薬剤に対して熱狂的な支持が集まると、この当たり前が通じなかったりします。
一方で、アビガンは無効で副作用しかない、なんてことが将来判明したとしても、アビガンを投与した医師を後知恵で批判してはならない。医療には不確実性がある。
池田清彦氏は、近藤誠氏の主張を「ほぼ正しいと確信」し、自身のメルマガで「近藤誠の言うように現在の治療法(外科手術と抗がん剤)ではがんは治りません」「現時点では放置しておくのが最良の方法です」と書いた人です。
化学調味料、化学甘味料、残留農薬、ワクチン接種、電磁波は、がんの主因ではありません。日本人のがんの主な原因は、喫煙、飲酒、感染(ピロリ菌、HPV、肝炎ウイルス、HTLV-1等)、塩分摂取、運動不足、野菜・果物摂取不足などです。 twitter.com/sinjitunohanas…
順天堂大学医学部免疫学特任教授の奥村康氏は、私にとっては「免疫学の権威」じゃなくて「喫煙と肺がんの関係を否定している残念な人」だな。
ワクチンを承認した時点では感染予防効果は明らかではありませんでした。その後、観察研究で感染予防効果が明らかになりつつあります。私はもう「十分に明らか」だと考えますが「まだ明らかとは言えない」という慎重意見があってもいい。しかし、「ワクチンに感染予防効果はない」は完全に誤りです。
「ワクチンは要らない」などと現代医療を否定する人たちが「夕張ではほとんどの病気で死亡率が下がった」というツイートをRTしているけど、夕張市では肺炎球菌ワクチンやインフルエンザワクチンを強く推奨する医師が来てから肺炎におよる死亡が減ったんだよ…。