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同調圧力の怖さの本質は、本来の自分を失う事にあります。社会に1人も同じ人はいません。その平均は取れても平均値ぴったりの人なんておらず、社会には多様な人が広く分布しています。だからこそ、1人ではできない事が社会全体ではできる。社会にとって大事なのは、平均値ではなく分布の広さです。↓
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ドラマで、社会に絶望して仕事を辞めようとする人に先輩が「ちゃんとしてないやつ奴の話は誰も聞かない。社会の輪の中で働いて居場所を持って堂々と声を挙げろ」と言うシーンがありました。「仕事=ちゃんとする、社会の居場所」という感覚が迷いなく描かれる社会は生き辛い社会だと改めて感じました。
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夫婦別姓も同性婚も認められず、1か月以上の男性の育児休暇取得率は1%。人権無視の待遇で働く外国人労働者を移民とすら認めず、他のアジア諸国へのヘイトは蔓延。前首相含め不正は野放しで、コロナ禍では信じがたい無策を続けた挙句に、ワクチン接種率が他の先進国より桁で低い中で五輪強行に向かう。
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「身体的な性差ではなく、“社会的な性差”が女性宇宙飛行士にとってはハンデになる」
性差別など差別は、多くの人から人権を奪うと同時に、多くの人また社会から可能性を奪ってしまいます。差別のない明るい未来に向かいたい。
@frau_tw gendai.ismedia.jp/articles/-/822… #FRaU
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出生率1.36、4年連続低下。利権に癒着ばかりで老後含め国民の不安に何も対応できない政治。労働時間含め雇用者の人生を大切にできない経営者。男性の1ヶ月以上の育休取得率1%といった信じられない差別的な状況。こんな近視眼的な自分本位の社会では当たり前の数字ですが、
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つまり、「吃音を笑いに変えようとする芸人の吃音を笑ってはいけないなら、それはその芸人の武器を奪うことでありかわいそう」という意見は、まるで吃音への差別がない別の世界にいるかのような立場の意見ということです。汚い言葉を使うなら、いつもは差別しておいてどの口がそれを言う、です。
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日本は長い間、リーダーシップの弱い中、個々が各々考えて動く、つまり最近よく見聞きする言葉では「自助」で持ちこたえてきたのだと思います。しかし、このやり方では、「維持」はできても大きな「変化」は期待できません。個だけでは全体を変える方向に動く事は難しいからです。
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現実でもネットでも感じるのが、日本の「中立」を過剰に信仰する傾向です。「中立」そのものが幻という事もありますが、この傾向は弱者の声を封じる危険があり、日本のように差別意識が強く残る社会では早急に改善すべき点だと思います。
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国と同化させ自身の存在意義を見出そうとしてるからかなとも思いますが、そこには実際に差別に苦しむ人への視野が感じられません。ある要素への差別が強い社会は、上下意識の強い社会であり、誰もが差別されうる社会です。私は日本がそんな生き辛い国であってほしくないので、シンプルに訴えています。
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似た例では、日本のトイレはきれいと言われていますが、清掃業者が頻繁には入らないトイレでは、男性側はかなり汚いです。妻から聞く限り女性側とは確実に差がある。あくまで個人の体感の話ですが、掃除などの世話をしてもらう機会が平均的に多い男性側の方が汚くなるのは辻褄は合っていると思います。
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障害を持つ人が何かを頑張って達成することを必要以上に美化する傾向をなんとかしたい。健常者は、健常者を主とする社会に健気に適応しようとする障害者の心を美しいと感じるのかもしれませんが、吃音障害を持つ私から見ると、それを美しいと感じる健常者の心は、むしろ醜い。
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この記事へのコメントに日本での人権教育不足また多様性に対する視野の狭さが集約されています。
「警戒してるだけ」「心配してるだけ」
それは差別でないとマジョリティ側から言って言葉が封じられる、それが差別の代表的な1形態です。差別を意図してなくてもです。
news.yahoo.co.jp/articles/d34fa…
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日本の誤った英語教育の結果の一例。海外で育った日本人が海外で活躍するとすぐ、言葉が話せるから、と考えてしまいます。でも実はそれは傲慢さも含む思考です。海外で成長するとは、その文化の中で考え苦しみ成長するという事であり、言葉という文化の一面からだけで理解できる問題ではありません。
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「「賃金」「労働時間」「子育て」全てが低水準」
これはそのまま日本人にとっても日本が住みにくい国になっている理由だと思います。そして、それはただ選挙に行くだけで劇的に変わりうるという事実を、日本ではもっと真剣に考えるべきです。東京では、まずは都知事選です。
gentosha.jp/article/15778/
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相手への尊重、この人としての基本がない意見を抵抗なく世界に発信する人が日本には多すぎます。あえて自分が嘲笑している事を伝える、論破などという無意味を目指すなど、それでは議論はおろか自身がより孤独になり不安は増す一方だと思います。尊重、相手だけでなく自分の為にも必要だと思います。
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また男性にも、男は仕事といった圧力があるという見方もあると思いますが、そもそもこういった男性性の問題は上記の女性性の問題と表裏一体であり、反対の事象ではありません。さらに、社会の主導権が男性にある現状において問題は平等ではありえず、男性が何もしないで解決する問題ではありえません。
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日本の学歴社会の問題。日本の高学歴者達は、学業、受験、就職、仕事、この偏ったほんの一部分があたかも人生の大部分だと教えられて育ち、結果、この一部分以外を当たり前に大事にする人に衝撃を受けたりします。問題は、この人生の多様な大部分を知らない高学歴者達が社会を動かす立場にある点です。
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その研究者自身も、ただ真面目に研究し、共同研究者とただ真面目に議論し、いい結果を出し、それを持って科研費を取り、キャリアを築いている人でした。そのシンプルさでいいんだ、そのシンプルさこそが大切なんだと感動し、そこから私自身も地に足の付いた本当のキャリアが始まったと感じています。
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分からない事があります。私は日本人ですが、海外から日本の問題点を指摘すると、日本をディスって快感を覚えていると言われる事があり戸惑います。どこに快感を覚える要素があるのでしょうか。
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誹謗中傷、この悪質さの本質は差別と直結しています。例えば、男性である私にも誹謗中傷は来ますが、女性に対してとは量も口調も明らかに違います。そして内容も、私の女性差別に関する発言に対して、つまり、結局は女性に向いている場合が多い。今の日本社会の歪みの極みのような行為だと思います。
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@casumitalia @Yama_to_Sima 例えば、サッカーのコーチが中学生くらいの男の子に、
This is a picture of my home in Brazil.
と娘が写っている自宅の写真を見せると、男の子が、
Who's this girl?
と自宅でなく女の子に対する質問をします。その後も、
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真面目に生きると損。このダサい言葉が私は嫌いです。真面目に生きる人がいるからこそ社会は成り立っており、真面目にやるなんて損と言っているふざけた人も、現実としては真面目に生きている多くの人に支えられ生きています。皆が互いを尊重して真面目に生きる社会、私はくそかっこいいと思います。
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政治家を見るときに私たちは政治家目線になる必要はありません。例えば、このように国民の為にお金を使いたい、と選挙で候補者が話した時に、財源はどうするんだ、どうやって実現するんだ、と必要以上に考えるより、私たちに何をしようとしているかという方向性をとにかく第一に見るべきです。
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冒頭で紹介した「同情するなら金をくれ」。この言葉は、私にとっては「同情するならバリアフリーにしてくれ」という意味ですが、これが「傲慢」と取られない社会を私は目指したい。私たち吃音障害者など、社会に想定されていないことで、ありのままで生きることが許されていない人は少なくありません。
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Eテレの改変で「おかあさんといっしょ」の放送時間が変わるとの事ですが、まずこのタイトルを変える事が何より先ではないかと私は思います。あまりに古い価値観に基づいたタイトルです。未来に向かう子供達に、どんな価値観を見せどんな社会を作るべきか、私たち大人は真剣に考えなければいけません。