名取宏(なとろむ)(@NATROM)さんの人気ツイート(リツイート順)

実用的なアドバイスを意図したものではないページの、2020年12月から存在した非臨床的側面についての記述を誤読したようです。日付部分が新しくなっているので不勉強の人が「英国政府が妊婦接種の安全性の記述を変更した」と間違えるのは仕方ありません。
鼻に綿棒を突っ込まれてグリグリされた上に「PCR検査の精度は100%ではありません」などと説明されるよりも、採血検査だけで「おめでとうございます。コロナウイルスを乗り越えられました」などと説明されるほうが、そりゃうれしいよね。
HPVワクチンは、子宮頸がんの原因となるHPVの感染を防ぎ、前がん病変や子宮頸がん罹患を減らすことが確認されていますが、まだまだデマは消えません[ natrom.hatenablog.com/entry/2020/08/… ]。ワクチンを接種する、しないは個々が判断すべきですが、正しい情報に基づいて判断してください。
ワクチン接種者と非接種者の致死率の比較は誤解を招きやすいと思う。極端な話、仮にワクチンが感染(確認)を95%、コロナによる死亡を90%減少させる効果があるとしたら、ワクチンがコロナ死を減らすにも関わらずワクチン接種者の致死率は非接種者と比べて2倍になる(はず)。
いいえ。私(名取宏)が「PCR検査抑制を叫んだ」というのは誤りで、それどころか2020年2月の段階で「これから患者数が増えることが予測されるため、検査体制の強化は必要でしょう」と書き、2020年9月には「PCRは感染症の診断に使えない」というデマを強く批判しています。 twitter.com/black7b5544/st…
検査に限らず医療介入自体について再考を促す本として、一冊だけお勧めするなら、名郷直樹先生の『「健康第一」は間違っている』[ amazon.co.jp/dp/4480016058 ]がお勧めです。ちょっとだけ中級者向け。
直接は関係のない話ですが、根拠に乏しい主張を揶揄して「宗教」とか「ポエム」とか呼ぶのは良くないという意見があって、私もその通りだと思ってそれから気をつけています。しかし、海外のデバンキング系の解説には、ネガティブな意味で「myth(神話)」という言葉がよく使われています。
HPVワクチン接種が子宮頸がん発生率の上昇と関連しているというデマは定番です。デマのいくつかは以下の記事で解説しています。[HPVワクチンが子宮頸がんを増やすというニセ情報を検証してみた natrom.hatenablog.com/entry/2020/08/… ]。
モデルナワクチン群の重篤な有害事象の一つに72歳のワクチン接種の28日後に落雷後の不整脈が報告されています。反ワクチンの論理だとワクチンが落雷を招いた、「明らかにマイクロチップのせいに違いない」だなんて言い出すんじゃないかというジョークがありました。 twitter.com/gorskon/status…
いったん検診がはじまるとそれを止めるのはすごくたいへんなのです。有効性のない検診でも、検診のおかげで助かったと思っている患者さんはいるし、検診のおかげで助けたと医師も思っている。なんなら過剰診断が多ければ多いほどそういう誤認がたくさん生じる。「ポピュラリティパラドクス」という。
台湾は新型コロナワクチンの接種が遅れている(台湾国内でほぼ流行が抑えられているから特に批判されるようなことではないと思う)。「医療従事者じゃなくて運航乗務員に優先すべきだったのでは」という声がある。国が違えばワクチンの優先順位が変わりうる。
機械翻訳。「COVID-19の予防接種は、妊娠中および授乳中の女性に強く推奨されます」。これが現在のイギリス政府の方針です。
臓器別ではなくまとめると、全がんは高所得国の死亡原因の2位[ ourworldindata.org/grapher/share-… ]。日本人の死因1位ががんである一方で高所得者国の死因1位は心血管死だが、これは日本人ががんで死にやすいからではなく、日本人が心血管疾患で死ににくいから。
医療においては、害がある介入を行うことの倫理的問題は、患者に十分に説明し、同意を得た上で行うことでクリアしていると理解している。当然、正確な情報が提供されることが前提である。HPVワクチンに関する不正確な情報拡散について山本太郎氏は責任を負うべきだと考える。以上。
なお、千島学説に傾倒した人物自身も、がんに対する標準治療を拒否して「ガン完治への希望」の講演の旅をしている途中にがんの進行が発覚し、亡くなりました。本人は本望だったかもしれませんが、痛み止めすら使ってもらえず亡くなった白血病のお子さんはどうだったでしょうか。
少なくとも私の知る限りではHPVワクチンを推奨していた医師で子宮頸がん検診を否定していた人は一人もいません。 twitter.com/noche_y_calima…
「がんは体を温めて食生活を改善すれば治る」という根拠のない主張を容易に信じ込んでしまうような人たちがデマの対象です。騙されやすい人たちを囲い込むと、効果の乏しい代替医療やニセ情報を売りつけることで利益につながります。
日本の年齢調整がん死亡率は先進国の中でも低いほうです(とくに女性はG7の中でもっとも低い)。「世界的にみても異常な数字」とは言えません。また、抗がん剤治療は国際的にも標準的な治療です。不正確な医学情報を信じてエビデンスの乏しいニセ医学のカモにならないようにしましょう。 twitter.com/CS60osaka1/sta…
たとえばこのへん[ iwanami.co.jp/kagaku/KaKa970… ]。「社会生物学を人間へと適用する科学者は,その悪用に十分気を付け,悪用者を糾弾することをためらってはならないこともいっておきたい.とくに,竹内久美子による世界でも珍しいほど公然たる悪用…」。
海外から帰った後にPCR検査を受け、陰性でも一定期間は検疫されるが、検疫期間中に他のパイロットに接触すると、その時点で感染して検疫期間後に発症することはありうる。他のパイロットもPCR検査は陰性だったのだろうけど、一定の割合ですり抜けは生じる。