最後にもう見ることが出来ない船の神棚を。 2016年に除籍された木造掃海艦「つしま」の艦内神社です。 船に乗ったら、ぜひ神棚を探してみてください。
船にまつわる式典では神事が執り行われることもあります。 写真の式典はナカシマプロペラ玉島工場で製造された外航船向け大形固定ピッチプロペラが累計5000基目となったことを記念して開かれました。
このプロペラは4翼、直径10.6メートル、重量60.8トン。日本郵船向けにJMUが建造している30万重量トン級のオイルタンカーに搭載されました。
船の建造時や新しい造船所が出来る時も神事は行われます。 写真は気仙沼・みらい造船新工場の竣工式典で執り行われた修祓式です。奥で建造されているのは、かなえ漁業向けはえ縄マグロ漁船「かなえ丸」(199総トン)です。
プロペラって美しいですよね。 この模様はナカシマプロペラで製造された証。同社は船ごとに一品受注生産を行っています。
青色に包まれたレインボーブリッジの下を行く東海汽船の貨客船「橘丸」。さまざまなリスクにさらされながら、今、この瞬間も船は動いています。 船舶を運航し物資を運び続ける全ての船員と物流関係者を、私たちは応援しています。 #MakeItBlue #lightitblue
お待たせいたしました。 これから「海事産業応援フォトコン」の入賞作品の発表を行います。 発表するのは大賞1点、金賞2点、銀賞2点、銅賞4点、佳作4点、海事業界賞2点の計15作品となります。 まずは海事産業従事者からご投稿をいただいた海事業界賞から発表いたします。 #海事産業応援フォトコン
【金賞】 当局(@izuoshima04992)さん 「乗船も命懸け」 twitter.com/izuoshima04992… コメント「タグボートから自動車船へ縄梯子で乗船するところを捉えた文句なしの一枚です。波しぶきからも、船の動揺が伝わってきます。海事産業に携わる人を写した写真として選びました」 #海事産業応援フォトコン
【新造船情報】JMUは5月15 日、横浜事業所磯子工場で建造していた海上保安庁向け1000トン型巡視船「つるが」を引き渡しました。 同船は平成29年度予算で計画された1,000トン型巡視船で、船名は配属先(第八管区海上保安本部)の福井県内にある敦賀半島、敦賀湾に由来しています。 (写真はJMU提供)
5月20日は東京港開港記念日です。 東京港はコンテナ港湾としては国内最大。外貿コンテナの取扱個数は3年連続で450万TEU超を記録しています。
船の船首はさまざまな形があります。 一般的なものとしては球状船首(バルバス・バウ)がありますが、近年ではフェリーや貨客船、LPG船などで垂直船首を見ることができます。この垂直船首は港湾の制限などで、全長に制約がある中、貨物をより効率的に運ぶ工夫の一つです。
船首といえば、砕氷LNG運搬船「VLADIMIR RUSANOV」もかっこいいデザインをしています。 耐氷仕様の船首「アイスバウ」には厚さ60mmの厚板を使用し、錨は氷が付着しないよう船体内に収まるリセス型となっています。
そしてこちらは、モジュール船「YAMATAI(邪馬台)」。長さ130m、幅38mのデッキスペースを誇る重量物運搬船です。 ちなみに姉妹船の船名は「YAMATO(大和)」。どちらも力強いイメージがあります。
海上保安庁は今年5月で発足72年目を迎えました。 同庁が発足したのは1948年のこと。巡視船29隻(旧海軍駆潜特務艇28隻、敷設特務艇1隻)と雑多な港務用船103隻で始まった海保は、2020年4月1日現在で473隻の船隊を有する規模にまで拡大しました。
海上保安庁は、緊迫化する日本周辺の情勢に対応するため、2020年度予算で過去最大規模の約2254億円を確保しています。領海警備の中核を担う大型巡視船を2023年度までに6隻増強し75隻体制にするとともに、新型ジェット機や中型ヘリコプターの配備を進めていく方針です。
紹介した船の中でも有数の人気を誇るモジュール船「YAMATAI(邪馬台)」は、日本郵船グループで在来貨物・重量貨物輸送を手掛けるNYKバルク・プロジェクト(NBP)が運航しています。 甲板上に積載しているのは、風力発電用の風車のブレードで、この時はブレード57本を一気に輸送しました。
「YAMATAI」は三菱重工業香焼工場で2010年4月に竣工しました。載貨重量は1万9800重量㌧で、デッキスペースは長さ130メートル、幅38メートル。モジュール船は特殊な重量物船のため、日本には「YAMATAI」と「YAMATO」の2隻しかありません。
積載したブレードの長さは68.65メートル。デッキ上に2本縦列で積載することで、風車19基分に当たる57本ものブレードを一括で輸送したのです。
NBPの「YAMATAI」と「YAMATO」は、風力発電関連貨物の輸送だけでなく、LNGプロジェクトや石油化学プラント向けの輸送で活躍しています。見かけたらぜひ写真に収めてみましょう。
石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)が保有する3次元物理探査船「たんさ」のブリッジです。 長期間の行動を前提に、モニターやコンソールを中央に集中させ、着座のまま主要な航海情報の確認や機器の操作を行えるようにしています。
【速報】オーシャンネットワークエクスプレス(ONE)が北米-日本/アジア-欧州サービスに投入する1万4000個積コンテナ船「ONE COLUMBA」が5月28日夜、横浜港南本牧MC-3ターミナルに初寄港しました。 日本の船会社が国内寄港したコンテナ船としては過去最大船型です。(写真提供:横浜川崎国際港湾会社)
都内は航空自衛隊のブルーインパルスが飛行したとのことですが、私たち物流業界にはANA Cargoのブルージェイ(BLUE JAY)がいます。青さなら負けていません。
今この瞬間にも国際物流を支える航空機が飛んでいます。空を見上げたら、貨物機のことも思い出していただけたらと思います。
東海汽船は5月29日、子会社の東京ヴァンテアンクルーズが運営するレストランシップ事業から6月30日付で撤退することを決めました。同社は東京港を巡るレストランシップ「VINGT ET UN(ヴァンテアン)」(1717総トン)を運航していました。
【新造船情報】内海造船の瀬戸田工場で6月1日、津軽海峡フェリー向け8,800総㌧型旅客船兼自動車航送船「ブルールミナス」が完工しました。6月9日の函館17時30分発から青函航路に就航します。 また、同船は緊急輸送に対応した「災害時多目的船」としての機能も持ちます。 (写真は内海造船提供)