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例えばこの文脈だと、男性が家事育児をすると輝きを失う事になりますが、提言には男性の育児参加率を上げるとあります。これは男性の輝きを下げ女性の輝きを上げるという意味かもしれませんが、労働により輝きが違うという誤った前提によって、このように矛盾に満ちた破綻した内容で溢れています。
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海外在住者に向けて日本入国時の検査証明書でトラブルが多いから、厚労省の定めるフォーマットの使用を推奨との連絡。見るとなんと紙ベース。検査後はメールの流れが確立しているこちらでこれに記入してもらう事は非現実的。トラブルは、海外の状況を調べず対応できない日本政府の問題だと思います。
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今の政治における少子化対策という言葉に私は無意味さを感じています。今生きている人が生きやすくない社会で、今生きている人の命に人生また人権を大切にしない政治で、これから生まれてくる命を「対策」として論じるのは根本がおかしい。まずは未来に希望を感じられる政治、全てはそこからです。
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経済など完全に自分たちの都合で多くの人を呼び時に奴隷のように働かせ、なのに利用するだけ利用して政府は移民とも認めず福祉を含め人としてあるべき政策は行わず、多くの国民も無関心で、外国人が増えて治安がなどと差別すらする。日本のこの部分は、どう考えても最低であり醜く、私は許せません。
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まず、多様性や差別の前に、政府の主眼を置くこのグループは、もはやまったくマジョリティでもないです。その幻のマジョリティの限られた範囲内だけで、日本にいるそれ以外の多くの可能性に、国外から日本に興味を抱いてくれたり時に助けてくれる可能性を無視して、何をどうできると言うのでしょう。
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女性に対して容姿を誉める=良い事という差別的な誤解をする男性は特に高齢になる程多いと思います。誉められて嬉しいかと関係なく、男性が基本的人権が担保されない女性を人格でなく容姿で評価してきた差別の歴史の上に今があるという事実を無視していい人などいません。
yomiuri.co.jp/election/sangi…
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例えば日本では、ポルノや風俗などの性産業の前向きな利用を公言したり、料理ができる女性やマネージャーのように支えてくれる女性を嫁に欲しいなどと話したり、同僚や知り合いに対する下ネタを男性同士で言い合ったり、挙げればキリがないですが、ネットの世界が特殊ではないという特殊性があります。
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私が家事育児をする理由を、私の仕事が楽で暇があるからに違いないと見られる事があります。何が楽で暇かは人それぞれの定義によるので、その真偽は論じませんが、男性の家事育児関連時間が女性の5倍以下である日本社会では、例え時間があってもやらない男性が少なくないと私は考えています。
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この根本的な問題点を放置し続けると、日本は、制度と精神の矛盾したまま多くの面で崩壊していってしまうと強く危惧しています。まず変わる、社会を変える、それは前提で、じゃあどう変わるか、どう変えていくか、一人一人が真剣に考えることが大切だと思います。
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オーストリアでは健康保険証が電子化されており、どの医者も過去の受診歴が見れるので初診でもアンケートは必要なく、医者は薬の処方を電子的に書き込むだけで紙の処方箋も必要なく、病欠の報告も電子的に行えます。大事なのは、これはこちらがスゴいのでなく、ただ日本が遅れているだけという点です。
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理科という科目がなくオカルト情報ばかりが出回っているとして、正しい知識に辿り着ける人はどれ程いるでしょうか。性教育がなされない中で偏ったポルノばかりが出回る害悪さはそういう事です。ポルノ規制に反対なら、そんなオカルト信じる人いないという最低限の性教育がなされる、話はそれからです。
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コロナの対応で政府や自民党への批判が高まっていますが、コロナ後に急に変化した訳ではなく、遥か以前からずっとこの体質であり、自分の事と捉え易い事案を前に、気づく人が増えたという事だと思います。コロナ対策がおかしいと感じた人は、それ以外も見てください。コロナ関係なくこのレベルです。
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さらにこの下駄は、男性自身を下駄の上にある小さな世界に閉じ込め、人生の視野を狭め、柔軟性を奪い、生きにくさを与える危険も多く含んでいます。どの方向から考えても日本では、この下駄からの脱却を求める声が男性からもっと強く出る事が必要だと思います。
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誰が首相でも同じ、政治家の利権に癒着なんて昔から同じ、日常は変わらない、そんなふうに政治を放っておくと、ただ際限なく政治は腐敗し、日常は後向きにどんどん変わっていきます。政治は、日常を決定的に作用する生活の土台です。自分の日常に関心があるなら、まず政治に関心を持ちましょう。
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例えば、オーストリアではバスにベビーカーを押して乗り込むのに少しでも苦労していたら必ず誰かが助けてくれました。子供と乗車時に車内が混んでいても必ず誰かが席を譲ってくれますし、子供に対する優先順位は非常に高い。その背景には、子供は未来や希望そのものという感覚があるのだと思います。
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「手抜き」という言葉が話題ですが、毎日料理をする立場から言うと、私はこの「手抜き」という言葉自体が嫌いです。そんな引き算で人を評価する視点が当り前になってるからこんな生き辛い社会になっているんだと思います。また、毎日の食事を用意、この点に引き算する余地などそもそもありえません。
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日本で女性がキャリアを築く為にはこういった数々の圧力を乗り越えなければいけないという現実に私たち男性はどれほど気づき、何をしてきているでしょうか。私は正直に、妻と暮らすまでこのような圧力を自分の中で強く問題視できていなかったですし、今でもまだ理解が足りていないと思います。
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日本で多様性の受容が進まない根本に、マジョリティとしての男性が、ホモソーシャルな価値観に縛られ多様性を軽視し続けていることがあります。そしてここが変わらない理由にロールモデルの欠如があります。そこで微力ながら宣言します。私は多様性を重視し、その結果仕事も人生もうまくいっています。
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例えば、私がアメリカにある著名な研究者の元にポスドクとして渡った時、日本では、研究に利用されると思うけどその中で学んで、などと言われ、私も構えていましたが、行ってみると、その研究者は、ただ真面目に私と研究の議論をして、研究費等含め私がいい研究を進めるサポートだけをしてくれました。
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日本が平和で安全と言う声は未だにありますが、社会的な強者弱者がある差別的な社会が平和で安全な訳はなく、差別的な社会の歪みは弱者にぶつけられます。現在のように経済が沈み歪みが強まる状態なら尚更です。頻発する強盗の件も、もうこの社会は今の形では持続できないことの表れなのかな思います。
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私なんかが知る範囲でも数え上げればきりがありません。男性だから、この下駄は、特に日本ではほぼ全ての男性が日常的に履かされていると思います。そして多くの男性がこの下駄に気づかず下駄を履く状態を当り前として過ごす事と表裏一体で、女性だから、という直接的な差別が確実に存在しています。
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現在、アメリカと日本それぞれに進む比較的大きなプロジェクトの計画に参加させて頂いていますが、その差に驚き日本の科学の未来が不安になっています。両計画共に若手中心の意欲に溢れた素晴らしい計画なのですが、その差は、シニア世代がそれを応援するか潰してしまっているかに顕著に現れています。
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WBCやW杯における自国の活躍にこれほどまでに熱狂する国民の、選挙への投票率がなぜ異常に低いのかという点はもっと議論されていいと思います。
この矛盾を言い換えると、日本という国や社会への愛着や前向きな気持ちはあるけど、その社会を自分たちで作ることには興味がない、ということでしょうか。
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昔ファンだったのは私の勝手な過去ですが、松本さんが社会感覚の欠如した発言を繰り返すのを見るのは本当に残念です。影響力のある人が、投票率が低い事が日本の政治の大問題である中、選挙に意味がないなどど言って投票しない事を公言する。日本の民主主義は末期的です。
oricon.co.jp/news/2166809/f…
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私の理解では、多様性が受容される社会とは、それぞれ違う全ての人が尊重され全ての人の人生は同等に価値があり輝いていると受容される社会です。一方、社会の中で輝いていることと輝いていないことが勝手に定義され、その輝き具合を測られるような差別的な社会は、多様性とは完全に真逆です。