家光は下手だったのか、あえてのヘタウマなのか……そのことを、金子学芸員に引き続きで聞いてみました。写真はどれも木兎ですが、全部、違う作風なのもすごいですね。こちらの3点、全て前期(10/24まで)のみの展示です。 家光の動物画、どこがいいの?② fam-exhibition.com/diary/
動物展には、大きな犬の素晴らしい絵もあります。橋本関雪の「唐犬」です。超大画面にボルゾイとグレートハウンド。一切の庶民感覚を寄せ付けぬ気品溢れる佇まいが、時々近所で見かけるボルゾイそのまま。全てのボルゾイの飼い主さんは、来た方がいい(少なそうですが)!前期のみの展示(10/24まで)
小林一茶の子犬図。なくなりかけのマジックみたいな描線が、なんとも味わい深い作品です。添えられた俳句は「狗(えのころ)のと(ど)さりと寝まるおち葉かな」。子供の頃に飼っていた犬は外犬で、歳とってからはこんな感じで庭の隅でうとうとと船を漕いでいました。10/24(日)までの展示です。
前期展示、最後の1週間、若冲の「象と鯨図屏風」も10/24(日)までの展示です。この屏風、本で見ても面白い作品ですが、実物はほんっとにめっちゃくちゃいいです。個人的には若冲の作品の中で一番好きです。しかも今回、涅槃図と並んだ展示が感動的なので、ぜひぜひ、ご覧いただきたいです。
将軍がこれを描く、、、考えれば考えるほど、面白いですよね。家光の絵が、どうしてこんなにいいと思えるのか、そのわけを知りたくて、金子学芸員に色々と聞いてみました。ちなみに、この2点とも前期(10/24まで)のみの展示です。お早めに〜 家光の動物画、どこがいいの?① fam-exhibition.com/diary/
ネコをこよなく愛し、ネコにまつわるあらゆるコンテンツに精通した友人が、潾二郎のネコが並ぶ壁の前で動けなくなったと言っていました。「ここは天国か…」と思ったそうです。確かに…ネコのいいとこ、全てが詰まったみたいな二枚です。私も図録のこの頁を開いては、「いいよねえええ」ってなります。
蘆雪の犬は、ちょっと乱暴でゆるすぎる感じがほんとうにかわいいです。左はしの子とか、これで犬とわかるのが不思議なくらいですが、ここにぎゅぎゅっと描き込みたくなった蘆雪の気持ちも、なんかわかります。前期(10/24まで)のみの展示です。
本日10/11(月)、府中市美術館は休館日です。動物の絵展はご覧いただけませんのでご注意ください。 動物展の特設サイトでは、「チャートで占う 動物展のおすすめ」というコーナーを設けています。ぜひ、遊んでみてください〜ちなみに私におすすめの一枚は応挙の子犬でした〜fam-exhibition.com/doubutsu/check…
つぶらな瞳のニワトリ。作者は三代将軍、徳川家光です。家光の絵は色々なスタイルがあるのも魅力で、これはさらっと描きタイプ。かわいいチャボの雰囲気がよく出ています。表具には葵の御紋。表具は拝領した家臣が注文したのでしょうか。サインなしでも家光様の絵だとわかれよ!という雰囲気がいいです
動物展、昆虫好きの方にもぜひ、ご覧いただきたいです。これは小寺稲泉「秋叢戯虫」。昔の日本にも虫やらカエルやらをこんなにやさしく、美しくかわいく描いた画家がいたんですね。会場で肉眼でぐぐっと近づいてご覧いただきたい、とてもとても繊細な作品です。*展示は前期(10/24まで)のみ。
動物展、前期(10/24まで)のみの出品作から、大好きな作品を1点。ロシアアニメのキャラクターと言われたら信じてしまいそうなかわいさですが、作者は三代将軍、徳川家光。家光は画伯(下手だ)、とも言われる昨今ですが、上手い下手はさておき、すっごくいい絵ですよね! #動物の絵展
動物展、間もなく前期(〜10/24)の折り返し地点。というわけで、ぜひご覧いただきたい作品を。長沢蘆雪の十二支図。初めてこの作品を拝見した時、ふーん十二支図かあ…とぼけっと見ていたら…!は、しっぽに子犬!ってびっくりしました。こんなに犬が主役の十二支図って、ほかにあるんでしょうか…。
動物展、家光グッズに「ぴよぴよ鳳凰」のトートバッグが仲間入りしました! うさぎトートもありますよ! *兎図は前期(10/24まで)、ピヨピヨ鳳凰は後期(10/26〜11/28)の展示ですので、ご注意ください。#動物の絵展
動物展の図録、一般書籍として全国の書店、インターネット書店でも販売していますが、展覧会場でお求めいただいた方には、家光様の木兎のステッカーを1枚、プレゼントしております(数量限定)。携帯電話に貼っても、かわいいですよ!#動物の絵展
応挙の子犬画には必ずハチワレの一匹がいて、見る度に子供の頃に飼っていた犬そっくり!と思ってました。でも、実家で写真を探してみたらだいぶ違う…応挙の子犬って、人が心の中で思うかわいい犬の象徴みたいなものなんですねえ。右の写真は私の心の応挙犬、ブッチーです!#動物の絵展
徳川家光のミミズク、もしかしたらお気づきの方もいらっしゃるかもですが、今回の動物展にご出品いただく前に、修復に出されました。その様子を特別に取材させていただいたので、動物展日記でお伝えいたします! 修復して生まれ変わりました fam-exhibition.com/diary/
府中市美術館では動物の絵展が開催中ですが、ロビーでは、かわいい動物のスタンプでメッセージカードを手作りできるコーナーがあります。敬老の日の今日、ご高齢の方にプレゼントしても素敵ですね。
本日9/20(月)は、祝日のため府中市美術館は開館。動物の絵展が開催中です。*明日9/21(火)が休館になりますので、ご注意ください。fam-exhibition.com/doubutsu/
明日は彼岸入りです。動物展の目玉、「象と鯨図屏風」は、若冲が母の17回忌のために描いたものとの説もあるそうです。図版で見るとかわいいくてポップな造形が目立ちますが、実物を前にすると、その解釈が腑に落ちます。故人をしのぶ思いが大きな画面から伝わってくるような、静かで、力強い作品です。
東京新聞「題字下」のスペースに子犬登場です。展覧会の広告ですが、それはおいておいても、ここにこの子犬がいるの、かわいくてすごくいいですね。ずっとこれにしてほしいくらいです。動物展、本日開幕しました!
「鳥獣戯画」、展示準備中です。丙巻の模本なのですが、カラー版で、しかも絹本でとってもきれい。「鳥獣戯画、色付きで描いて」と注文した人がいるんですね、きっと。モノクロ写真のカラー化、みたいに。隅々まで見たくなる、面白い作品です。#動物の絵展
動物展、開幕まであと3日。図録も無事、納入されました。今回の図録はB24取という判型で、274頁の大ボリューム!子犬も、猫も、虎も兎もユニコーンも!改めて見直しても、強く推したい作品ばかり〜美術ファンの皆さまはもちろん、全国のどうぶつ好きの方々にもぜひご覧いただきたい一冊です!
動物展、ヨーロッパ絵画の見どころのひとつ、ギュスターヴ・モローの「一角獣」も無事、パリから到着です。モロー美術館の学芸員によるリモート立ち合いのもと、クレートから作品を取り出し、コンディション確認をしていきます。#動物の絵展
吉祥寺駅で遭遇!外でポスターに出会うと「うちの子、みんなかわいいでしょ?」という親心みたいなものがむくむくと湧き起こり、道ゆく皆さんの反応がめちゃ気になります。子犬も、おさるも、イモリも、シュモクザメも!#動物の絵展