IHI横浜事業所で、報道陣向けに水中浮遊式海流発電システムの実証機「かいりゅう」が公開されました。 同社は黒潮の力を活用した海流発電の実用化に向けた技術開発にNEDOと共同で取り組んでおり、将来的には複数台が並ぶ大規模な海流発電ファームを実現すること目指しています。
水中浮遊式海流発電システムは、凧揚げのように黒潮の流れの中に発電機を浮かせ、タービンを回すことで発電します。装置を海底から繋留して海中に浮遊させるため、深さ1000m以上の大水深域でも設置が可能です。 「かいりゅう」の発電出力は100kw程度ですが、実用機では2MW級の出力を想定しています。
海上保安庁第三管区海上保安本部の「東京湾海上交通センター」が報道陣に公開されました。 東京湾海上交通センターは、観音崎の海上交通センターと、千葉、東京、川崎、横浜の4カ所の湾内交通管制室を統合し、昨年1月に発足。世界でも有数の過密海域である東京湾内での航行管制業務を行っています。
「こちらは東京マーチス」の向こう側。海上保安庁が行う運用管制というものに、興味を持っていただけたら嬉しいです。
最近、コンテナが足りないと感じている皆さんへ。そして鉄の道が大好きな皆さんへ。 今日は東京貨物ターミナル駅の報道陣向け見学会の様子を紹介します。
荷役線に到着した列車からコンテナを掴みあげるトップリフター。実際に作業を見ると、すごい迫力です。
JR貨物が誇るEF210形電気機関車の運転室です。東海道・山陽系統沿線ではお馴染みの直流牽引機ですが、中を見る機会はめったにありません。
こちらはJR貨物のHD300形ハイブリッド機関車の量産1号機です。電気式ディーゼルとリチウムイオンバッテリーを採用しているのが特徴です。
最後に紹介するのは、運転士や車両検修業務の養成を担う日本貨物鉄道中央研修センターです。 中にはJR貨物色に塗られたEF81 63とDE10 1511が研修用車両として置かれていました。DE10の銘板が興味深いです。
EF65 529の前頭部で今日はお別れです。
日本航空は8月1日、米カリッタ航空とコードシェアによる定期貨物便の運航を開始しました。成田-シカゴ間をカリッタのB747-400F型機で週3便運航します。 日本航空の定期貨物便は同社がフレーター事業から撤退した2010年10月以来、およそ9年ぶり。初便は本日夜、シカゴから成田空港に到着しました。
コミックマーケット96に参加した皆さん、お疲れ様でした。サークルを眺めていると、改めてジャンルの多様さに驚かされます。
昨日まで行われていたコミックマーケット96の来場者数は4日間で73万人とのこと。熱気に溢れていたのもうなずけます。船関連では起重機船やガントリークレーン、バリシップの写真集から、氷川丸や鉄道連絡船、観光船などを題材にしたさまざまな創作物があり、とても興味を惹かれました。
「安らかにねむれ わが友よ」 「波静かなれ とこしえに」
台風10号の影響で、郵船クルーズの客船「飛鳥II」が山下埠頭に接岸していました。こんな風に貨客船「氷川丸」とのツーショットを撮れるのは非常に珍しいです。日本郵船を表す二引のファンネルマークが鮮やかですね。
海賊の襲撃から身を守るため、外航船にはヘルメットと防弾チョッキが備えられています。写真は商船三井の自動車船「エメラルド・エース」のブリッジに置かれていたもの。
日本船と言えば神棚です。船籍がパナマやマーシャル諸島でも神棚はあります。 売船されて外国の船社に渡っても神棚の空間は、そのまま残っていたりします。
一口にLNG船と言っても船型は全く違います。 写真の船もそれぞれ、ノルウェーのモス社が開発した球形の「モスタンク」、フランスのGTT社がライセンスを持つ「メンブレンタンク」、そして日本のIHIが開発した「SPBタンク」とそれぞれ別のタンク構造を採用しています。
日本郵船の自動車専用船「アリエス・リーダー」(7000台積み)に搭載されているディーゼルエンジンです。これが全長199.98m、全幅35.8m、総トン数69,931tの巨大な船を動かしています。
SHKライングループは横須賀新港埠頭―北九州新門司地区を結ぶ旅客フェリー航路(所要時間20時間30分、日曜日を除く週6便)の開設に向け、三菱造船に1万6000総㌧型高速フェリー2隻を発注します。三菱重工長崎造船所本工場(立神)で建造し、21年6月の竣工を目指しています。jmd.co.jp/article.php?no…
防衛省は2020年度予算案の概算要求で、海上自衛隊のヘリコプター搭載護衛艦「いずも」にステルス戦闘機F35Bを搭載可能にする改修費用(31億円)や、3900トン型護衛艦2隻(940億円)、3000トン型潜水艦1隻(696億円)、690トン型掃海艦1隻(128億円)の新造などを計上しました。
海上保安庁は2020年度予算の概算要求に、ヘリコプター搭載型巡視船2隻(72億円)、大型巡視船2隻(45億円)、新型ジェット機1機(56億円)の増強と、海難捜索や漁船監視に使用する大型無人航空機の飛行実証(9億7000万円)を盛り込みました。 jmd.co.jp/article.php?no…
日本サルヴェージが運用している深深度潜水対応の「飽和潜水装置」です。最大作業深度は300m。装置は高圧居住チャンバー(DDC)、潜水作業用チャンバー(SDC)、避難用高圧チャンバー(HRC)、呼吸用ガス再生装置、潜水用温水供給装置、DDC用環境制御装置などで構成されています。
東日本大震災で被災した造船4社などが立ち上げた宮城県気仙沼市の「みらい造船」の新工場完成式典が本日開催され、建造1番船として、かなえ漁業向けの漁船「かなえ丸」の命名が行われました。
みらい造船ではアルミ船も建造します。写真は14トン級の漁船です。