76
「集団社会である日本では皆が社会に奉仕する自分の仕事をすることで、全体がうまくいき...そこでは比較的スムーズに生活ができるが、人と違ったり...ルールやヒエラルキーに適応できない人は...すぐ孤立する。個人的な苦労や悩みを相談できる場もあまりない」
courrier.jp/news/archives/…
77
文化人類や政策を学ぶ人が身なりについて「正気度の高さ」などと表現してしまうのは確かに驚きだけれど。治安もさることながら、あの投稿で考えさせられるのは、マジョリティであることの心地よさ。それは「噛み締め」たくなるくらい大きなものだし、失ってみないと気づかないもの。その体験を経て国粋
78
この校則反対のデモが起こった時、夕方のニュースでも特集されていたのだけれど。女子高生が自分達の服装の自由と絡めて、イスラム系生徒のスカーフ着用の権利についても訴えていて(体育の時はスカーフを取るべきという議論が当時あった)、素晴らしいなぁと思った。繋がってるんだよ、人権は。
79
こういうことが今も日本で続く「ドブ板選挙」「土下座選挙」みたいなこととも繋がっているんだろうか。権力者には強い羨望が向けられると同時に自分の一部だという幻想のもとに同一視が起こる。“神”が自らに平伏し“私”の力を必要としていると感じることに恍惚とする有権者。
80
外資系高級ホテルがどんどんオープンし「和を基調とした、日本独特の内装・サービス」を謳ってるけど。それって要は日本人の利用はもう見込まれていないということ。発展途上国で高級ホテルが現地の文化を「エキゾチック」に取り入れ外国の観光客喜ばせる、あれですよ。あれが遂に日本でも起こってる。
81
そういう状況下で「露出する権利」を擁護する人たちは、日本で今、撮影会を擁護している人たちとは重ならないように思うのです。擁護しようとしているものが、正反対だから。
82
これはしかし、民主主義が絶対的に必要とする「国民による権力の監視」を非常に難しくする。うっとりしている間に、国は、民主主義は失われてしまう。
83
マクロン無視映像は在住国でも繰り返し流され話題に。権力者のいやらしさをabuseって書いてる英ニュースアカウントも↓ twitter.com/dailypolitik/s…
84
それが結構大丈夫なんですよ。在住国には混浴のサウナもあったりして、男女とも全裸で結構平気のようです。そこで気付かされるのは、「性的な視線」というのは生理的ではなく社会的に学んだものなのだということです。どういう文脈で何をどう見るかは、本来、意識的選べる動物なのですよね、私たち。 twitter.com/shige_to4/stat…
85
男性は誰もそれを差別だとは思っていなかったし、むしろ賛美だと思っていた。自分には思いもつかない侵襲性や恐怖を女性が感じていたとしたら...。そう気づき、止める選択をする男性が増えたのだろうと思います。差別と思って差別をする人はいない。それは大事な「差別の現実」なのだろうと思います。
86
欧米圏の教育を受けて感じるカルチャーショックの一つに「理解と同意は違う」ということがある。「他者に分かるように説明しろ」は強く求められるが、「他者が同意できるように」は求められない。大学の論文でも「分かるように書く」指導はされるが「指導者が同意できる必要は全くない」と明示される。
87
ここまで女性に、未成年に、敵対的な公共交通機関を持つ国って他にあるだろうか?本当に本当に悲しいし、恐ろしいし、腹立たしい。日本で女の子を育てる親御さんは一体どんな思いでこの環境を見ておられるだろう。
#一時帰国
88
密に繋がっているのでハイキングや旅行が予約無しですぐに出来る。みんな週末は原則休みだから声を掛ければ集まれる。人と繋がることが娯楽であり、それがしやすいように社会が形成されていると感じる。消費主義で育った私はまだ十分に馴染めないけれど、人間にとってこの方が良いのだろうとは感じる。
89
主義に陥る海外経験者は少なくない(日本の政治家にもこの手の国粋主義者は多い印象)。けれどそこから「日本で自分がマイノリティだったら?」と考え始める人もいる。すると気づく。日本でマイノリティであることはきっとここ(欧米在住国)でそうあることよりも数倍酷いと。
経験談の割れはきっとここ。
90
「嘘ばかりつかれることで国民が疲弊し、自分の目の前の生活だけに関心を限定し閉じこもるようになる」
ロシアが侵略戦争を起こすまでの流れがこう説明され、鳥肌がたった。今の日本やん。
Mark Cuban, Maria Ressa & Julia Ioffe Talk 2022's Insanity | The Problem... youtu.be/dt3rrpVxO40
91
番組の最後に述べられる「被害を受けた男性たちは大人になって自分の身に何が起こったのか自分たちだけで考えなくてはならない。『子どもは守られるべきである』ということが(社会の中で)訴えられることも認識されることもない。それがこの一件の最も下劣(shameful)なこと」
強く、同意する。
92
昨晩のNHK原爆関連番組で繰り返し聞こえてきた「人々の命を無残に奪った原子爆弾」という言葉。まるで天災扱い。原子爆弾は自然物ではなく、人間の行動。そこに至る人間の凶行(特に日本政府のそれ)をとことん消去するあり方を続けて77年。いつか来た道に戻ろうとする母国にこころが重い。
93
女性がどう影響を受けるかは不問に伏し、その表象を研究の都合で自由に利用して良いという議論には同意できないです。小柄で軽くて投げやすいからという理由で子どもの姿をした柔道投げ練習用ロボット(大人用)を開発したらきっと同じように炎上するのではないでしょうか。表象を使うときには、 twitter.com/demedemegyorom…
94
「学び直し」発言の何がムカつくって、産・育休で給与上昇が止まるのは個人にスキルがないからではないってところ。スキルを必要とする職業でさえ非正規雇用ばかりになって、子ども産んだら解雇され、再就職もしにくい現状。改善が必要なのは個人の学びではなく人間を使い捨てする社会の方でしょう。
95
ちなみに在住国では毎年大規模なフェミニストデモがあって、市街地は通行止め、参加する教員もあるからと学校も休校になる。親が在宅でない家庭は子どもを学校で預かってくれるけれど、授業はない。女性の主体性云々の議論は、日本でもそれくらい実現してからにしようぜ。
96
人類の責務として、人権侵害を犯さないために、受け入れるしかないから受け入れている。どうやって人権を守るのかという議論はあっても、仲良く出来るかという議論は聞いたことがない。日本が変わるには、「仲良くなくても存在していい」を国内でも進めていくことではないかと個人的には思っている。
97
今まで訪れたり住んだりしたことのある国々から受ける総合的印象は、「客」にとって居心地の良い国ほど、住むのは過酷ということ。いつでもどこでもなんでも安くて便利とはつまり、誰もが何処でも如何なる時でも安価でこき使われているということ。 twitter.com/daniel_takedaa…
98
米国(+日本)の消費主義と欧州の対比が顕著に表れるなぁと思う一つがディズニーランド。パリのディズニーランドは欧州の子どもたちの「行きたい場所」にあまり上がらないし、土産物の売上は世界のディズニーで最低水準らしい。彼らは物をあまり買わないし、喜びをお金で買うことに強く猜疑的。
99
これは心理面接においても忘れずにいたい体験となっている。生育環境、発達特性、精神疾患など、異なる文化にある相手に対し、気を利かすことよりも、私には分からないという事実を前提に、相手の声に耳を傾け、尊重し、興味を持っていたい。自分がそうしてもらったように、私もそうしていきたい。
100
フェミニストが悪口として使われるのも、欧州ではちょっと想像しにくいなぁ。在住国では年に一度、街の中心地を全面通行止めにしてフェミニストの行進がある。老若男女多くの人が参加し共に声を上げる。沿道で見ているだけで毎年感動して泣けてくる。なんで日本では叶わないのだろう。悲しい。