自分に非があると自覚していたとしても、自分の非を批判されると感情的に反発してしたり、無理矢理にでも正当化してしまうのが人間です。人間はそれだけ弱いのです。だからこそ、悪いと思った時に非を認めて改善しようとする人は、それだけで信頼されるし、格好いいのです。
人間は他人のことは冷静に分析できるのに、自分のことは棚に上げてしまう身勝手な生き物です。他人に偉そうなことを言うのなら、そういう自分はどうなのかよく考えてみましょう。
あなたを雑に扱う人を、大切にしてあげる筋合いはない。雑に扱われたからやり返していいという話ではありませんが、大切にしてあげようとは思わなくていいのです。
不機嫌な態度をわざと出してくる人は、あなたを自分の期待通りに操ろうとしています。いい年をして感情的になって他人を思い通りに動かそうとする人は、母乳を求めて泣いてるだけの赤ちゃんと同じです。赤ちゃんと違って可愛くもなければ、大人なのですからあやしてあげる必要はありませんよ。
誰かを嫌うのに仲間を作ろうとするくらいなら、一人で勝手に嫌っていましょう。一人で嫌う勇気がないから仲間を作ろうとしているのです。自分一人で責任を取れないことはしないでください。
自分の正義を押し付けてくる人は、あなたと仲良くなりたいのではなく、あなたを従わせたいのです。押し付けがましい人とは、意識的に距離を取るようにしましょう。
「自分を救えるのは自分だけ」そう思えた時、人は初めて前を向いて生きていける。いつか誰かが助けてくれると思い、救いを待ち続けていては、永遠に救われることはない。
他人からどう思われるのかは、あなたがどんな人なのかを表してはいない。あなたはあなたが思っている通りの人間であって、他人が思っている通りの人間ではない。自分の価値は自分で決める自分の課題であり、他人に決めさせてはならない。褒められることも、貶されることも、気にしなくていい。
どう考えても間違っていることを正しいと思い込んでいる人は、勘違いしたいだけなのです。事実を認めたくない、現実を見たくないだけなのです。見たいものを見て、聞きたいことを聞いて、信じたいものを信じる弱い人なのです。どのようなものであれ、その人の理解度がその人の限界なのです。諦めよう。
たったひと言で信頼関係が終わることも珍しくない。たった一度でも不義理をすれば、その人との信頼関係はもう諦める必要があります。関係修復を期待する下心があるのなら、少なくとも関係修復は不可能です。
心を病んでいるあなたは、それだけ優しい人だからです。他人の為に自分を犠牲にし過ぎてしまい、そうして限界を迎えているのですから。もっと自分本位で生きてもいいのです。心を悩ませているのなら、まずは頑張ろうとしないこと。病んでいる時は、頑張るよりも休むことが大切なのです。
つらい時に自分を責めたり、責めてくる人の話に耳を傾けてはいけない。つらい時には、まずは自分を安全な場所に逃がしてあげてください。とにかくすべてを放り出して逃げ出すことが必要です。現実と向き合うのは、心が元気になってからでいいのです。
他人と比べて優れている必要はない。自分なりに成長できていて、幸せを感じられるのならそれでいいのです。どれだけ望んでも、自分は自分でしかないのですから、赤の他人になることはできないのです。自分を大切に生きていきましょう。
どのような理由があっても、他人を攻撃するような言葉を使ったり、態度を出したらあなたの負けです。勝ち負けの問題ではありませんが、先に攻撃した方が愚かなのは間違いない。
グサリと刺さる言葉ほど、真実を表しているものはない。真実ほど人を傷つけるのです。しかし、真実は人を傷つけることもあれば、現実と向き合うキッカケにもなる。図星を突かれて相手を責めようとするのか、自分と向き合うのか、どちらの態度を取るのかで今後の人生は変わります。
やりたいけど無理だと思うことは、まずは少しずつやってみることです。やってもみないでできないと決め付けていたら、本当にできないままです。やりたいのなら、やってみて少しずつ自分の中にある「できない」思い込みを外していきましょう。
悪口を言われても気にしなくていい、だって、悪口を言うヒマがあるような人でまともな人は一人もいないから。まともじゃない人に何を言われたって、そんなのいちいち真に受けるだけ無駄です。
他人に好かれようとすることは、他人にとって都合の良い人になろうとしているのと同じこと。何をしようと、自分を嫌う人もいれば好きになる人もいる。好かれようとするよりも、他人に貢献しようと考えてみよう。
心を病んでいる人は、自分の悩みをまるで特別なものだと思い込んでいて、自分がこの世の不幸を全て背負っているかのように勘違いしていることも少なくない。つらいのは自分だけじゃないし、不幸は底なし沼であって自分が一番つらい思いをしていると思うのは間違いです。
悪口は言えばいうほど、悪口を言った本人が不幸になります。あなたの心は自分が口にした言葉の主語を区別することができず、自分に悪口を言っているのと同じことになるからです。他人の言葉の威力よりも、自分の言葉の威力の方が遥かに絶大であることは忘れないでください。
どんな努力もした分だけ報われるのは事実です。努力は決して無駄にはならず、必ずあなたの人生を豊かで幸せなものに変えてくれます。努力が無駄になったのように感じるのは、報われるタイミングが違うだけです。
不安が現実化するのは、不安なことばかり考えているからです。不安の9割は現実化しませんが、不安なことばかり考えていれば逆に9割が現実化して、1割が現実化しないということになります。
人は他人のことにかまってられないのが当たり前なこと。自分の話ばかりしていたら、人が去っていくばかりですよ。人はあなたがあなたを思うほど、あなたの個人的な事情のことなんて興味も無ければ関心すらない。幸せは自分で勝手になるものであって、他人からもらうものではない。
相手の欠点を指摘することは、感情を逆撫でしてしまうばかりか、勇気を奪うだけで逆効果です。間違いを指摘するのではなく、他の考え方を「これはどうかな?」と紹介してあげればいいのです。すると、自然と相手が自分の間違いを認められるようになります。
他人のことを羨ましがらなくていい。人はそれぞれ全く違う条件のもとで生まれてきているのです。誰しもが、自分にしかできないことと、自分にはできないことがあるのです。自分にしかできないことを強みにすれば、あなただっていくらでも輝けるのです。自分の道を突き進もう。