maromiso(@maromiso1)さんの人気ツイート(いいね順)

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ニュースで新しい社会に向かう素晴らしい試みと絶賛されていた、ある会社の女性従業員を増やす対策 「かわいいユニフォームを用意」  「働く『お母さん』の為に社内に保育園」 メディアが、「女性=美しくあるべき」「女性=育児」の前提を疑わない。メディアの視野の狭さは、日本の深刻な問題です。
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アジア系へのヘイトがさらに広がっていますが、海外に生活していて悲しいのは、日本のこの事態への訴えの弱さです。弱いどころか、事態を訴える他のアジア諸国をヘイトしたり、日本の問題点を指摘する人への批判に向いたり、ちょっと日本社会は「海外」に対してこじれすぎていると危惧しています。
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また主語が大きいとの反応があると思いますが、職のある男性の皆さん、今の立場がある理由の一つに「男性だから」が少しもないと言い切れる人は非常に限られるのではないでしょうか。少なくとも私は、運が強く努力もしましたが、研究者としての今の立場には、男性、この要素が確実に働いています。
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ポテサラの件、中高年は感情の抑えが効かなくなるから特に自尊心の低い人は弱者と思う人(ポテサラの場合は若い女性)にキレやすくなるとの考察。私は、女性を低く見る性差別、また他者への尊重の欠如だけでなく自尊心も低いという人権意識の低さが何より問題だと思います。 news.yahoo.co.jp/byline/haradat…
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会社等で働く男性の中に、「うちは共働き」と言うと「自分は差別してない」と認識されると思って共働きアピールをする人がいますが、もし共働きなのに育休は妻だけとか時短は妻だけとか家事育児が妻に偏っているのなら、それこそが差別のど真ん中である可能性が高いので、考えた方がいいと思います。
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多様性の面では、例えば欧米では汚い政治や戦争など古い価値観からの大きな出来事がある反面、差別や格差をなくす新しい価値観に変わるべきとの声が劇的に高まっています。対して日本では汚い政治等は次々明るみになるのに社会の方向性を変える動きは弱く、海外との相対的な差は劇的に広がってます。
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海外で生活していると、日本の生きづらさは、「お上から与えられた範囲で自分の意見は極力抑えてお上に従い質素に生きるべき」といった民主主義が導入される以前の価値観に未だに縛られてしまっているところから来ているように感じることが多いです。
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海外で子育てをしていると話しても、日本では、文化や言語についての質問ばかりで「移民」という視点からの質問はほとんど出ません。国外で子育てをするという事は移民としての子育てです。ここへの無関心さは、日本にも現実に多くいる移民の子供またその保護者の苦労を物語っていると思います。
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人間は賢くないので、差別は簡単にはなくなりません。私も男性として女性差別の意識がまだ多く自分の中にあると日々感じます。しかしせめて個人が個人の成功や幸せを自分の中で味わえる、そんな社会にはなって欲しいしそうしたいと私は思います。それは誰もが生きやすい社会への大事な一歩なはずです。
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菅総理の「主催者じゃない」もですが、日本の決定層の責任感のなさは世界的に見て異常です。私の研究分野でも昔、ある大きな国際ミッションを提案書など含めてリードしていた教授が、ミッションが頓挫した途端に「別に俺はリーダーだった訳じゃないない」と言っていました。
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日本に性差別なんて全然ないという男性からの声をよく聞きます。でも、例えば育休を取る女性や飲み会でサラダを取り分ける女性が男性より多く、政治家や上司また結婚しても苗字を変えない男性が女性より多い。そんな日常を当り前と感じながら差別がないと思うなら、それは差別に興味がないだけです。
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私も毎日食事を作り育ててくれた母には限りない敬意と感謝を持っていますが、大事なのは、女性=家事育児の価値観がある社会となくなった社会では「お母さん食堂」の意味合いが全く違ってくるという点です。まずは「お母さん=食事作り」と連想するのが当たり前でない後者の社会を実現。そこからです。
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田嶋陽子先生の30年前の言葉「憲法に男女平等が明記されても、現在に至るまで現状がそれとは程遠かったのは、学校をはじめ社会が押しつける"女らしさ""男らしさ"の行動規範そのものに問題があったから」の現状が今なお続くのは、社会的強者である男性が問題を軽視し続ける傾向があるからだと思います。
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教えているオーストリアの院生の親は、コロナで会社が閉まっていてずっと自宅にいますが、会社も給料も国の補償で問題ないので健康管理に集中できており、学生が親を助ける為に実家に帰らなければならかった際も、事前にPCR検査を受けてから帰れています。日本にこれができない理由はないと思います。
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そして悲しいことに、こういった価値観に縛られた挙句に、社会を変えようと勇気を持って行動した人や、社会の中で苦しむ人達を、誹謗中傷などの形で決定的に傷つけることが頻発しています。日本は民主主義社会。私たちがそれを理解しなければ社会は機能せず、生きづらくなる一方だと思います。
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日本は技術大国と言いながら、あらゆる領域で未だにオンライン化も進んでおらず、感染拡大で窓口業務が制限されて様々な手続きが滞り、休校してもオンラインで対応できず、感染が怖いのに出社させる会社で溢れています。縦意識が強く時代の変化に対応できないリーダーで溢れている弊害だと思います。
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「性教育とはセックスについて学ぶだけではない。幼少期から互いを尊重する気持ちも学ぶことが、性教育なのだ。残念ながら、欧州の多くで5歳から行われているこのような性教育は、日本ではほとんど行われていない。」 本当に大切なのに日本で軽視されすぎています。 @frau_tw gendai.ismedia.jp/articles/-/738…
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男性の女性差別発言への女性の抗議に、抗議の仕方が違うと男性間で低評価を下す。全ては男性の差別発言から始まっているのに、女性は「男性の期待する完璧な形」での抗議でなければ抗議前より評価が下がり、差別発言者は男性間で守られる。ガラスの天井の典型例、差別が維持される仕組みの一つです。 twitter.com/KeisukeKamada/…
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記事を書かせて頂きました。日本は学歴社会なのに教育を軽視するという矛盾を抱えており、これが社会に大きな影を落としています。この矛盾はどこから来て、また社会にどんな弊害をもたらしているのか、多くの高学歴者を見てきた研究者という立場から考察しました。 @frau_tw gendai.ismedia.jp/articles/-/738…
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自分の周りが幸せならそれでいい、というような事を美談のように話し、同時に、差別や戦争のない世の中がいい、というような事を言う。そしてこの大いなる矛盾に気付かない。こういう人がとても多いです。
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研究に限らず、産業、エンタメ、教育、あらゆる分野で同じような状況だと思います。こんな状況を作ってきたシニア世代、またそれに従ってしまった下の世代、責任はあらゆる層にあると思いますが、変える力を現在持っている層が、危機感もなく変化を拒んでいる状況が何より問題だと私は思います。
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コロナ対応の為に改憲。こんな話が今の政治から出る事自体に強い危機を感じます。何かがうまく行かない時に枠組みを変える選択肢は必要ですが、現在の枠の中で必要な努力をせず何ができるかも分からないまま、うまく行かないのは枠の問題だと視点を逸らし、ただ一側面だけを見せて枠を変えようとする。
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この状態でどうやって平等な社会を作っていくのでしょう。高学歴な層が社会を動かす力がある学歴社会を作っておいて、その層が社会に無理解で無関心。社会作りの根本的なシステムが成立していません。そしてそんなシステムだから高学歴層の中でも人に優劣をつけて生きづらさを生み出したりしています。
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日本で感じる矛盾。日本には、食品や雑貨など素晴らしい生産者が沢山います。それにより例えば世界でもトップクラスにオシャレな文具が世界でもトップクラスに多様な選択肢から探せます。しかし、このような豊かさを生み出している生産者の地位は驚く程低く、多くの生産者が生活に苦しんでいます。
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今回の入管法も、LGBT法案も、いつまでも認めない同性婚に選択的夫婦別姓も、インボイス制度も、日本政府は、「国内の、安定した職のある、結婚しても姓を変えない、健常者の、シスジェンダーの男性」だけに主眼を置いて、それ以外を切り捨てるか使い捨てる方向性を貫いて、社会を作り続けています。