「完結したから読む」のもとても嬉しいのですけど、連載途中の反響や販売実績が「完結させられるかどうか」を決定するので、本当は出るたびに読んでいただきたいのが全マンガ家(たぶん)の願い。
そんなものを描くわけがありません twitter.com/ittii_/status/…
どんな立場であれ麗句やレトリックを駆使して最終的に自分の側に正義があるかのような、はたまた自分がヒーロー(ヒロイン)であるかのように導いていく文章には警戒せねばならぬ。
想像していたより、それを話すことでかえって自身への批判が大きくなりそうな正直なことまで話されたと思う。いかにも氏らしい矜持でこれまでの自分の把握がくつがえされたということはない。そういう姿勢をわかった上で氏の音楽を享受し支持してきたのだし、それは現時点で変わらない。両者の言い分→
→は出たので後は個々が判断すればよいと思う。100:0で片方が正しいという話ではないからだ(読者なら先刻ご承知だろうが私への気兼ねは不要)。いまは氏の仕事をしている一点を踏まえ何をいっても忖度と受けとられかねないだろうが、こちらはその十数年前からファンをやっているのでもっと業が深い。
そういえば遙か昔に何か描いていたような気がして(あえて火中の栗を発掘しにいくマンガ家)『クルクルくりん』43話「ザッツ・エンターテインメント」1984年)