【男性が幸せになるために】異性とのつきあい方|保育士おとーちゃん @hoikushioto #note note.com/hoikushioto/n/… 僕のnoteに、加筆修正版をまとめました。
◆ルッキズム、エイジズム 僕は思春期の頃、「将来は若くてきれいな人と結婚するんだ」と自然といつのまにか思っていました。 そうした価値観が誰に教え込まれたわけではないのに。自分の周囲に漂う情報や人々の言葉から自然と学習していたのでしょう。
恋人や結婚相手といった、プライベートも分かち合うような親密な関係はお互いの信頼と尊重の上に積み重なっていくものです。 その中では性的な関係に発展することもあるでしょう。 しかし、最初から自分のことを性的対象と見なしてくる人は信頼も尊重もしたくてもできないのです。
憲法25条には「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」とあるが、文化的ということが理解されていないのだろう。 捨てる弁当を食べさせればよいという、人を見下した価値観がそこにあることに人はなかなか気づけない。
◆人格として他者をみる さらに他者からの信頼を得るため、ルッキズム、エイジズムの理解のもうひとつ先も目指してみましょう。 私たちの周りには女性を性記号化して描くものがあふれています。 子供向けのアニメですら・・・です。
例えば『クレヨンしんちゃん』では「お姉さんのパンツ何色~?」というセリフを幼児に言わせるという表現をしています。 こうしたものは、視る者に「女性を性的にとらえていいのだ」という感覚を自然とすり込んでいきます。
たとえかわいい我が子であったとしても依存されるのはしんどいものです。それがましてや本来、自分と対等の配偶者がというのでは耐えられるものではありません。 この耐えがたい状態を経済支配、子供への愛情論などで束縛してきたのが、これまでの家庭、社会の構造でした。
こうした中で、女性は自分の感情や意見を抑圧されていたり、そもそも長い間そういう習慣を持てなかったためにできなくなっています。 特に他者の意見にそぐわない自分の意見が出せません。 女性はNOを言うことが怖いのです。 逆に、男性はNOを言われることを恐れています。
さらなる問題は、「私が大切」と思えるようにならないと、「誰しもが大切」にはならないという点。
男性であるあなたとまったく同じように、料理や家事や子育てや近所づきあいや子供の学校のこと将来のことはわからないのです。それで普通なのです。 ・男性だから家事ができない ・下手だからやらない とった言葉は、いいわけにならないどころか、百年の恋もさめる言葉になってしまいます。
NOは恐れなくていいのです。 NOの上に対話を積み重ねていきましょう。 このNOを押しつぶすのではなく、互いの対話を重ねる方法を上手でなくとも互いに取り組んでいくことで、パートナーとの信頼は深まっていきます。
男性はこうした女性を「性的にみる」スタンスを無意識のうちに持ってしまってはいないでしょうか。 男性の仲間内でクラスメイトや同僚の胸の大きさをネタに盛り上がったり。 社会の中でこの感覚で女性と関われば、その女性はあなたへの信頼を深められません。その相手の女性が深めたくてもです。
先日道を歩いていたら、自転車でかなりの勢いで走ってきた小学校2~3年生くらいの男の子が、ただ歩いていた女性に向かって「あぶねぇだろうがぁ」と、その年齢の子供とも思えないような声のトーンと表情で投げつけているのに直面してしまい、それからずっと心にひっかかっています。 twitter.com/SatsukiLaw/sta…
ネットなどで一部に流れる、「女性は高収入の男性でなければ見向きもしない」という言葉は、女性蔑視を強化しようとする人達のデマと思っていいでしょう。もちろん、中には高収入でなければというそういう人もいるでしょうけれども、それはあくまで個別にであり、総体ではありません。
◆ミソジニストの違和感の正体について これまで表現やゾーニングの問題、環境問題(グレタさんの名前を出すと大量に寄せられる)、女性にまつわる問題を述べると、ミソジニストとおぼしき人達から大量のリプライやリツイートが寄せられていました。
では、どうすればいいかというと、相手を性的な要素ではなく人格としてみることをスタートラインにおきます。 互いの話を受け止め合ったり、共感をしあったり、意見の合わないことがあってもその上ですり合わせる努力をしたり。
ルッキズム、エイジズムを当たり前のこととして持っている男性が、パートナーとの関係を深められず、パートナーや家庭に不満を持ち、浮気をし、それにより配偶者のみならず子供にも愛想を尽かされ、家庭的に自己実現ができない男性が多数いることを知っています。
育児に参加しようとしない配偶者は、人生をともに歩むに足る人間にみえることはありませんし、家事に参加しない大人は、自分の生活のことを自分でできない、しようともしない未熟な自立していない人間とみなされます。
僕が生きてきたこの社会は、もっと頑張れ、自己犠牲しろ、お前より苦しんでいる人はたくさんいるといった自身を矮小化させるメッセージばかり多く、自分を大切にしていいんだというメッセージを実感的に感じることがほとんどありません。
jiji.com/jc/article?k=2… @jijicom マイナンバーカードのポイントとか、国民の多くが経済的に不安定な状況で足下を見て札びらで頬を叩くような施策ばっかり。 そして作為的に分断を作っている。 政治として卑劣すぎる。
【保育】「好き嫌い」ではなく あるベテランの保育士がいました。 その人が担任になると、それまでケガが多かったり、午睡時落ち着かなくて大変だったりして、応援の人手を何人ももらわないと日々がこなせなかったクラスが、必ず安定し落ち着いたおだやかな子供達になります。
◆生活者としての自立 あなたは洗濯をしないで一生着られる魔法の服をもっていたり、水だけ飲めば健康にすごせる身体をもっていますか? そんなことはないですよね。 食事をしたり、洗濯をしたり、掃除をしたりそうした生活の要素があってはじめて人は生きていられます。
性差別のひとつに「性をモノ扱いされる」があります。 近年では一般化している、モノの擬人化(女性化)という表現方法はその逆の構造になっており、それそのものが性差別でないとしても性差別をカジュアルに浸透させる呼び水となるリスクを持っています。 twitter.com/colabo_yumeno/…
2017年、仙台市の中学校で生徒がいじめと教員からの虐待で自死した事件でも、後に美談化され該当教員の復帰署名などが起こっています。 教員が口にガムテープをはった事件として覚えている人も多いかと思います。 sankei.com/article/201705…
もし、あなたがルッキズム(他者を容姿でジャッジすること)、エイジズム(年齢で他者をジャッジすること)の感覚を持ったまま、恋人関係や結婚生活を送れば、互いの関係性がうまくいかなくなるリスクは高まります。