どんなに最悪の状況にあっても、今の自分にあるものを使って、最大限やれることをやっていくしかない。大切なことは無理をしないこと。自分なりのペースでやれることをやり続けていくのです。無理をすると、必ずどこかで問題が起きて挫折します。無理をせず、自分のペースで着実に進みましょう。
怒られた時に落ち込んでいるのは、自分がかわいそうだと感じて自分を慰めているからです。でもね、怒らせたということは、悪気があろうと無かろうと、その分だけあなたも相手を傷つけているんですよ。不都合な現実から逃れてはいけません。
本当は悪いと思っているのに、自分の間違いを認めないで正当化する人は人間的におかしい人です。悪いと思うのなら、すぐに謝ろう。そして、謝るだけではなく改善する努力をしよう。
本当に自信のある人は、多くのことは語らない。口ばかりが動いている人は、自分を大きく見せることに忙しい人です。
理屈っぽい人は、正しさにこだわっているように見えて、自分が正しいと思い込んでいるだけの人です。理屈で武装して、悪者になりたくないだけの弱虫なのです。いちいち論破してこようとする人は、いちいち相手にしなくていい。
飾りだけの友達はいなくていい。人があなたのもとから離れていっても、それはそれでいいのです。離れていく人がいるからこそ、本当に仲良くなれる友達ができるのですから。悲しい別れは、素敵な出会いに繋がります。別れがなければ、素敵な出会いもないのです。
頭で考えるよりも、心で感じることの方が正しい。たしかに頭で考えたことの方が、世の中的には正しく思えるけれど、それに心から共感できなければやる気は起こらない。自分の心に従った方が上手くいくのです。頭を使うよりも、心で感じましょう。
人付き合いが上手な人は聞き上手。人付き合いが上手くない人は自分の話ばかりする。
悪口を言ってくる人には感謝しましょう。わざわざ自分の大切な時間を使って、あなたの欠点を見つけては指摘してくれているのですから。お返しに幸せになってあげて、悪口を言ったことに後悔させてあげればいいのです。
勘違いをしている人に、それを勘違いであると自覚させることはほぼ不可能。勘違いしている人からすれば、あなたの方が信じられない勘違いをしていると思っているからです。勘違いもまた、著しく道徳的に問題がなければ一つの捉え方だと思って割り切りましょう。
嫌いな人は、あなたの中にある何かを刺激している。傲慢な人が嫌いだとしたら、謙虚であるべきだというあなたの中にある信念を否定されている気分になるからです。自分の価値観に反する人が苦手なのは当然のことです。嫌いな人に出会ったら、相手を嫌うより自分の心を覗いてみて、捉え方を変えよう。
つらい時には無理して我慢するより、まずは休みましょう。まずは逃げ出してでも、自分を守ることを優先してください。先のことは一先忘れて、まずは逃げるのです。自分の心身の健康を害してしまえば、それこそどうにもなりません。つらい時に絶対にしてはいけないことは、無理をすることです。
誰かに助けてもらおうとか、誰か何とかしてくれる人を待っていても救われることはない。幸せは自分で勝手になるものであって、してもらうものではない。どんな形であれ、他人からもらえたものには感謝しましょう。不幸な人は嫌なところばかり見つけて不満ばかり抱いているから不幸なのです。
過去に何が起きたとか、人に何をされたのかは今のあなたとは無関係です。今のあなたのあり方は、今のあなたが決められる。人は未来に向けて生きていて、過去に向けて生きてはいない。あなたが後ろ向きなのは過去にこだわっているからです。
前向きになりたいのになれないのではない、前向きになりたくないのだ。前を向こうと思えば、誰でも今から前向きになれる。他人を許し、過去を手放すことで人は自由になれる。人は過去に生きるのでもなく、他人によって幸せなのか不幸なのかが決まるのではない、自分の心がそれらを決めるのです。
悪口を言われたら、あなたがその人たちにとって脅威だということです。どうでもいい人のことを悪く言う人はいない、なぜならどうでもいいからです。悪口を言ってくる人は、あなたの欠点を見つけて非難することで、自分の方が優れていると思い込みたいだけなのです。悪口を言うことしか能がないのです。
日本人は自分勝手であることを、悪いことのように刷り込まれている。人それぞれ幸せの定義も違えば、性格も容姿も何もかも違うのです。自分勝手に自分の幸せを追うことは何も間違ってはいない。
誰かの目を気にして生きていても、その誰かさんはあなたの人生の責任を取ることはない。誰かから褒められたり、認められることを目的に生きると、常に誰かからの承認が無いと満たされない不自由な人生を生きることになります。もっと自分本位で生きていきましょう。
自分の人生に集中していれば、他人のあら探しをするヒマは無くなる。他人の人生について間違い探しをしては、他人のあり方について是非を議論することは無駄です。そんなヒマに、自分の人生について是非を問うて下さい。
感情的になってしまえば、その時点であなたの負けです。あなたが正しかったとしても、感情的になってしまえばあなたの言い分に意味はなくなり、あなたが悪いことになる。
何を言っても、何をしても許されて、受け入れてくれる人は存在しない。もし、そんな身勝手な理想を掲げているのなら、それは甘えです。
上手いことを言おうとするよりも、失言をしないようにした方が人間関係は上手くいく。人間関係がこじれるのは、いつも余計なひと言が原因だからです。
他人と比べて自分がどこにいるのかを気にする必要はありません。あなたはあなたなりに、前に進めていればそれで十分だからです。目指している目標も違えば、方向性も何もかも人それぞれ。他人と比較して自分が上にいるのか下にいるのかは考えなくていい。昨日の自分より一歩でも前に進めていればいい。
嫉妬が出てきたら、次はあなたが幸せになる番です。周りに幸せな人が増えているのは、あなたも幸せなるチャンスです。嫉妬して意地汚い心のままでは、せっかく巡ってこようとしていた幸せも去ってしまいますよ。
家族であっても他人は他人。家族を他人だと割り切れないのは、自分を理解してくれて、どんなことがあっても寄り添ってもらえて当然だという甘えがある。特別な存在ではあっても、自分とは違う他人として相手を尊重するからこそ、良好な関係を築き上げることができるのです。