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どうしても塩野七生さんを参考文献にしたい人というのもいて、そのたびに「彼女が書いたことの根拠が示されておらず、一次史料の証言と一致していない、研究の成果として明らかになったことを無視している」などの理由でこの記述は疑わしい、という解説をした。アレはアレで良い経験。
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会費を長年滞納している大物研究者について、学会の理事が「彼に学会発表を頼んで、会場に来たところをつかまえ滞納会費を払ってもらう」作戦を実施し、学会発表も会費回収も大成功、という落語みたいな事例を2度ほど見たことがあります。
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学生から卒論発表会はスーツ着用かと問われ「服を着ていれば良い」と答えたのは雑だったかな、と思ったが、同僚に同じ質問をしてみたところ「服を着ていればいいんじゃないですか」とのことだったので、我々のドレスコードは服を着ていることで間違いがないはず
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その昔、ワシの給料の額を知った某ゼミ生たち、卒論の打ち上げにサイゼリヤで奢るととても申し訳なさそうに「ミラノ風ドリアに卵乗っけて良いすか」と聞いてきて涙を誘った。
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学生は教員に忖度してレポート書くくらいのこと分かれ勢が世の中にたくさんいて、まぁその気持ちもわからんではないが、学生は俺の気持ちを忖度してまずは段落の冒頭一文字は字下げするあたりから取り掛かってほしい。引用は一重鉤括弧またはブロッククォート、日本語書籍タイトルには二重の鉤括弧、
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命も健康も守りたかったし、単位とって卒業する人たちの人生プランに大学が関われる単位取得や学業を守るための完全オンラインやろ。あんなアホみたいな教員事務員学生超絶ブラック労働への切り替えをしたのは。
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大学院のときの師匠、ゼミでも学会でも見事に眠り込んでいるように見えて、最後に発言を求められると整然と論点を整理した上で鋭い質問をしたりするので院生から恐れられていたが、いっぺんだけゼミで本当に寝てて「えっ?終わったの?」と言うのでゼミ生全員でずっこけたことがあった。懐かしい。
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完全オンラインでしんどくなった学生やおそらくオンライン授業で心身の不調に陥った学生、コロナ感染の後遺症で苦しむ学生、諸々の事情で人一番感染が困る学生、毎日届く感染報告と不安なメール、現場に判断を押し付けられて悩む非常勤講師、狭間で大量の問い合わせに押しつぶされルーティーン事務員、
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アカポス目指すとき、ワシらの分野では若手研究者の一つの壁がいかに最初の教歴を得るかで、つまり大学の非常勤講師のポストを得ることにはそれなりのハードルがあることがネックになってるんだけど、それだけに政治家の方がこうして気軽に経歴詐称されてるのをみるとげんなりするなぁ。 twitter.com/Shoji_Kaoru/st…
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看護師だった母が知らぬ間に大学の准教授になっていたときもビックリしたが、先日父から聞いたところによると今は太極拳の師匠になっているらしく本当にわけがわからん。
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いまの大学のシラバスは半分以上の文章が文科省の人が読むための文章で埋められてて学生向けの部分は少ないからな。
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しれっと「2月31日までにお送りします」とメールしてくる相手、自分と同じ匂いを感じる
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多くの大学生は研究者にならずに卒論を最初で最後の「論文」にして生きていくわけだけど、自分が学んだ分野の学問的な「正しさ」や「説」がどうやって生み出されていくかを体得して出て行くことは、その後の人生の糧になると信じて今日も卒業草稿を読んでいるわけっすよ。
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未だに誰も楽をできてないということは強調しておきたいっすけどねぇ
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三田武繁「源実朝の「晩年」」『東海大学文学部紀要』第108輯、2017年
opac.time.u-tokai.ac.jp/webopac/108_p1…
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できれば自分が情報を得た経緯も記しておいてもらえると、未来の歴史屋がめっちゃ喜ぶ。
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若者が「就活と言われても、自分が何をしたいかわからない」というので「労働は全てクソだから、自分は何が嫌なのか、なんだったら我慢できるのかという方向で考えてはどうか」と個人的な見解を力を込めて伝えた。
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ワシは上京する前に「東京に来るならパソコンはレッツノートみたな頑丈なヤツが良いですよ、MacBook Airとか満員電車でへし折れますよ」と都内勢の先輩に言われて、震えながらパソコンを選んだ思い出があります。
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「うち平家なんで」という文字列を(ほほぅ…平家の落武者を名乗る家系か…?)と思っていたら2階以上が無い家の方だった。
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フランク・ザッパのこの発言エピソード、改竄バージョンなんだよね。まだ信じてる人いたんだ。数年ぶりに見たわ。 twitter.com/tabbata/status…