1401
親を他人だと思えない人は、親への依存心が抜けていない。家族は特別な存在ではあっても、もっとも身近な他人に過ぎません。人に頼ることは必要ですが、依存していてはいけない。
1402
水辺に馬を連れていくことはできても、水を飲ませることはできない。悩んでいる人を助けようとしても、最終的に変わるかどうかは本人次第です。
1403
他人のせいにするのは簡単ですし、気が楽なものです。しかし、人のせいにしていたら、もっとつらいことになりますよ。納得できなくても自分にも非があったと考えて、自分を改めることも必要です。
1404
どうしてもつらくてどうにもならないなら、まずは逃げ出すことです。その先のことは後で考えましょう。心や身体が壊れてしまったら、元に戻る保証はない。限界になるまで頑張るのではなく、限界になる前に逃げましょう。
1405
仲間を作らないと言いたいことも言えないイヤらしい性格をしていたら、誰からも本心から信頼されることはなくなります。悪者になりたくないからって、ずるいことばかりしてはいけませんよ。
1406
嫌われれば嫌われるほど、あなたは幸せに向かっている。誰かに好かれようとしたり、嫌われないように自分を押さえつけている状態では幸せにはなれない。幸せになるということは、自分らしく生きるということ。つまり、それなりに嫌われることが必要なのです。
1407
頑張って尽くしていたのに、それでも嫌われてしまうこともある。でも、嫌われても追う必要はない。そういう人とは近いうちに離れる運命にあったのです。縁がある人とは何度でもまたあるものです。
1408
やる気がしない時はまずは身体を動かしてみることです。まず、動くことで活力は湧いてくる。やる気は出るものではなく、自分から出すものだからです。
1409
他人からどう思われようと、自分がそれでいいと思うならそれでいい。他人の価値観に合わせて、自分の思考と行動を変える必要はない。
1410
失敗したのではない、そこには答えがないことを学んだのです。失敗を繰り返して成長していけば、必ず上手くいきます。
1411
裏切られても許すことです。そして、裏切ってきた人をもう信じなければいい。平気であなたを裏切るような人は、どこかで心を入れ替えない限り、どうせ自滅しますからわざわざあなたから手を下さなくていい。
1412
他人の悪口を言う人は、他人と自分を比べて自分が上にいたいと思い過ぎている。人と人に上下なんてものはない。あるのは、自分が昨日よりも前に進めているのかどうかのみ。戦うべきは他人ではなく過去の自分です。
1413
あなたが経験してきたことにも、今のあなたが置かれている状況にも、必ず前向きな恩恵があるものです。その恩恵を見つけて、感謝してみましょう。前向きな人は「いいところ探しの名人」なのです。
1414
ありのままのあなたが一番素敵ですよ。あなたはあなたのままでいいんです。他の誰かになろうとして、あなたにしかない魅力を捨てないでください。人にはみんな、ユニークな長所があるのです。まずは、自分は価値がある存在であると信じることです。
1415
前向きに生きたいのなら、前向きな言葉を使うようにして、ネガティブな人達との関わりを疎遠にしていくことです。あなたの使う言葉と、関わる人達によって人生は作り出されていきます。
1416
幸せとは誰かに認められることでも、他人よりも優れることでもない。自分が満足できればそれで幸せなのです。幸せについて、むずかしく考えることはありませんよ。
1417
何事も感情的になったら、そこでゲームオーバーです。感情的にならず、一歩引いて冷静に考えてみましょう。
1418
あなたはあなたが思っているよりも、圧倒的に自由です。好きなところに住んで、好きな仕事をして、好きな人と関われるのです。あなたが不自由なのは、勝手に無理だと決め付けて自分で自分を縛り付けているからです。
1419
「苦手だなぁ」と最初に感じる人とは、無理に深入りしないこと。他人はそう簡単には変わらないので、無理なら最初から見切りをつけることです。
1420
嫌われたなら、嫌われておけばいい。なぜ嫌ってくる人に媚びる必要があるのです?自分のことを一本的にを嫌ってくる人と、仲良くする意味はない。人が人を嫌うのに、大した理由はないことがほとんどです。嫌われても自分を責めず、「ご縁がなかった」とでも考えて割り切りましょう。
1421
人の悪口を言う人は、勝手に自滅する。悪口を言う人は病気です。ネガティヴ病に罹っており、人を見下して自分の劣等感を穴埋めする病です。自分の劣等感を克服しようと努力できないのです。悪口を言う人は脅威ではなく単なる害悪。ネガティヴ病にならないよう、悪口を言う人とは徹底的に距離を取ろう。
1422
悪口を言う人にとっては、誰かの悪口を言うことが人生なのです。自分の大切な人生をひたすらに誰かに欠点を教えてあげたり、誰かの人生の脇役として生きたいだけなのです。
1423
誰かを責めたくなったら、そういう自分は人を責められるほどご立派なのかと自問自答してみよう。自分の欠点を棚に上げて他人の欠点を指摘していたら、誰かに幸せにしてもらえないと幸せになれない人になってしまいますよ。
1424
毒親に育てられたから自信が持てなくなったのではない。あなたが自信を持てないのは親に「あなたのせいで私は不幸になりました」と、子育ての失敗を突きつけて復讐するために自信を持たない選択をしているのです。
1425
うつ病は甘えではなく脳の病気です。心の病は一見すると甘えに見えるかもしれませんが、身体が不自由な人と同じなのです。脳といえば臓器ですので、臓器が弱いということは身体が弱いということなのです。メンタルの問題のようでいて、実は身体の問題であるということです。(続く)