KAMEI Nobutaka(@jinrui_nikki)さんの人気ツイート(新しい順)

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ある身近な人(医師)の発言です。 「君の家族が聞こえないのは遺伝性?あ、そうじゃないの?親族に他に聞こえない人は?いないんだ。なら大丈夫、遺伝しないから」 と、サラッと言われたことがありまして。 完全スルーしましたが、明るい世間話風に、優生思想ってそのへんにあるんだなと実感しました
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教育って、面倒なことを敢えて自分の手でやることにより、その落差を埋める経験を通じてものを学ぶという営為なんですよ。 何でも簡単に手軽にスピーディーにこなせる方法に置き換えていたら、教育の存在意義なんてありませんて。ということを色んな場面で感じる。 無駄な手数こそ、教育の存在意義です
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「広島原爆がアフリカ・ベルギー領コンゴ産のウランで作られた」という史実は、私のアフリカ史の授業の中でも、最も学生たちが衝撃を受け、強い関心を寄せる話題のひとつです。 アフリカなんて、どうせ日本や世界に大した影響をもたらしていない、というイメージを覆す、強烈なインパクトがあるらしい twitter.com/jinrui_nikki/s…
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日本は「唯一の戦争被爆国」であると同時に、「当時の世界に複数存在していた、核兵器開発・核武装を試みた国のひとつ」でもありますから。 そういう自画像も、忘れてはいけないと私は思います。 核兵器のない世界のために。歴史を学ぼう twitter.com/jinrui_nikki/s…
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核兵器をめぐっては、日本では「被爆国」という被害側の自画像が強調されがちです。それももちろん大事です。 しかし、少し条件が異なっていたら、日本も米国同様に核武装の道を選んでいた可能性があった。そういう加害側の可能性にも、少し想像をめぐらせたいと私は思います。 核兵器のない世界を。
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ナチスドイツが支配していたチェコ産のウランを、日本に提供する計画があったと聞いたこともあります。 結局、ドイツは先に敗戦、計画は頓挫し、日本も開発に失敗して、戦争は終わります。 広島と長崎に投下された直後に、科学者が現地調査、すぐに原爆と認定するくらいの技術力はあったということです
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原爆投下を記憶に留める日に、やはり忘れるべきでないのは、かつての日本も原爆開発に着手していたという史実です。 陸軍と理研、海軍と京大が、それぞれ共同で核分裂の研究に着手していました。 結局ウランを十分に確保できず、開発は失敗。著名な物理学者らが参画していたことも、忘れてはなりません
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【毎年定期掲載】広島で炸裂した原爆は、当時ベルギー領であったアフリカ・コンゴ盆地産のウランを原料として作られました。 日本とアフリカを結ぶ、不幸な歴史のつながり。 それを結び付けたのは、植民地を実質的に支配していたベルギーの鉱山企業が、米軍との間で取り交わした、ウラン売買の密約です
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そういう時は、足で砂を蹴って立ち去る自由、つばを吐いて逃げる自由、距離を置いてしばらく会わない自由、遠くから大声で言い返す自由はあります。 「分断はよくないですからねー」などと、偽善の笑顔で丸め込まれても、気持ち悪いだけ。分断上等、好きに言い返してやれ、という場面は実際にあります
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「分断はよくない」ということば、よく、差別する側が、差別される側に対して言うことがあるんですよ。それって、単なる暴力の継続の肯定やん?などと思う。 いじめっ子が、いじめられっ子の首根っこをつかみ、吊し上げながら、「おれたち、友だちだよな??」などと恫喝しているのとほぼ同じことです
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ローザ・パークスがバスの白人専用席に座り込んだり、川崎駅で車いす使用者がバスに乗り込んだり。 いずれも切実な人権侵害だったからこそ、対立もやむなしで行動し、社会を変えたのです。 でも、そういう「ルール違反」は、最近あまり共感を得られないらしいですね。その優しさ、真面目さが息苦しい
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私も、別に分断を好んで招きたいとは思いません。みんな仲よく一緒に、で済むならそれに越したことはない。 しかし、それゆえに陰湿な抑圧が温存されるくらいなら、時には分断上等、対立もやむなしで、ピシッと文句を言うことがあってもいいと思うんです。切実な時は、そうする自由はあると思いますよ
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メディアで多用される「社会の分断が懸念されます」話法、何か気持ち悪いのですが、あの空気に通じるんですよね。 若い学生たちにしばしば見られる傾向。 ・他人を批判しない ・論争を避ける ・議論せず投票 ・干渉しないがされたくもない ・優しく控えめ ・その結果としての自由と権利の自主的返上
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それこそ、朝ドラで描かれるような、ささいな目の前の幸福追求の姿の中にも、そういう芽は見えています。 ああ、これはまたやらかすな…とか思いますね。 とんでもない悪人がやったのではない、日常を生きる凡庸な私たちがやりかねない失敗だ、という自覚は、たえずもっておいた方がよいと私は思います
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アパルトヘイトや奴隷制など、今日では「世界史上の巨悪」と見なされている所業についても。 その時代と制度の渦中にいたら、意外とその動因は、自分の周囲半径5メートルくらいの身近な幸せを求めたい、日常のささやかな保身と利益追求だったりするんですね。それらの集積が恐ろしい、ということなので
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ふと思うことがあります。 アパルトヘイトや優生政策、奴隷制に植民地支配。いずれも「世界史上の巨悪だ」と教科書で習うから、自分たちの日常の意識とは無縁だと思っている人が多いんですけど。 その時代の渦中にいた人たちと、ほぼ同じようなことを考え、発言している人は、現在も意外と多いんですよ
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よくあるんです、「抑圧する側の気持ちもちょっと分かる」みたいな共感の声。 別に好きでやっているわけじゃない、こっちはこっちで弱さもあるんだ、自分の世界を守りたいだけ、仕方ない面もある、などと。 冗談じゃありません。その被害感情ゆえにこそ、残酷な加害者、権力を振るう者になるのですから
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うわあ… ロシアでの話ですけど… 「法案は「夫婦が子を持たずに幸福を追求する」との考え方は「伝統的な家族の価値観の否定」とみなした」 「「夫婦が子を持たずに幸せに暮らす価値観」や性的少数者の意見を、公共の場やネット空間で流布した場合、罰金を科す方針」 tokyo-np.co.jp/article/192617
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草の根の「お気遣いファシズム」は、善意と真面目さに溢れているから恐ろしいのです。しかも、強権的でなく自発的。 真顔で、みんながそれこそ「ちょっとずつ」体制に合わせていく。その正しさと手軽さゆえに、逸脱に対しては、恐るべき非難と排斥が降り注ぐわけです。 あー嫌だ嫌だ。 逸脱を許そう。
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9/27、早くも気が重いですね…。 政府による強権的な服喪指示ではなく、みなさんのささやかで自発的な気遣いによって成り立つファシズムが恐ろしいのです。 その日は派手な服はやめておこう、お祭りやお祝いごと、賑やかな行事は控えよう、宴会は自粛しよう、放送は厳粛なムードで… あー嫌だ嫌だ
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政府の言う「強制する考えはない」というのは、翻訳すると「各組織で自発的に忖度し、構成員に対して強制しておいてください。政府は指示した覚えはないので、責任は取らないし、訴えられても知りません」の意味ですからね。 わざわざそんなことを言うからには、そこそこ警戒しておいた方がいいですよ
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9/27は平日、学校は休みにならないため、多くの児童生徒が通学する日。 何かを勘違いした教育委員会や学校が、全児童生徒を起立させて黙祷させるとか、そういうことをしかねないので、すでに警戒モード。 感染症対応の医療従事者のために拍手させた学校もあったし。 全体主義反対。思想・良心の自由を
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「政府は、国民に喪に服すよう強制する考えはないと説明している」 思想・良心の自由を有している主権者に対して、政府ごときが何を偉そうに、というのが第一印象。 「服喪強制」などということが、選択肢として議論されることすら、すでにおこがましさの極みというものです。 一体何様のつもりですか twitter.com/livedoornews/s…
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銃撃で倒れた政治家個人の死を悼むのと同じ程度に、 ・入管施設で見殺しにされたスリランカ出身の人 ・労災死、不審死した技能実習生 ・公文書改竄強要で死に追いやられた元財務省職員 ・虐待の結果亡くなった子ども ・いじめで死を選んだ生徒 ・過労死した企業社員 といった人たちを、私は悼みます
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元都知事のような露骨な差別主義者、NHK党党首のような明白な優生思想のもち主ではなかったとしても。 この分野について「ずいぶん冷淡な政治家」だよなあ…という印象は残しました。 障害をもつ人の人権には関心がなかったようだし、当事者と対話して立場を守ろうという姿勢はあいにく見られなかった