深田サルベージの起重機船「富士」です。港にいると非常に大きな存在感があります。私たちも見る機会は非常に少ないです。
今日は4月7日です。 呉のドックは今も船を造り続けています。
液化天然ガスを運ぶLNG船は、主にメンブレン型(左)とモス型(右)に分かれています。日本の造船所は川崎重工業のようにモス型を得意としていますが、メンブレン型の建造実績もあります。 例えば左の写真の「PUTERI FIRUS SATU」は、三菱重工業長崎造船所で建造されました。
国際海運会議所(ICS)と国際運輸労連(ITF)は4月7日、G20(主要20カ国・地域)の貿易相に提出したレターを公表しました。 ICSとITFは船員たちを「世界貿易の知られざる英雄」と評し、円滑な船員交代が行えるよう求めています。
今、世界の海運は新型コロナウイルスの感染拡大に伴う各国の入国・移動制限などによって、船員交代が難しい状況に直面しています。 ICFとITFは、この状態が長く続けば、船員の健康を脅かすだけでなく、世界経済にとって大きなリスクになると指摘しています。
今、私たちが生活できるのは「知られざる英雄」たちが、多くの物資や資源を運んでいるからです。どうか、感染リスクがある中、交代もできずに洋上で働く船員たちにも目を向けてほしいと願っています。
製造業はリモートワークにすることができません。 造船所や舶用機械を製造する工場は、通常通り操業を続けています。
空調装置も鋼材もプロペラも配管も、何一つ欠けても船は完成しません。 私たちはそうした現場を取材し続けてきました。
船の安全な運航を支えるために、修繕を手掛ける人たちがいます。本船に乗り込み、エンジンや機器などの修理を手掛ける彼らも、現場で働き続けています。
物流の根幹を支える造船舶用、そして海運を少しでも応援していただけたらと思っています。
太平洋フェリーの「きたかみ」とカモメの2ショット。 お披露目のため、横浜港に寄港した時の1枚です。
帆船日本丸の船底は昨年の大規模修繕で、このように綺麗になりました。次に船底を見ることができるのは、10年以上後になります。
横浜・みなとみらいにの旧横浜船渠1号ドックに保存されている帆船「日本丸」は1930年に建造された4檣バーク型の練習帆船です。 昨年行われた大規模修繕では、貴重な戦前に建造された船の喫水線下の様子を観察することができました。
船首と船尾を見ると外板がどのように接合されているのかよくわかります。リベット工法はもう失われた技術なので、後年の修繕工事では溶接で上から板を取り付けています。
日本郵船の貨客船「氷川丸」は4月25日、竣工90周年を迎えました。 同船は1930年に横浜船渠で建造され、シルクの荷揚げ港として重要性を増していたシアトル港への航路に投入されました。太平洋横断航路の華やかさを現代に伝える世界的にも貴重な船舶です。
氷川丸の竣工時の定員は乗客283人(1等76人、ツーリスト69人、3等138人)でした。内装はサンフランシスコ航路の「浅間丸」と同クラスのものが求められ、マルク・シモン社がデザインを手掛けています。 また、貨物8,000トンを積載することができました。9,094トンの貨物を載せた記録もあるそうです。
家にいる時こそ、船のプラモデル作りに挑戦してみよう。ハセガワ社の1/700特設病院船「氷川丸」は白と赤のパーツで色分けされており、説明書通りに組み立て、付属のシールを貼ればすぐ仕上がります。舷窓をマーカーで塗れば写真のような出来栄えに。 #うちで過ごそう jmd.co.jp/article.php?no…
横浜に保存されている日本郵船の貨客船「氷川丸」と旧航海訓練所の練習帆船「日本丸」は同じ1930年(昭和5年)竣工船で、どちらも船齢は90年となっています。 「氷川丸」はシアトルへの定期旅客航路が終了した1960年に引退しましたが、「日本丸」は1984年まで現役に留まりました。
明日からの連休、家で何をして過ごそうかと考えている人もいるかと思います。 そんな時こそ当アカウントの写真。船、港、海の姿を堪能してほしいです。
それでは良い連休をお過ごしください。 (写真はニャンコフェリーの「こんぴら2」です)
日本の船にしかない特徴は?と聞かれたら、やはり神棚でしょう。それは外国船籍であっても変わりません。 商船三井の自動車船「EMERALD ACE」(マジュロ船籍)の船長室にはしっかりと神棚が置かれています。
日本郵船の自動車船「ARIES READER」(パナマ船籍)はブリッジに神棚が。このように船によって設置している位置に違いがあります。
最新鋭のLNG船「ENERGY INNOVATOR」にもしっかりと神棚はあります。引き渡し前だったので、まだ御札が祀られていません。
商船の場合は金刀比羅宮の御札が祀られていることが多いのですが、海上保安庁の巡視船「いず」は第三管区海上保安本部が置かれている横浜の総鎮守である伊勢山皇大神宮の御札が祀られていました。
自衛艦の場合は「艦内神社」が置かれており、艦名と縁がある神社の御札を祀っています。砕氷艦「しらせ」は富士山本宮浅間大社で、先々代の砕氷艦「ふじ」から受け継がれているものです。