今夏、TBSが実写ドラマ化する『この世界の片隅に』のヒロイン“すずさん”は「松本穂香」に決まったようだ(女性自身 本日発売号 zasshi.com/zasshiheadline… )朝ドラ『ひよっこ』の眼鏡っ子、現在はauのCM「意識高すぎ高杉くん」出演中。アニメ版“のん”の当たり役にどこまで迫れるか。
東京ミッドタウン日比谷を内覧。「TOHOシネマズ日比谷」(全13スクリーン=11スクリーン2200席+スカラ座・みゆき座) は“ 映画の宮殿”を標榜するだけあって、日比谷公園を一望できるロビーは広大。1番スクリーンには、プラス3000円で革製リクライニングのプレミアラグジュアリーシートも。 IMAXは4番。
朝日新聞『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』評に驚いた。「底に潜めた反戦のテーマを薄手なものに」「新作の公開をなぜ急ぐのか解せない」…これは決してイデオロギッシュな映画ではない。公開を1年延期してまで表現を追求し、戦時下の日常を丹念に見つめ人々の想いを描き切った人間ドラマだ。
まったくもって同意見。さらに攻めてほしい。 「もしかしたら大河ドラマの可能性を広げる、画期的な1本になるかもしれません」 ●「確信犯的異色作」としての大河ドラマ『いだてん』(碓井広義)- Yahoo!ニュース news.yahoo.co.jp/byline/usuihir…
NHKニュースウォッチ9のアカデミー賞メイクアップ賞受賞者・辻一弘インタビューは、充実の10分だった。内面を反映している顔は「苦悩を重ねている人ほど左右対称が崩れていく」という人間観察論から、「生活しやすい日本ではハングリー精神が出て来ない」という夢実現論まで。
8/3(土)21時〜にNHK総合で地上波初放送された映画『この世界の片隅に』(監督:片渕須直/主演:のん)の平均視聴率は8.3%(関東地区)という高い数字だった。同局土曜のこの時間帯の直近数字を踏まえれば、約1.8倍になる程の好成績。
#なつぞら なつが作画監督を引き受けた人気キックボクシング漫画原作の『キックジャガー』。悪徳プロモーターが送り込んだ覆面ボクサー、その正体は孤児達のために戦う孤児院出身の日本人…梶原一騎に仁義を切らなきゃいけなそうな『キックの鬼』と『タイガーマスク』の融合。いずれも東映動画作品。
ディズニーがジェームズ・ガン監督の過去ツイートを問題視し『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVol.3』から解雇の衝撃。『ハン・ソロ』フィル・ロード&クリス・ミラー、『SW エピソード9』コリン・トレボロウ…有能な監督解雇を繰り返すディズニーが失うもの。それは映画ファンからの信頼と愛情だ。
#なつぞら 」昭和30年の帯広の映画館。ディズニーアニメ『ファンタジア』上映後に流れた、大杉満 東洋映画社長が登場する映像の元ネタはこちら👉 大川博 東映社長が観客に向かって、日本初のカラー長篇漫画映画製作にかける意気込みを語る『白蛇伝』(58)予告編特別版。 youtu.be/cN0i8v9VTWE
新宿ピカデリー前の『ダンケルク』巨大ポスター。洋画の監督名が、こうも大々的に宣伝に使われるのは、近年では珍しいのでは。「ノーランて誰?」という一般的な客層はさておき、ターゲットを映画通に絞った戦術とも受け取れる。
『この世界の片隅に』原作者こうの史代さんが投稿「ご覧くださってスペシャルサンクス」「脚本を見せて貰ってチェックしているのですが、直してもらえるとは限らない」「『六神合体ゴッドマーズ』よりは原作に近いんじゃないかな!?」。何という皮肉…局の姿勢がうかがわれる。 6404.teacup.com/kouno/bbs
あえて言おう。TBS『この世界の片隅に』は、生活感を与えて原作を世に知らしめた〈片渕須直〉を原案にクレジットすべきアニメ版なくして生まれなかった実写化であると。製作委員会への謝辞では足りない。松本穂香の好演は収穫。が、朝ドラオールスター祭の中、〈のん〉を除外した製作陣は不甲斐ない。
何とまあ、ギレルモ・デル・トロは愛されキャラなのだろう。会見の舞台替えの合間に、歌まで披露。ここ10年くらい低迷期だと思っていたが、『シェイプ・オブ・ウォーター』は間違いなく彼の最高傑作だ。時代が彼に追いついた。公開後あと3回は観たい。アカデミー賞監督賞も獲れるような気がしている。
久々に駅で東スポを買った。監督4人のうち誰かのこだわりか。制作進行そのものの遅れか。傑作か駄作か、完成度が極端に分かれそうな予感。いずれにせよ、この記事の宣伝効果はデカい。 ●元SMAP3人のオムニバス映画『クソ野郎と美しき世界』公開約2週前になっても未だ完成せず。試写会なしで公開へ。
誰のためのオリンピックか?『いだてん』の主人公の理念は、国威発揚とは無縁だ。「紀元2600年は大事。日本人にとっては。〜何、期待してんのオリンピックに?ただのお祭りですよ。走って泳いで騒いでそれでお終い」。パトリオットではあってもナショナリストにはならない。現状への批評的精神が宿る。
朝日に『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』全面広告。コピーは「これは、まったく別の映画の誕生だ。」。完全版とかディレクターズカットとか更に泣ける傑作とか、そんな“ありきたり”じゃない宣伝展開。本作において実に正しいと思う。前作鑑賞者はもちろん観るべし。そして本作から観てもいい。
日比谷に出現した「新・ゴジラ像」は様々なアングルから写欲が湧く。全長3m(台座0.5m)、ブロンズ製。内部に魂として『ゴジラ』第1作の決定稿(中島春雄サイン入)と絵コンテ(川北紘一特技監督保管)を納め、台座プレートには『シン・ゴジラ』矢口蘭堂の台詞「人類は、ゴジラと共存していくしか無い」。
綾野剛が怪物に扮する、日テレ『フランケンシュタインの恋』。その空気感に亀梨和也主演『妖怪人間ベム』を想起してググッてみれば、河野英裕P×狩山俊輔D×サキタハヂメ音楽という共通項を発見。そういえば教授役の柄本明は“名前の無い男”だったし、綾野も窃盗犯として登場する回があった。
#いだてん 』。嘉納治五郎が明治描いた壮大なビジョン。50年早いと言われた「日本選手のオリンピック参加」の夢を後押ししたのは、スポーツ社交団体・天狗倶楽部だった。武井壮が扮するその団体の創設者は、冒険小説作家にして“日本SFの祖”、押川春浪。彼の代表作は『海底軍艦』だ。 twitter.com/Tshmz/status/1…
TBS 7daysでビートたけしが、吉本興業を女衒になぞらえ謝罪しない体質を批判。「芸人達が闇営業をしなければいけない状況を作ったのは誰なんだ〜それをやらなきゃ食えない契約は何だ〜家族がいて食えないようにしたのは誰なんだ。だったら雇うな。最低保障ぐらいしろよ」我々の思いを代弁してくれた。
朝日新聞の『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』全面広告が、インパクト大。「のん」の顔のドアップで「すずさん」へ新年の挨拶。「〜今回のすずさんは、前とは全然違う女性でした。(略) 心の奥にいくつもの秘密をしまっている女性としてのすずさん。私はとっても好きです」
樹木希林さんの葬儀で、是枝裕和監督が捧げた20分に及ぶ弔辞全文。是枝監督の母と同じ命日だったとは…。「〜『もう、お婆さんのことは忘れて、あなたはあなたの時間を、若い人のために使いなさい…。私はもう、会わないからね!』〜翌日からはいくら私がお茶にお誘いしても、かたくなに断られました」 twitter.com/asahi/status/1…
シド・ミード展レア情報。図録掲載されず展示のみの「ショルダー・オブ・オリオン」(2011)は『ブレードランナー』ロイ・バッティ最期の言葉からイメージした宇宙。「〜人間には信じられない光景を見てきた。オリオン座近くで炎を上げる戦艦〜そんな記憶も時と共に消えてしまう。雨の中の涙のように…」
『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』。別タイトルが命名された最新作を、前作に対する改訂版や長尺版、完全版やディレクターズカットと捉えてはいけない。何よりこの新作映画は、前作とは全く異なる感慨をもたらす。リンさんとの関係性を軸に描かれた、すずさんの心の軌跡に白紙で臨んでほしい。
日曜美術館。片渕須直監督が「高畑勲」の丹念な調査研究を語った際、平安時代を舞台にするという片渕アニメ新作イメージスケッチが不意に登場して喫驚。「当時の文献から人間を読み取っていくと自分と重なるし、現在にいてもおかしくないと思えた時、遠い時代が近くなり初めて描けるような気がします」