301
誰とでも仲良くなることは不可能。
仲良くなれない人は必ずいるし、関わってはいけない人も必ずいる。付き合う人を選ぶことはわがままではなく、自己管理のようなものです。
302
世の中には良い人もいれば悪い人もいる。同じ世界に住んでいるのに、なぜ人によってこんなにも違う人生があるのでしょうか?それはあなたがどのように世界を見ているのかによって決まります。世の中の良い面を見るようにしましょう。すると、自然と世界は優しいものに変わります。
303
秘密は持っていていい。誰にでも人には言えないような過去もあれば、隠しごとは一つや二つはあるものです。そんな自分だけの秘密にして、これからの人生を生きればいいのです。わざわざ自分のすべてを包み隠さずにさらけ出す必要はありませんよ。
304
もっと無駄に生きたっていいんです。無駄があるからこそ、心は豊かになりますし、自分らしい人生になるのです。完ぺきになろうとしたり、もっと頑張ろうと自分を追い込むよりも、無駄なことも自分に許してあげるくらいの方がいいのです。自分を無用な義務感から解放してあげよう。
305
いじわるをされたら、我慢せずにすぐに逃げましょう。逃げることは恥でもなければ負けでもない。時には自分でどうにもならない理不尽なことだって人生では起こりますし、戦っても仕方のないいじわるな人もいる。そんな時には、頑張って何度かやっていこうとするより、逃げることを優先した方がいい。
306
いじわるをされても、自分を疑う必要はない。いじわるをしなくても、話し合えばいいのです。話し合うこともせず、いじわるをしてくる人には大した理由はなくて、あなたに八つ当たりしたいだけなのです。こんな人達の言うことは本気にせず、適当にスルーしておけばいいのです。
307
うまくいく可能性は必ずある。
可能性があるのにやってみないことは、自分から可能性を捨てているようなもの。
308
何か批判するなら、そう言えるくらい自分はご立派なのかと自問自答した方がいい。
309
「答え」を安易に求めるのではなく、自分で試行錯誤しながら答えを見つける「勇気」が大切です。やり遂げたいことがあるのなら、覚悟を決めてやり切ろう。最初から自信がある人はいない、自信は後から付いてくるものです。
310
多くの人は自分で自分のことが見えていない。自分のことを客観視できている人はほとんどいない。他人のことを詮索してはあれこれと論じる前に、自分のことを振り返ろう。
311
愚者は自分が愚かであることを自覚できず、理解できないだけのものを「自分には無用なモノ」として拒絶してしまいさらに負のループに入る。謙虚に学ぼうとする姿勢がある人は、自分に必要なのかどうかを冷静に判断し、必要ならむずかしくても理解する努力を惜しまない。
312
好かれようとして八方美人になっても、八方美人を嫌う人もいる。何人かには嫌われるものだと割り切った方が生きやすい。
313
「生きづらさ」は理想と現実のギャップから生じる。理想を下げて、現実を受け入れるようにするだけで気楽に生きられる。
314
色々な雑念が頭に思い浮かんできたら、目の前の作業に集中しましょう。それでも集中できなければ散歩に出るのです。今、この時に集中する癖さえできれば、人生は上向きに変わっていきます。
315
他人に偉そうなことを言う人ほど、大したことがない。他人にあれこれと口を出したがる人は、他人を批判することを通して自己肯定感を高めようとしているからです。本当に凄い人は、他人の批判より自分のことで忙しくしているものです。
316
生きた長さよりも、何をしてきたのかの方が重要です。長く生きているから多くのことを知っていて、立派な人であるなんて考えてはいけない。経験の多さは優秀さとはまったく無関係です。
317
自分がやられて嫌だったことを、他人にやる人は人間的に問題です。つらい経験をした分だけ、人に優しくなれる人は必ず幸せになれる。
318
嫌いな人に注目している時間は無駄。好きな人に注目して素敵な時間を過ごそう。
319
悪口を言っちゃいけないなんて当たり前のようなことを、ついやってしまうのは自分の心の弱さが原因です。嫌いな人より、自分と向き合おう。
320
「自分が正しい」と思い込んでいる人は、人の話を聞いているようで聞いていない。相手の話を受け入れる気はサラサラなくて、自論を認めてもらえるまで引き下がらないのです。認めてもらいたいだけの人なので、深入りせずにスルーしましょう。
321
被害者でいることには利得がある。可哀想であることは、不幸自慢ができてそれだけで特別扱いを受けることができるからです。たしかに被害者は同情されるべき存在ではありますが、そこに甘えるばかりではいけない。幸せになるには、どこかで被害者意識を捨てて未熟な自分を卒業する覚悟を決めましょう。
322
嫌いな人や物事に文句を言うのではなく自分と向き合う。今の自分にできることに集中する。これだけで人生は前向きに変わっていく。
323
うつ病は「甘え」ではなく「脳の病気」です。あなたには計り知れないほど大きなストレスを受けていたり、遺伝的にうつ病になりやすい人もいるのです。うつ病を「甘え」として片付けるのはやめて頂きたい。根性で何とかなることもありますが、どうにもならないことの方が多いのです。
324
わざと同情を誘ったり、罪悪感を感じさせるような言動と態度を取る人は、あなたを都合良く利用したいだけです。こういう人はどんな間柄であれ、搾取されるだけなので関係を切り捨てましょう。吸い取られるばかりで何も得られるものはない。
325
必ず突破口はある。
諦めさえしなければ、何とかなるものです。