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いかに「ごく普通の自分」がバイヤスにまみれており、「知らない間に」あるいは「正義と信じて」人権を踏みにじる事態に陥るかという歴史を学ぶことでその問題の普遍性を考えさせるのだと思う。日本でも、本気で人権を扱うならこの「正義として起こる人権侵害」を子どもたちにinformすれば良い。
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興味深いのは、ここで男児の特徴とされる動きは、欧州では男女共に幼い子には結構見られる「押しの強さ」な気がすること。で、日本から来た子は男女共にこれによく困らされている。大人同士でも精神的に「押される」ことは多い。で、押し返す習慣が日本で女性として育つと特に身につきにくい気がする。 twitter.com/yurichanman75/…
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権力による擦り寄りはabuseなのだという認識は、日本には本当に薄いように思う。「お墨付き」は大衆に歓待され、むしろ強く求められるもの。この構造自体が民主主義にはかなり不利なのだろうなぁ。
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同僚と共有した。よくまとまっていると思う。
theconversation.com/shinzo-abe-the…
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「うちは息子が二人いるようなもの(本当の子どもは一人)」という女性の愚痴が割と一般的な日本。DVも、表面化しているのはきっと氷山の一角なのだろうと改めて思う。
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例えば地下鉄に乗ろうとすると、ホームに着くまでに頬を赤く高揚させた女子高生がお尻の見える丈のスカートを履いて上目遣いにこちらを見ているポスターを複数回見せられた後、エスカレーターに乗ると後方からのスカート下盗撮を注意喚起するパネルを見ることになる。こんな国、他にあるだろうか?
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扱いではないかということに初めて思い至り、男性がそうされた時のような怒りが湧いたのだと思う。私は変わったのだ。そしてこの感覚audacity for equalityを持って大きくなる女性たちが次の世代なのだと考えた時、鳥肌が立った。世界は確実に変わると確信する。
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この話は「一人でレストランに行けるかどうか」といった表層的な話ではなく、大多数とは異なる意見を職場や学校で表明したり、権力や序列に沿わない言動や行動をとることが日本では極端に難しく、結果、多数派こそが正しいという価値観を生み育てやすいのではという話。 twitter.com/ecog20/status/…
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西欧では以前、魅力的な女性を見かけると、見つめたり、声をかけたり、口笛を吹いたりすることが女性への賛美だと考えられていました。しかしMeTooを機に、そのような行動を取る人がぱたりといなくなりました。女性たちがそれをどう体験してきたか、その声が社会に聞き入れられたのだと理解します。 twitter.com/tako001/status…
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言語の発達が早い子どもは、周囲からも「分かっている」と見做され、大人に話しかけるように話を進められてしまいがち。情緒的な発達がそれに伴っているとは限らないため、実は「こころは全くついて行っていない」という状況が起こりやすい。言葉から受ける衝撃を調整し、内容を理解・消化するだけの
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水着撮影会の件。
赤ん坊の遺棄が報じられる度に起こる議論と重なる。話題にされるのはいつも母親(水着姿の女性)の方で、子どもの父親(写真撮りに来るおじさん)は消える。女性の主体性をここで論じること自体、女性蔑視の極みでしょう。
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年度末の欧州。もうすぐ子どもたちは2ヶ月間の夏季休暇に入る。宿題はない。学校最終週は連日、遠足やバーベキューを楽しみ、雨の日は映画鑑賞。中3や高3も同じ。
これで日本よりノーベル賞をとったり大学ランキングも高くなるなら、日本の子どもたちの苦労は一体何のためなのか。考えさせられる。
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中日ドラゴンズのケーキ、「そうだ、難民しよう」くらい衝撃的だ。
亡命や難民を「好きで選ぶ」人がいると、彼らは本気で信じているのだろうか...。二度と戻って来れないことを前提に、家財はもちろん、家族も友人も全てを捨て、言葉も分からない場所へ好きで行く人があると、本気で思うんだろうか。
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この「みんな仲良くしよう」が日本の排他性の基盤になってるんじゃないかと思う。今回の入管法でも、仲良く出来ない理由を挙げつらって拒否を正当化する議論がとても多い印象。日本よりも移民・難民の多い国にいて感じるのは、仲良く出来るかどうかは関係ないということ。人権が絶対だから受け入れる。 twitter.com/kimuneill/stat…
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どこもそうだけど特に日本は、マジョリティ特権の多い人ほど快適な環境になっている。国籍、言語、性別、年齢、障害...マジョリティにはいたれりつくせり。自分のために設計された環境は誰だって心地よい。でもそれは多様性の否認と排除の上に成り立っている。日本の快適さにはそういう怖さがある。
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お湯も出ない水道、臭う和式トイレ、暑くても寒くても空調さえ十分に使えない教室、コートも着れない通学、髪型も服装も厳しく定められ反すれば即懲罰、大人は誰もが疲れ切った表情でイライラを隠せない...そんな刑務所みたいな場所に通わないのはある意味まともな護身では? www3.nhk.or.jp/news/html/2023…
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日本のレストラン等でお一人様が多いのはむしろ、意見や考え方、生き方などにおいて「一人でいること」が許されないからこそであり、食事くらい集団(=正しさ)から離れてしたいからではないかと想像する。
異を尊重できないことは、30年以上に及ぶ日本社会の停滞の主要因の一つでもあるのように思う。
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日本を離れ個人主義の国で暮らすようになった時、最初に感じたのは孤独だった。誰も気遣ってくれないし、慮ってくれない。言わない=存在しないと扱われることに怒りを感じ、彼らのことを「無神経な人たち」と思った。「日本スゴイ」と仲間で確かめ合った。でも少しずつ発見したのは、「言えば聴いて
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「世の中をお騒がせしていること」への謝罪なんて要らない。なぜ騒がせているのかが問題のはず。わざわざ「被害を"訴えておられる方々"」とする意図は?訴えが本当でないなら謝罪は必要ないはず。であれば「被害を受けられた方々」となぜ言えないのだろう?
保身しか感じられないとんでもない動画。 twitter.com/nhk_news/statu…
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ジャニーズってJohnny'sという所有格なのだということを改めて考えさせられるBBCドキュメンタリー。彼が"所有した"若者たち。被害者の中には被害の認識がない人もあり、典型的なグルーミングと支配の体験が語られる。「ジャニース事務所(の問題)は日本そのもの」との当事者の言葉が重い。
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すでに英国放送局が取り上げていたようだ。カメラとマイクを向ける方向はやはり少女の親であり、写真を撮りに来る男性の方。日本でこれが出来ないのは、なぜ? twitter.com/svpvx0al/statu…
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どうして日本の保育園はこれほどまでに負担が大きいのだろう?在住国に来て、保育園には基本手ぶらで行き来が出来ることに当初本当に驚いた。必要なものは全て園で用意され処理される。親は通勤途中であることが想定されるのだから当然と言えば当然。なぜ日本ではその当然がこうも叶わないのだろう? twitter.com/komancomeon/st…
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「危機に陥る前」というのは住居や生活水準を落とす前ということだと説明された。落としてから上がってくるのは非常に困難だからと。車を取り上げたり、住む場所を変えさせてからでないと受給させない日本の運用のあり方は、復帰を著しく困難にしている(結果、国への負担も大きくしている)だろうか。
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日本では礼儀正しく優しい人が多いのに、電車では席を代わらなかったり街で肩が当たっても謝らない人が多いという「不思議」を日本在住の外国人から何度も聞かされました。行儀の良さやモラルが強者(ヘラルキー維持)のために利用されてきたことで、自分は決して守られてこなかったと気づいてしまった twitter.com/hoikushioto/st…
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欧州圏で考えると、市民の「安心感が壊された」という声は圧倒的に前者に集まり、改善を求める声が大きくあがると想像する。一方、権力者の殺害については歴史検証など、その政治的意味が議論されるだろう。治安や一般市民の安心感に繋げて語る人はほぼあり得ないように思う。