先ほど、平成29年度計画掃海艦(29MSO)の命名進水式が行われました。艦名は「えたじま」です。
今回、JMU鶴見工場で進水した「えたじま」は、あわじ型掃海艦の3番艦に当たります。命名と支綱切断は河野太郎防衛大臣が直接行いました。 同艦は艦番号を視認性の低いグレーで塗装しており、今後は護衛艦にも同様の塗装が行われていくとのことです。
掃海艦「えたじま」の支綱切断と進水です。艦首には海上自衛隊の自衛艦旗とJMUの社旗が掲げられています。今回は、命名者の河野太郎防衛大臣が進水斧で支綱を切りました。
今週は2日連続で船台進水を見る機会に恵まれました。 11日は川崎重工業神戸工場で建造している世界初の液化水素運搬船「すいそ ふろんてぃあ」。 12日はJMU鶴見工場で建造している海上自衛隊向けのFRP製掃海艦「えたじま」。 大きさも役割も違いますが、船台を滑っていく姿はどちらも迫力があります。
12月15日、四国急行フェリーが運航していた高松―宇野(宇高航路)が休止しました。最終便は高松港午後7時50分発、宇野港午後8時55分着の便でした。 弊社の社員も愛用していた宇高航路の廃止は、非常に寂しいです。
川崎重工業神戸工場で12月11日、世界初となる液化水素運搬船「すいそ ふろんてぃあ」の進水式が行われました。2020年秋ごろの竣工を目指して、現在、同工場で艤装工事が進められています。
名門大洋フェリーは12月18日、大阪南港―新門司航路へ2021年度に最大船型となる1万5400総トン型新造フェリー2隻を投入すると発表しました。三菱重工業下関造船所で建造し、1番船は21年12月、2番船は22年3月に就航します。全長195m、幅27.8m、トラック積載能力は約162台です。 jmd.co.jp/article.php?no…
石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の三次元物理探査船「たんさ」を真正面から撮ることが出来ました!!
船というと大型船が注目されがちですが、港や河川ではこうした小型の曳船が活躍している場面を見ることができます。重量物が載せた台船を引っ張る姿は、かっこいいです。
日本は貿易量の99.6%を海上輸送に頼っています。 日本郵船、商船三井、川崎汽船といった国内の外航海運企業が運航する2000総トン以上の外航商船は2496隻に上り、日本商船隊はエネルギー資源や衣類、食料など私たちの生活に欠かせない物資を運んでいます。
ただし日本商船隊2496隻のうち、日本籍船は261隻で全体の10%程度にすぎません。残る2235隻は、税負担などが軽い国に船籍を置く便宜置籍船か、海外企業から用船した外国籍船です。最も多いのはパナマ船籍(57.6%)で、このほかにリベリア、マーシャル諸島、シンガポール、香港、バハマなどがあります。
こうした外航商船は国際情勢の影響を大きく受けます。すでに大型原油タンカー市況は12万ドル超にまで高騰し、英国の保険業界では船舶戦争保険料のアップも検討されています。 貿易を海に頼っている私たちにとって、海外で発生した出来事は、日常へと繋がっています。
太平洋戦争おいて日本は約2500隻、800万総㌧の商船を失い、乗り組んでいた6万643人もの船員が犠牲となりました。 神戸市にある「戦没した船と海員の資料館」には、アジア・太平洋で沈んだ船の写真や名前がこうして展示されています。
日米開戦前の日本商船隊は約600万総㌧と世界第3位の規模を誇っていました。 1941年に9隻(5万総㌧)の被害を出した後、1942年には年間喪失隻数が200隻(170万総㌧)を突破。1944年になると1009隻(369万総㌧)の商船が潜水艦あるいは航空機の攻撃で沈んでいます。
戦没した船の中には救恤品輸送船「阿波丸」、学童疎開船「対馬丸」、そして特種船「あきつ丸」のように乗員乗客に非常に大きな犠牲が出た船も少なくありません。
太平洋戦争を通じた船員の死亡率は43%(陸軍20%、海軍16%)と非常に高いという実態があります。また、戦没船員6万643人のうち、14歳から19歳までの年少船員は1万9060人と全体の3割を占めています。
【速報】河野太郎防衛相は、日本関係船舶の安全確保を目的とする自衛隊の中東派遣に関し、海上自衛隊の哨戒機P-3Cと護衛艦「たかなみ」の派遣命令を出しました。P-3Cは1月11日に那覇基地を、「たかなみ」は2月2日に日本を出発します。 jmd.co.jp/article.php?no…
【新造船情報】三菱造船は1月10日、三菱重工業下関造船所で、阪九フェリー向けに建造していた1万6300総㌧型新造船「やまと」の命名・進水式を開催しました。昨年8月に命名・進水した同型船「せっつ」と共に、新門司-神戸航路に投入されます。竣工は今年6月の予定です。 (写真は三菱造船提供)
三井E&S造船は玉野艦船工場で先ほど、海上自衛隊向け2017年度計画音響測定艦(29AOS)の命名・進水式を開催しました。同艦は呉地方総監の坂井良海将が「あき」と命名。海中に潜む潜水艦の音響情報を収集する音響測定艦の新造は約30年ぶりです。「あき」は、2021年3月の竣工を予定しています。
「あき」は、海上自衛隊の対潜水艦能力を増強するため、ひびき型音響測定艦の3番艦として建造が進められています。艦名は「安芸灘」が由来とのことです。同艦も艦番号は視認性が低いグレーで塗装されています。 現在、防衛省は4番艦の新造整備を計画しています。
三井E&S造船玉野艦船工場で行なわれた音響測定艦「あき」の命名・進水式です。今回は特殊な船型であるため、海面に置いた状態で式典を実施しました。
午前5時過ぎ、東京オリンピックシンボルが、製造場所である横浜市内の工作所からお台場に向けて出発しました!!
東京オリンピックシンボルと、品川CTで荷役中のコンテナ船「SINOTRANS SHANGHAI」、航行する芝浦通船のタグボート「かちどき丸」。今朝は2020年の東京港を凝縮したような風景が撮れた。
先日、お台場海浜公園の海上に設置された東京オリンピックシンボル。横浜・鶴見から東京・お台場までの輸送には約4時間もかかりました。 これは巨大な構造物を台船の上に載せて運んでいるため、風の影響で速度が出なかったこと、安全のため東京港を出入港する大型船を先に通す必要があったからです。
バングラデシュの首都ダッカでは、非常に珍しい定期運航している外輪船「ロケットスティーマー」を見ることができます。船齢はどれぐらいなのでしょうか。一度乗ってみたいです。